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お客様にとって最適な接客ってなんだろう?

この前お客様との会話の中で、

今までいろんな美容院へ行ってみたけど、なかなか定まっていなかったのよね。と教えてくれた。

美容院は緊張するし年に1回か2回切ってあとは伸びたら髪をまとめていたと。


私も元々美容院が苦手で緊張するからあまり行きたくない派でした。
良かれと思って話してくれる会話もなんて返せばいいかな?とか、鏡の前に座らせられているあの空間がそもそも緊張する。

(それが今では自分が美容師なので人生何が起きるかわかりません。笑)


そんなわけでその時、そのお客様の言わんとするところはなんとなくわかったのです。
でも何度もうちの店に足を運んでくれているお客様。

伊藤さんとは無理に会話しなきゃ!とか思わなくていいのよね。話したいときに話して、ゆっくりしたいときはそうさせてくれるから。美容院が本当に苦手で行くのが辛かった私が行けるようになったのはあなたのおかげよ。ありがとう。本当にありがとう。

とぽつりぽつりとお話ししてくださったのです。


特別そのお客様に対してだけそういった接客していたわけではないし、逆に私は自分の話をすごくするタイプの美容師ではないから、いろんな話をしてほしいお客様にとってはちょっと物足りないかもしれない。


いろんなお客様がいて、いろんな接客があるから、何が正解かはわからない。

今何を求めているかをキャッチする力が美容師だけではなく、仕事をする上で大切なんだろうな。


でも単純に、美容院へ行きやすくなったと言ってくれたお客様の言葉を聞いた時、本当に嬉しかったです。

普段担当させていただいているお客様がどう思っているかってなかなか聞くチャンスは少ないので、伝えていただけたことが嬉しくて

私の方ががお客様にありがとうです。

本当に本当にありがとうございます。

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