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べき縛りからの脱却

今日は日曜日。せっかくお休みなのにあまり体調が優れず、お家でゆっくり。体調よくても休日は家でのんびりしてるのであまり変わらない過ごし方です🤣

本日のトピックは〇〇であるべき、の「べき」について。

恐るべし、べき

無意識の中に存在する、べき。女性だから、男性だから、母親だからこうあるべき、的なアレです。
べき、はなかなかの強敵です。何かの呪縛のような気もしています。らしさを求められるのと似ていますね。

べき、はなぜ存在するのか

べき、の存在は我々の内面にあるアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)と深い関係にあり、大多数が共通して持つアンコンシャス・バイアス=べき、になっているのではとの推測です🤔人間なら誰しも持っている無意識の偏見。

男性らしさ、女性らしさとはこうあるべき
モデルさんはスラっとスリムであるべき

ジェンダーや職業に紐付くことが多そうに思います。

べきに苦しんだ時期のこと

学生時代から我が道を行くタイプだった私は、あまり周囲の目を気にすることなく生きてきました。ずっとべきとは縁遠かったのに、べきの呪縛にとらわれまくったのが妊娠・出産のとき。

私はとても仕事が好きです。過去に専業主婦を数ヶ月経験し完全な不向きを自覚していたのもあり、ギリギリまで働き、さっさと復帰したいと考えていました。子どもがいても自分の人生を生きよう!と。
ただ、周囲から

母親は子どものそばにいるべき
母親は子どもを優先すべき
母親業はこうあるべき

べきの圧がすごかったです。結局産前1ヶ月、産後5ヶ月お休みし、それ以外は子どもを産む前と変わらず、むしろ更にがっつり働いていたのですが、精神的にすごく疲れていました。ただでさえ育児と仕事で大変な中、べきべきと押し付けられるのがとにかく嫌で😭当時せめてもの救いだったのがうちの旦那さん。のんびり&テキトーなタイプで、彼の中にべきなんて一切存在しないw そこはありがたかったです。

外野はおだまりw

育休復帰後、取引先のオッサンに、母親としてどうなのかと謎に説教されたこともありました。リスペクトに値しないので呼称はあえてオッサンとしております🤣
悶々とした時期を経て、産後1年くらいのタイミングで私はべきの呪縛を脱却しました。私の人生に責任持てない外野はおだまり、とw 娘が1歳の時に、思い切って転職しそれまでのキャリアからジャンプアップしたのですが、べきを脱却したかったからこその決断でした。

自分の人生に責任持てるのは自分だけだと改めて気づき、だったら外野から聞こえてくる「べき」は完全スルー、自分が思うように生きたらいいんだわと思ったのです。

べきを脱却した今

その後、娘が3歳になる前に、私は娘と2人で誰も家族や知り合いがいない福岡へ。若い頃から目指していたホテル支配人の職にチャレンジするためでした。旦那は東京在住だったので、別居です。子どもがかわいそうとか、もはや知らんがなと思ってました🤣だって娘は毎日めっちゃ元気でしたからw それでいいんです。

子育ては超ゆるゆる、旅にもあちこち連れて行き、出産当初にもやもやしてた、あるべき母親像とは相当遠いですが、ものすごく楽しいですし、心穏やかに過ごせています。娘もあちこち転々としているからか、自由な感じに育っています🤣🙏

外野のべき、に惑わされず、自分の人生邁進!

今回のサムネは妊娠中に旅で訪れた軽井沢の某ホテル。昨年秋に娘も連れて家族でカムバックし、楽しいひとときを過ごしました☺️



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