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ドライフラワーのある暮らし。

一時期、たぶん1年くらいのあいだ、月に数回生花を買っていた。
お花屋さんで気になった色味のお花の名前を確認して、数百円で買う。そして、帰りの電車で花言葉を調べる。お家に着いたら、花瓶に飾り、写真を撮る。そして、仕入れたての知識とともに、インンスタへ投稿する。1週間もすると、色が褪せて、元気がなくなる。そうしたら、花瓶からすくい上げてしばらく干して、ドライフラワーにする。
なかにはドライフラワーに向かないお花もあるので、早々に捨てることになる。

この一連の行動が、無意味なのか、何のためなのか、あまり考えないようにして、ひとつの習慣にしようとしていた気がする。

たのしかったし、うれしかった。でも、やめてしまった。

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今度はこりずにドライフラワーに興味をもちだした。
西荻窪にあるgranflowerに先日おじゃまして、ラベンダーのドライフラワーを買った。ドライフラワーは、メンテナンスが簡単。忙しいひとやズボラー(今つくった名前:ずぼらさん)にもおすすめだし、かわいい。ほこりをかぶったときの対応だけ気になる……。

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興味をもつと、目に入ってくるものが違うのか、たまたまなのか、昨日雑貨屋さんで見つけた陶器のドライフラワー花瓶。

しっかりとした箱に包まれていて、自分のためのお買い物にしてはちょっと贅沢かなと悩む5分のあいだにも、「かわいい」「欲しい」と見る人見る人が絶賛していて、勝手に「買っちゃえ」「自分へのご褒美よ」という声援に変えて購入を決めた。

TOKINOHAという京都のお店のTUKUシリーズ。

質感の割に約75gと飾るのに重たくなく、かわいいカラー。

紫のお花が好きなので、似合うようにSORAという薄いブルーにしたけれど、KUROやKARASHIなどのカラー展開もあるそう。

壁に画鋲を刺して、引っ掛けるだけ。お水の心配もない。

同梱のドライフラワーももちろんかわいい。だけど、せっかくなので先日のラベンダーを飾ることに。

ほのかに香るラベンダーを白背景に飾ることができるってうれしいなあ。

いつまで続くかわからないドライフラワーブームのはじまり、はじまり。


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