なぜ複業するの? 会社員をしながら複業する実情とメリット&デメリット

専業禁止の会社に勤めてもうすぐ3年が経とうとしています。
新卒の時に入った大広が丸3年で、まだそれより短いんだ……と感じるほど、濃い。できることが増えて、任せてもらえる環境はときに辛いですが、嫌になることは前々職のころと比べぐんと減ったなーと思います。

最近、「複業」に関して取材を受ける機会が何度かあり、自分の中で「働くこと」について棚卸しして考えることができたので、noteにもまとめておきたいと思います。

はじめに

私は起業家ではありません。自転車に乗ると恐竜に似ている30才女性です。
「これがしたい!」ということもあまりなく、「社会貢献したい」「何かを広めたい」などいう強い意志もありません。
心の中に「こっちの方がマシ」という美学とか、ポリシーみたいなものはあるかもしれませんが、いわゆるビジョンを語れません。ロクロも回せません。
また、キャリアウーマンでもありません。ビジネスをスケールさせことにも、年収を増やすことにも正直あまり関心がありません。

すべての動機が「こんな自分でも役に立つなら、必要とされるなら、頑張ろうかな」「同じことの繰り返しは危険だ」です。
複業(副業)=起業、意識高い系と思っている方にとっては「意外と素朴」と思ってもらえるかもしれません。

何をしているか?

①BalloonECの販促以前のお仕事仲間がバルーンECを立ち上げるということで「一緒にやりたい」とはじめました。撮影のセッティング、商品テキストの作成、SEOコンテンツ、商品売れ筋の分析・レポートなどおこなっています。

②Cueの編集長
前任の方が産休に入るということで、募集しているのを知り、業務委託で採用してもらいました。Cueという女性向けのメディアの企画・運営・取材をまるりと対応させてもらっています。

③単発のリリース制作
本業で知り合った方から単発でリリース制作やWebの記事制作を請け負うことがあります。

なぜ始めたのか?

複業を始めた動機は、環境要因というのが正直なところです。
エンファクトリーで働き始めて「複業(副業)何しているの?」と、クライアントから聞かれることが多く。だんだんエンファクトリーでの仕事に慣れてきて「(クライアントが)わざわざ聞いてくれるのに話がとまってしまうのは申し訳ない」と何かしないとな……と自然と考えるようになりました。友人や以前の仕事仲間にも、「複業(副業)できるから、何かあれば是非!」とお話するようになり、複業につながりました。
「いつか自由に働いてみたい」とぼんやりとした志はあったものの、エンファクトリーにいなかったら、たぶん複業なんて考えもしなかったのではと思います。

動機は不純でも、色々考えてみると学生時代のバイトにヒントがありました。4年弱のあいだ3つのバイトを掛け持ちし続けていたのです。
①スタバ
②塾講師
③印刷会社での事務・補佐
「お金がなかったからバイトばかりしていた」なら、1つのバイトだけしていればよかったのに、それぞれを週2-4日シフトに入っていたのは、バランスがとりやすかったから。慣れたら、すごく楽しく働けたから。
1つのことに集中してしまうと、苦しくなったり、行き詰まったりしてしまうから。まっすぐな道をただ歩くよりも、くねくねと行ったりきたりよそ見しながら歩く方が性に合っていたのです。

超ばっくりとした感想ですが、スタバでの接客が、塾の指導に活きていたと思うし、事務での感覚がスタバでの業務に還元されていたと思います。

どう働いているのか?

話は戻して、今どんな風に働いているのかというと……
基本的には、本業のお仕事が最優先で、平日の9:30-21:00はだいたいエンファクトリー。
とくに直近半年は人員不足や売上伸び悩みがあり、本業はこれまで以上に頑張ってきたと思っています。(自分で言っていいか迷うけど)
リモートワークも週2まで可能ですが、基本的には出社してチームメンバーと席を並べて仕事をしています。
平日に取材がある日は中抜けさせてもらい、時間によっては時間休をもらいます。

基本的には土日のどちらかを複業に充てているのでライフステージが変わったらできなくなる、今しかできない労働ボリュームと言ってもいいかもしれません。
複業始めた時は平日の夜中に必死でやっていたのですが、常に交感神経が高ぶり、仕事が終わっても2時、3時過ぎまで眠れなくなってしまったので、平日の夜中は一時返信や急ぎの対応だけにしています。

基本的に自分でスケジュールを切れるので、無理な見積もりをしないというのも心がけていることかもしれません。

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複業してよかったこと・メリット**

会社員としてのメリットは、「会社での役割を全うしよう」と思える、みんなのためにどうしたらいいかをより考えられるようになったことです。
自分でいろいろ判断できるようになって仕事がやっと楽しく感じられるようになったのが、1年くらい前。
ちょうどそのタイミングでマネジャーになり、できることや好きなことばかりやっていられないなと感じるようになりました。でも、本当は現場で自分が好きで楽しい仕事をしたくて。

それなら、自分のできることを目一杯するのは複業にしようと、割り切ることができました。

よくT字型人材……というお話を聞くのですが、それを本業と複業で叶えていくようなイメージです。叶えられているか、まだ道半ばではありますが。


そして、複業と本業とにいろんなヒントが落ちていて結びつく。人も繋がるし、お仕事を理由に会いたい人に会いに行けるようになりました。
素敵な方に出会える、生き方に触れることができる。複業で知り合った方と一緒にお仕事ができて、輪が広がっていくのは純粋によかったなと思っています。この辺りはみなさんが感じる部分かもしれません。


あとは、自分の生き方への満足度が高くなったような気がします。
大学を卒業して、企業に入って、結婚して、子どもを産んで……。そんな風にできたらよかったんだろうなとは今も思っています。周りはどんどん結婚して、子供を産んで、変化していっているのに、と。

複業を始めるまでは、2回も転職して、このまま残念な女性としてただ老いていくだけだ……と感じていました。
でも、今は「私と同じことしている人、いないよなあ」って。良い、悪い、優れている、劣っているだなんて比べようがないと思っています。

まだまだやること、やれること、いっぱいあるなという焦りからは逃れられないですが……。
先日お借りしたこの本を読んで、自分の満足度により納得できるようになりました。


複業するデメリット

やっぱり、トラブルが起きた時に体力的にしんどいということ。
本業で何かトラブルがあったときには、夜遅くや休日にまで対応しなければいけません。本業を土日でカバーしてしまうと、本来予定していた複業ができなくて平日の夜に対応……と、スケジュールが崩れると本当に睡眠時間を削るしかなく、とにかく体力が消耗していきます。
本業を疎かにしたくない、ましてや誰かに「複業ばっかりして」と思われたり言われたりしたくない……という思いで複業をしているので、どうにか誰にも迷惑をかけないようにと身を削ります。
また、あかしゆかさんが記事化してくれているようなことは、誰にでも起こりうるリスクだと思っています。

心身が健康でないと、健全に働けないです。複数あるからこそバランスが生まれ、一方でそのバランスが崩れてしまう危険性が伴います。
そのほか、現状感じていないデメリットでいうと、もしかしたら複業のお仕事にフルコミットしたい! という欲が出てきたときに、苦しいかもなということです。
でもそうしたら、全体を考えて、自分の1番力を入れたいところに、あるいはもっとも求められているところに、アクセルを踏みたいなあと思います。時がきたときに、考えようと。

これから

今は、好きなように時間を使うことができるので、ある程度時間を度外視して本業にも複業にも力を入れることができています。
ライフステージが変わった時、きっと同じように働けないことも、今だからこそと頑張れる理由の1つだと思ってます。だから、しばらくはこの調子でやってみて、何かにぶつかったら、こだわらずに変えていこうとも思うのです。
あともう2,3個くらい「これ!」というスキルを身につけたいという思いもあり、労働集約でないものだといいなとぼんやり考えています。

そういえば、20代にたくさん仕事で悩んで泣いて、土日にフェスやライブに行って騒いで楽しんで……そういう暮らしをしていてよかったなと今は思うので、何も無駄なことはないです。



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erico matsuoka

1988年生まれ🤓もやもやしていたら31歳になりました。 広告代理店→不動産ディベロッパー→エンファクトリー→🤔高校生のころからブログ、書いてます🖊noteをもうすこしうまく使えるようになりたい……
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