57.ついに動く

彼は私の動物のような酷い姿を何度も見てきたのに、私がしたいこと、私の気持ちを聞いて理解をしてくれましたし、
私が世間知らずなところや感情が制御できないところなどはちゃんと叱ってくれました。

メンタルクリニックの先生や職場のみんな、彼のおかあさんにもたくさん助けられましたが、
一番は彼の助けがあってこその私だったと思いましは。

彼には感謝しかなかった。

私は変わりたい、そのためにはやっぱり中途半端な今の自分が心底嫌だ、
私はエホバの証人との関係を完全に断とう、と思います。

私は何か月かぶりに母に電話します。

母もあれから毎日のように私のことを考えていたようで、お互い落ち着いた状態で話せたと思います。

私は『今本当の意味でエホバの証人を辞めたいと思う。』と告げると、母は
『もうそうしないといけなんだろうね、それは今なんじゃないかと思う。』と返してきました。

母が主宰監督のT兄弟に連絡を取ってくれて、私の携帯にT兄弟から電話がかかってきました。

正規開拓者を辞めた時みたいに、またエホバの証人としての籍を抜かないでほしいと頼まれるのだけは嫌だったので、
私は既成事実である『性の不道徳』を『告白』しました。

T兄弟は私を『審理委員会』にかけると言いました。

私の体調を母から聞いていたらしく『姉妹の部屋に行きましょうか?それとも姉妹のところから近い王国会館を借りてしましょうか?』と提案されましたので、
私はそのどちらも断りK会衆の王国会館での審理委員会を希望しました。

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