7月1日のこと

仕事がとても大変で、まだ眠れずに2日の朝の4時になってしまった。

私は日記が続かないタチだけど、7月と8月は夏休みの宿題みたいに毎日日記を書こうかなと、シャンプーしながらふと思い付いた。

私は今日香りの良さを再確認している。

年に何回かあるひどく疲れた日は、私は今迄だとご飯をたくさん食べてしまうクセがあった。満たされて眠りたいのか、栄養を取れば身体が治ると思っていたのか、分からないけど、肉を沢山食べたり、煮物を沢山食べたり、ゼロカロリーのゼリーをむせながら食べたり…。

しかし、最近新しいルームスプレーとボディジェル、バームを買った。

オシャレ過ぎて倦厭していた、diptyqueのものだ。インスタでインテリアのアカウントには絶対にある。ツイッターのお洒落な人達もこぞって飾っている。そんなものが私の家に似合うものかと思っていたのだけれど、路面店に初めて行った日にあまりの良さに驚いた。

香水じゃないみたいと思った。
朝の森の匂いとか、市場の果物の匂いをそのまま液体にしたようなフレッシュさ。若しくは本を読んだ時に感じる、風景の匂い。生々しい香り。

香水は嘘の匂いだと私は今まで思っていた。
真実の匂いの香水がある事に感動して色々買ってしまった。

部屋いっぱいにその香りが満ちてくると、もう他に何も要らなくなる。眠れないけれど、生きていて良かったと思える。

そんな香りに出会えて嬉しい。

だから私はお腹いっぱい食べなくても、この疲れてヘロヘロな夜を越え、普通の朝を迎えられる。

そんな7月1日のこと。

#夏休みの日記  #宿題

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