どれだけ良い時間を過ごしたとしても、お客さまの心に残るのは去り際の印象。

最後の最後、顔が見えなくなる瞬間で、どんなアクションを取って、どんな感情をお客さまに抱かせたか。

それが次にまた指名を入れてくれるかどうかの瀬戸際になります。

早く接客を終わらせたいからと、お客さまがエレベーターに乗った瞬間そそくさと部屋に戻る子もいますが、やはりお客さまが見えなくなる最後の最後まで見送るのは最低限のマナーとして心得ておきましょう。

きちんと目を見てご挨拶。
「今日はありがとうございました。気をつけて帰ってくださいね」
優しく手を振りながら、お客さまを見送る。

このパターンの女の子がほとんどだと思いますが、これでは少し物足りません。

お客さまに『良い子だな』という印象は与えられるけど、『また会いたい』という衝動が不足しているからです。

今すぐにでも会いたい。またお店に戻って再び二人だけの世界に浸りたい….。

去り際にお客さまにそういう感情を抱かせることができるかどうか。

それが大きな鍵を握ります。

なので今、自分がどんな風にお客さまを見送っているのか振り返ってみてください。

そしてその中に、お客さまに衝動を抱かせる要素があるかどうかチェックしてみてください。

ポイントは体温を使うこと