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うっかりやってない?お客さまへの「スメハラ」

「あのお客さんの足、超臭くない?」

お客さまの臭いについて語る女の子は枚挙にいとまがありませんが、自分自身についてはどうですか?

自分の臭いを意識したことはありますか?

口臭、体臭、ワキガ臭、そしてタバコ臭。

一般的にマナーとして気をつけた方が良いと言われている臭い。

これらについては、歯を磨いたり、消臭剤をかけたりしてそれなりに対策を取ってる子も多いと思います。

しかしあなたが使っているヘアミスト、香水、ボディークリーム。

一見するといい香りをまとっているように思いますが、それらがお客さまを遠ざけている可能性はありませんか?

香害(スメルハラスメント)に注意しよう

近年、柔軟剤の香りも豊富になり、香りがしっかり服に残るようになりました。

そのため”香害”として強すぎる香りに抵抗感を覚える人も増えてきたようです。

私たちの衣装を洗う時にも柔軟剤が使われていたら、その香りもあるでしょう。

その上に、ボディークリームの香りが加わり、さらに香水やヘアミストの香りも加わっていく。

香りの強さはもちろんのこと、香りの組み合わせによっては悪臭となる場合もあります。

そこに対する気遣い、あなたはできていますか?

香りがあった方がいいからと、バシャバシャと香水をつけていませんか?

もし香りの種類がバラバラならば、同じブランドのものに統一するなどして香りの渋滞を避けるようにしましょう。

また、バニラの香りのように甘ったるい香りやウッディー系などのスパイシーな香りは好みが分かれるので注意が必要です。

このような香りは苦手な人はすごい苦手なので、香りを選ぶときは万人受けするかどうかという点にも気を配っていきましょう。

私が実践していたスメハラ対策

衣装はすべて自前で調達

お店の衣装は女の子たちの着回しだったりするので、女の子の体臭や密着したお客さまの体臭が衣装に残っていることがあります。

なので私は必ず自分が着る服は、すべて自前で用意していました。

一日に何度も洗えないので、同じデザインのものを複数購入してお店にストックしていました。

お店で衣装に指定があれば、購入先を教えてもらったり、お店から卸してもらうようお願いすると良いでしょう。

お店によっては経費として衣装代を落としてくれるところもあるので、そこはスタッフさんと相談して柔軟に対応していきましょう。

接客後は毎回ホットタオルで全身を拭く

健全店であってもお客さまと密着する機会もあれば、お別れの際にお客さまに抱きしめられることもあります。

たとえ短い時間であっても、お客さまが持ってる男性特有の香りが体に残るもの。

その香りを体に残したまま、次のお客さまに入ってしまっては、そのお客さまが可哀そうというもの。

男性の香りが残る体で接客されたら、他の男性の存在を意識させてしまうし、おじさん臭がする子だなって思われたら心外です。

なのでホットタオルで全身隅々まで拭いて、男性的な香りを自分から取り除いていきましょう。

香りはブランドのシリーズでまとめる

ハイブランドの香水などは、同じ香りでヘアミストやボディークリームなど複数の商品展開があるので、そのようなシリーズをまとめて買って香りを統一させていました。

私が使っていたのは、

・ディオールの『Miss Dior』シリーズ
・ジョーマローンの『イングリッシュペアー&フリージア』シリーズ
・ロクシタン『ローズ』シリーズ
・ロクシタン『チェリーブロッサム』シリーズ
・クロエ『オードパルファム』シリーズ

このあたりの香りです。

ジョーマローンは香りが飛びやすいので、付け直しても香りが濃くなりすぎず、割と使いやすかったように思います。

また香りもサッパリしていて嫌味がないので、お客さまから「なんの香り?」と聞かれることも多かったです。

一日に7回以上歯磨きすることも

口臭については、うがいやマウスウォッシュで済ませる子も多いですが、私は物を口にしたら必ず歯を磨くようにしていました。

食べ物の残りかすなどが口臭に繋がることもあるので、食べたらまず歯磨き。そして舌の上もきちんと磨くようにしていました。

食事の中にニンニクなど香りの強いものが含まれていたときは、ブレスケアで胃の中から香りを除去。

お客さまの顔に接近することもあるので、口臭には特に気をつけていきましょう。

口臭対策としてお店には

・歯ブラシ
・舌用歯ブラシ
・フロス
・ブレスケア
・ガム
・マウスウォッシュ

これら6つのアイテムを常備し、それぞれの場面によって活用するようにしていました。

いざ必要な時にないと困るので、このようなアイテムは常にお店に置いておくようにしましょう。

柔軟剤は海外製のは使わない

ダウニーなど海外製の柔軟剤は、香りが強すぎるのであえて使わないようにしていました。

日本製のハミング(ローズガーデン)などは、ほんのり香るので香水とのバランスも良かったです。

でもあえて柔軟剤を使う必要もなく、むしろ衣装は洗剤だけで洗ってしまってもいいと思います。

私も実際に使ってる香水と香りが喧嘩するなってときは、柔軟剤は使いませんでした。

大事なのは香りを計算すること

香りのトータルバランスを大事にしていきましょう。

女の子は身支度に色んな香りを使います。

先ほどあげた香水やボディークリームのほかにも、ヘアワックスやファンデーション、ネイルオイルなどの香りもあるでしょう。

もちろん香りを統一させるのには限界があります。

しかし香りを足したり引いたりして、その加減を調整することはできます。

なので香りのバランスを意識して、お客さまをスメハラによって遠ざけることがないよう注意していきましょう。

今日ここで紹介した香りは、楽天ROOMの『女の子の身だしなみアイテム』にまとめています↓

楽天だとお店で買うより安く買えたり、特典がついてお得だったりするので、お店に買いに行く前にチェックしておくといいでしょう。

お客さまの臭いにクレームを言いたくなったら、まずは我が身を振り返る。

自分の放っている臭いにも敏感になって、お客さまを困らせていないか確認していきましょうね。

エリカでした。







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