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中小企業主催セミナーのよくある失敗例5つ

はじめに

中小企業が主催する周知セミナーは、通常業務と比べ慣れない活動でもあり、結果が伴わないことももちろんあります。ここでは、その事例を想定して5つ書きました、思い当たることがあれば、お役にたてると幸いです。

来場が予定の半分以下

セミナーの参加者が予定の半分以下であった時。元々の想定人数が何人だったか、それに見合った会場を用意していたか、告知を十分におこなったか、セミナーの内容をしっかりと周知したか、などが理由として考えられます。結果は仕方ありませんので、次回に活かしましょう。

時間厳守されていない

開始時間が遅れる、終了時間が延びる、予定していた講演が途中で切り上げられるなど、セミナーの進行が計画通りに進んでいなかったケース。参加者の満足度も下がると思います。台本をしっかりとつくり、関係者や進行役としっかり打ち合わせをしておくこと、参加者への時間の周知も大切です。

資料が多すぎ

情報をできるだけ多く渡したい気持ちはわかりますが、講演に直接関係ないパンフや会社案内などを一緒にして、ノベルティと含めカバンに入りきらない量を渡すケース。参加者はセミナーの内容を聞きにきたのであって、展示会に資料収集にきたのではありませんので、必要な情報を効率的に伝えるため、資料は最低限にすべきです

機材の不備

音声が割れている、PowerPointが映らない、椅子が足りない、マイクが少ない、など、機材の不具合や不備がある場合、セミナーの印象がよくありません。事前の下見とリハーサルはしっかり行い、リスクを洗い出しておきましょう

リードを確保していない

受付をしていなかったり、セミナー終了後に、名刺交換やアンケート調査をしていないケース。参加者との関係を続けるためのリード(見込み客)獲得が、企業セミナーの一番大切な部分です。ここが不十分である場合、開催の目的自体が問われます。

まとめ

中小企業がセミナーを主催する際の予想される失敗点を5つ挙げました。これらの失敗は、事前の計画と準備、そして参加者への配慮が不十分であることが共通の原因として挙げられます。これらを改善することで、セミナーの目的・成功の確率を高めることが期待できます。セミナー運営をする場合の参考になれば幸いです。


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