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ネット広告は簡単にできるが、効果を出すのは簡単ではないという話

ネット広告は簡単にできます。設定も簡単で、少額から運用でき、すぐに結果が出ます。途中でやめることもできます。

しかし、ネット広告をやることと、ネット広告が効果を出すことは違います。

導入の手軽さのあまり、広告の掲載することのみが取り上げられがちです。

「まず載せてみましょう」という提案を誰もがします。しかし、広告をどう運用するのか、どうやれば効果を実感できるのか、対策を考えるのは、簡単ではありません。


ネット広告が簡単であるけれど、効果を出すのが簡単でない理由は次の通りです

  • ネット広告には設定予算があり、効果のあるなしに関わらず、予算は同じように消費される。

  • 広告の掲載設定はたくさんある。キーワード設定、画像設定、広告文章の改善、ターゲット設定など。すべてできているかどうかがわからない。

  • 広告の先のページの情報量や品質が低いと、広告の品質も落ちていく

  • 低い品質で予算消費を続けても、コンバージョン(集客)にはつながらない

  • 世の中のほとんどのネット広告は、出しているだけになっている。

  • 効果の出る広告にするには、大きな予算を費やすか、毎日広告をみて運用するか。そのどちらでもない場合。


ネット広告の提案はとても簡単です。お金をはらうとすぐにできるからです。掲載のみです。

そこに効果を出ているかどうかという部分は分かりにくく大変にあいまいです。

チラシなどは納品時に成果物をみるので、結果はともかく作ったという達成感があります。デザインへのこだわりもあるでしょう。

ネット広告の場合は、均一な広告サイズで、表示が何回、クリックが何回、という結果数値なので、そこに手応えを感じるのが難しくなります。

ネットに限らないですが、広告を出すのであれば、何の広告を出すのか、というところから考えるとよいです。

それはネットでどういう評価を得るのか、誰に見て欲しいのか、広告をみて何をしてほしいのか。

こういったことはネット広告でなくてもやるべきことです。

それがはっきりしたときに、ネット広告はチラシよりも驚くほど簡単に効果のでる可能性があります。簡単なツールは考え抜いた計画の先に本当の便利さを発揮します。


画像生成:Canva


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