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ハイブリッドセミナーとウェビナーの比較、それぞれの利点

ハイブリッドセミナーとウェビナーは、オンラインでのイベントを開催するための手段ですが、いくつかの違いと利点があります。

二つのセミナーの違い

ハイブリッドセミナーは、オンラインとオフラインの会場を同時に使用する点が特徴です。開催する会場でセミナーが開催されているとき、参加者は自宅やオフィスからリモートでセミナーに同時参加することができます。参加者は自分の都合や興味に合わせて参加手段を選ぶことができます。

ウェビナーはオンラインでのみ開催されます。ウェビナーは主催者のオフィスや専用スタジオなどから配信され、参加者は、自宅やオフィスからネット経由でセミナーに参加します。ウェビナーはリアルタイムでも録画でも行われます。参加者は講演やプレゼン資料をモニタ上で視聴し、リアルタイムの場合はチャットを通じて講師や主催者とコミュニケーションを取ることができます。

ハイブリッドセミナーとウェビナーの利点

ハイブリッドセミナーの利点は、オンラインとオフラインの両方の参加者を対象にできることです。オンラインは場所を選ばず参加できるため、より広範囲に集客ができます。

また、オフライン会場では直接講師との対話ができ、ハイブリッド型は会場同様に質問をすることが可能な方式です。会場に参加している、という感覚でセミナーを受講することが、より深い受講者の理解をうむ形式となります。

ウェビナーの利点は、柔軟なスケジュール管理の設定が可能なことです。ウェビナーはオンラインで開催されるため、場所や時間にとらわれずに開催することができます。同じ内容の講義を収録して、複数回にわたって配信するなども可能です。受講のしやすさと受講後のフォローアップがしやすいことがウェビナーの利点です。

ハイブリッドセミナーとウェビナー、どちらを選ぶべきか

ハイブリッドセミナーを多く開催することは、時間や会場手配などの制約が多く、難しいかもしれません。ウェビナーは場所を選ばずに開催することができます。

一方でウェビナーは、直接顔を合わせることの少ない分、終了後のフォローアップが極めて重要です。直接のフォローアップが得意な営業が多い場合はリアル会場でのセミナーが適しているので、ハイブリッドを次回会場集客の手段として位置づけ実施することも考えられます。

ハイブリッドセミナーとウェビナー、ふたつのセミナーの折衷案として、会場セミナーをビデオカメラで収録した上で、後日オンラインで配信する時差ハイブリッドセミナーも考えられます。これにより、参加者は自分の都合に合わせて同じセミナーを受けることができます。

まとめ

ハイブリッドセミナーでは、通常のセミナー集客にオンラインによる母数増加が見込まれ、多くの潜在顧客が参加する機会を生むことが可能です。ウェビナーは柔軟なスケジュール設定ができ、多くの開催計画をたて継続することで、新規顧客を得る機会を増やすことが可能です。両方を行いたい場合、定期的にウェビナーを開催し、大規模な講演会やイベント出展時のセミナーなどについて、ハイブリッド形式で行うことをおすすめします。

最後に、オンラインを実施する場合、企業やイベントの目的や予算、参加者の想定ニーズに応じて、ハイブリッドセミナーやウェビナーを選択することが重要です。どちらの形式を実施するにしても、セミナー後のアプローチや参加者との関係構築に力を入れることが成功の鍵となります。

画像生成:Canva


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