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BardがGeminiに。Google、ついに本気出す。

2024/02/08(米国時間)GoogleAIのBardがGeminiになる、と発表されました。

Bardのページを開くと、メッセージが出ます。

URLもbard.google.com から自動的にgemini.google.comにリダイレクトします。


こんな感じ
リリース内容

Googleのブログでも発表されています

Gemini の Pro 1.0 モデルでは、引き続き 40 以上の言語、230 以上の国と地域でお使いいただけます。そして今回、高性能な Google の AI と簡単にコラボレーションできる Gemini Advanced(英語版のみ) とモバイル アプリという 2 つの新しい体験を提供します。

https://japan.googleblog.com/2024/02/bard-gemini-ultra-10-gemini.html

これまで使っていたBardをGeminiPro1.0とし、今回新たに有料版のGemini Advancedを発表しました。Gemini Advancedは、現時点では英語版だけのようです。

Gemini Advancedは月2900円

Gemini Advancedは、Googleのストレージサービス Google One の追加機能、Google One AIプレミアムプランとして提供されます。

Google One と Gemini Advanced


Gemini Advancedは二か月無料、その後2,900円


Google One 100GBプランは月250円 年間2,500円(2024現在)つまりAIと合わせると年間なら37,300円~

GoogleアプリにもGemini搭載

Gemini アプリの登場

スマートフォンからも Gemini に簡単にアクセスしたいという要望を受け、本日より、 Android で新しい Gemini アプリ iOS の Google アプリ で、Gemini と Gemini Advanced を提供開始します(英語版のみ)。

スマートフォンで Gemini がより簡単に使えるようになることで、外出先でのテキストや画像での質問や会話などが可能になり、様々な用途で活用できます。たとえば、パンクしたタイヤを撮影して対処方法を検索したり、パーティーの招待状に使う画像を生成したり、メッセージの返答の作成をサポートしたり、と様々な場面でお使いいただけます。これは、会話型かつマルチモーダルで役に立つ AI アシスタントへの大きな一歩です。

https://japan.googleblog.com/2024/02/bard-gemini-ultra-10-gemini.html
投稿時点ではまだGoogleアプリ日本語版は実装されていません

Google CloudやGoogle WorkSpaceにもGemini実装予定

Gemini モデルは、Google Workspace や Google Cloud など、人々や企業が日々利用する製品にも導入されます。Google Workspace:すでに 100 万人以上の人々が、Duet AI を通じて生産性と創造性を高めるために Help me write などの機能を活用しています。Duet AI for Workspace は Gemini for Workspace となり、間もなく Google One AI Premium Plan に加入したユーザーも Gmail、ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Meet で Gemini をお使いいただけるようになります。
Google Cloud:今後数週間で Duet AI in Google Cloud も Gemini for Google Cloud に変わります。企業にとって、Gemini for Google Cloud は、企業の生産性の向上、デベロッパーのコード作成の高速化、組織のサイバー攻撃からの保護など、数え切れないほどのメリットをもたらします。

https://cloud.google.com/blog/ja/products/ai-machine-learning/google-gemini-update-sundar-pichai-2024

まとめ ついにGoogleが本気出してきた。

Google Oneは比較的安いストレージサービスだったので契約していたのですが、ここでGemini(Bard)との合体。しかもGoogle WorkSpaceにもGoogle Cloudにも実装されるとのこと。AIレースで出遅れた感のあったGoogleが2024年、ついに大外からまくりに来ました。

今後GoogleDriveはもちろん、Advancedプランはドキュメントやスプレッドシートにも適用されていくでしょう。ユーザはMicrosoft Copilotとどちらを選ぶのか。。。


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