見出し画像

事業・施策の周知啓発広報にハイブリッドセミナーが有効な理由

計画実施する事業や施策を広くPRしたり、住民や関係者への説明が必要な場合、広報用の動画やWEBサイト、パンフレットは用意できていても、その内容がしっかりと伝わっているかどうかは分かりません。

そんなとき、そうした広報物とともに、効果的な発信方法として考えるべきなのがハイブリッドセミナーです。これは委託事業において広く周知啓発の効果をもとめる要件に有効です。ここでは、事業の周知啓発広報としてハイブリッドセミナーの活用が効果的であることを述べていきます。

ハイブリッドセミナーとは

ハイブリッドセミナーとは、会場でのセミナーと同時に、オンライン配信でも開催されるセミナーのことです。オンラインでは、ウェブ会議システムや動画配信サービスなどを利用して、遠隔地の参加者にもセミナーの内容を伝えることができます。オフラインでは、会場に集まった参加者に対して、直接話すことや質疑応答を行うことができます。ハイブリッド型セミナーの主なメリットは以下の様なものです。

参加者の選択肢を広げることができる。

オンラインであれば、時間や場所の制約を受けずに参加することができるため、より多くの人にセミナーの内容を届けることができます。オフラインであれば、対面でのコミュニケーションや交流を通して、より深くセミナーの内容を理解することができます。

コストや効率を最適化することができる。

オンラインであれば、会場や交通費などの経費を削減することができます。また、録画やアーカイブなどの機能を利用すれば、セミナーの内容を後から見直すことや、見逃した人にも配信することができます。オフラインであれば、会場の規模や人数を調整することで、適切な環境を整えることができます。

セミナーの内容や形式を柔軟に変更することができる。

オンラインであれば、スライドや動画などのメディアを活用して、セミナーの内容を分かりやすく伝えることができます。また、アンケートやチャットなどの機能を利用すれば、参加者の反応や意見をリアルタイムに把握することができます。オフラインであれば、グループワークやワークショップなどの手法を取り入れて、参加者の参加意欲や協働力を高めることができます。

事業の周知啓発事業などにハイブリッドセミナーが有効な理由

聞く機会と選択肢を広げる

公共事業や施策・方針に関心のある人や関係者に対して、ハイブリッドセミナーでは、オンラインとオフラインの両方でセミナーを開催することで、知りたい人への聞く機会と参加者の選択肢を広げることができます。また開催時に都合の悪い方でも、録画やアーカイブなどの機能を利用すれば、セミナーの内容を後から見直すことや、見逃した人にも配信することができます。これによって施策・方針に関する正しい知識や意識を広めることができます。

周知内容の見直しができる

定期的に周知活動を行う場合、配信によってその伝わり方や理解度を分析できます。例えばアンケートやコメント、会場の様子などをクローズドにせず、主催者も共有することによって、どのような発信の仕方が有効であるかを改善できます。

繰り返しの学習機会を提供できる

オンラインでの配信は、一度のセミナーに終わらせることなく、繰り返し同じ内容を視聴することが可能です。これにより、参加者は自分の理解度に合わせて情報を繰り返し取り入れることができ、より深く理解することが可能になります。また、「忘却曲線」という、一度受講していても、情報が時間とともに忘れられてしまう現象を、アーカイブや文字起こしで補完し、効果的な理解浸透を支援します。

まとめ

ハイブリッドセミナーは事業の周知啓発広報にとても有効なツールです。聞く機会と選択肢を広げ、周知内容の見直しや改善、さらに繰り返しの学習機会を提供することが可能です。オンラインだけでなく、実際の会場でも開催することで、参加者の反応を直接確認しながら開催できます。ハイブリッドセミナーを活用することで、事業や施策の理解と浸透を促進し、また事業主催者の周知方法改善も実施でき、より大きな効果を生み出す可能性があります。

画像生成:Canva


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?