マガジンのカバー画像

「SCENE」MAGAZINE

32
フォトグラフィー×リリックで魅せるART作品集。映画のワンシーンのようにさまざまな場面にリリックが重なる。
運営しているクリエイター

記事一覧

32「 雪雲屋根 」

クールビューティー 三角屋根の雲の上 心の底まで 雪国の朝、晴れて。真夜中に降った雪は、雪雲になった。嗚呼、クールビューティー!心の底まで天上世界っ。 雪国から得た白は、どんな白よりも美しい白である。 Q. ERIKOERINさんは雪国を経験したことがありますか。 A. 生まれ育ったのは新潟県です。雪国です。冬になると雪は生活の中にいつもある眺めでした。幼少期の頃は、雪がたくさん降った時代で、家の1階が雪で埋もれる年は、2階が玄関になる年もありました。良き思い出!そ

31「 扇ぐ樹せせらぎ 」

樹木は風を扇ぎ 呼び雲に川を 空の せせらぎを創造する 風を吹かし樹木を揺らす。樹木が風を扇いで大気を動かす。雲を呼び込み、水の流れは空の青。せせらぎの音はそこから生まれる。 自然の動きを見ていたら、美しい音はどこから生まれるのかを知れちゃうNE! 日本時間で今、深夜2時25分! Q. シェフのERIKOERINさんは、日本の方ですか? A. 今、ERIKOは日本時間を生きる日本人ですYO! フォトグラフィー×リリックで魅せる【SCENE】lyricマガジン

30「 秘めフルーツ 」

つぼみはフルーツのような 甘さを秘めて 咲く旅のつばさを 重ねて用意していく 花弁を幾重にも重ねて。もう少し待っててね!と、閉じた蕾のビジュアルはわたしの脳裏に、フルーツのような甘美をイメージさせる。嗚呼、待ちわびて。 花蕾の甘美に救われて。からの!開花を思う愛しさよ。 シェフのERIKOERINです!美食なご質問にお答えします! Q. フルーツは何が好き? A. フルーツは何でも好きだけど、そうさなぁ、一番は、桃かなあ! フルーツ好きのシェフが作る【SCENE

29「 青い陽のきみ 」

絵に描いたような青い陽を 撮ってみたい いつか そんな風に話していたきみを ここに置くよ 雲を離れて青空に浮いて。ちょうどこのあたり。白線で撮ってみる。俗世から解放された青い陽の世界。ねぇ、こんな感じだろうか。空を翔けている自由な君へ。この一枚を捧ぐ。 意思を継いで、青い陽の世界を撮ってゆくよ。 シェフのERIKOERINです!美食家たちのテーブルにご挨拶! 心の琴線に触れるDEEPな美食は心の滋養。美容にもよいですYO! 今宵もご堪能いただき、ありがとうござい

28「 未来恩恵 」

白い光は やがて真っ赤に染まり 今日という陽を 感謝で埋め尽くす海になる その海に咲く花は 明日の未来音 白い光は海に眠る。白い眠りの間際に見えるのは、二度とない1日の走馬燈。感謝の色が見え始める。海はじわじわ赤く染まっていく。最後に魅せるのはラストスパートでありましょう。明日は、初めての1日になる!そういう音が聞こえはじめていた。 ラストスパートをかける!その中で得ることのできる音。 シェフのERIKOERINです! ERIKOが旅で得てきた自然の恵みたっぷりの

27「 影役者 」

晴れの陽に 出逢う よく知る存在は 足元を支えてくれる 陰の立役者 model/ERIKOERIN 影遊び。知る人の影。誰の影。嗚呼、わたしの影。この世を歩いている。その事を、陰ながら教えてくれる影の存在。お天道様は照明係だよ! 照明係あっての、影役者!晴れの日に、また会いませう。 美食を楽しむ者あっての美食会!今宵もご来店ありがとうございます。 フォトグラフィー×リリックで魅せる【SCENE】lyricマガジン連載中! 今宵、この後、さくらのすけといふ役者の

26「 きみの色 」

誰よりも早くと かけぬけるきみの色は ときに 太陽に照らされ 先へ 溶けてゆくのだろう スピード感溢れる生き様だなぁって感じる場面に出くわしたとき。その者が命を削ってでも成し遂げたい何かがあり、そこに早熟が必要だったとして。その者の気力体力を気遣いつつも、やがて、リスペクトが生まれる。それって、その者に魅了され、その者の美学を見たのだと思う。そういう感じ! 美学を見た。ならば、覚悟せよ。 今夜のSCENEはいかがだったでしょうか。 真夜中の美食会!毎晩のように来て

25「 CHEER FLOWER 」

赤いポンポンの フレーフレーが ぼくの光道に咲く ちあふらわー! それが もうひとつのきみのなまえ 自然の中に身を投じ、温かい日差しが降りてくる場所で見たもの。それが赤い花だった。赤い花のポンポンを揺らして、旅人にエールを送るチアガールのような存在。花には名前があるのだろうけれど、今目の前に咲くこの花のことを「ちあふらわー!」と呼んでいたい。 自然の日差しを浴びて、野の花は、最高のエールパフォーマンスを魅せてくれるもので。 文学でも物体でも思想でも、ART作品は感覚

24「 自然と鍵道 」

交差し合い 鍵道は自然の中に作られていく 時々の揺らめきを 眩しさに変えて 木々の枝葉が揺らめいて、迷路の中にまよい込んだみたい。天を仰ぐと、強い光が差し込んで。まるで、鍵穴から零れだす光だ。嗚呼、迷路を抜け出す鍵道を見つけたような気持ちになった。 鍵道を見つけることは、迷い込んだ心に風穴を開けて、深呼吸をしてみなよ!と声をかけるような感じ。 ERIKOさん!🌹 Q. 鍵道を見つけることは、どこかに繋がっているのですか。 A. どこかに繋がってるかわからない。けれ

23「 花シャンデリア 」

昼間のシャンデリアは 大地を飾り 空に綺麗を 届ける花色明かり カワイイ蕾が集まっていて、それがシャンデリアみたいに見えた。だから、花のシャンデリアって名付けたよ。空に向かって咲いている花を見て、天が地に光を注ぐように、花もまた、天に向かって、綺麗っていう明かりを届けているようにも見えた。そんなことを思いながら、わたしの心も、綺麗な灯りに満たされていくようで。 わたしの心にも花色明かりが灯ちゃう。 ERIKOさん! Q. 綺麗っていう明かりが灯ることについて、もっ

22「 川肌に光り 」

川肌に降り注ぐ光り スポットライトは 泳ぐ背中を照らしだす 美しいライン 喝采の水しぶき 満ち溢れる時間は 温度を増してゆく 海へと続く川をゆく魚たち。水面に陽の光が降り注いで、魚たちの背中を映し出すようで。水しぶきの音が、まるで喝采の拍手のようにも聞こえ。眩しさの中に、美しい姿を見ているような感覚になる。心が情熱を抱いていくような心地に誘われていく。 心の琴線に触れたときに鳴る音は心の感動の音である。 ERIKOさん! Q. この土手は!この川は!ERIKOさ

21「 照れ屋の花ぴんく 」

ほんのり ほんのり ちょっとぴんく 照れやの花色 心模様 誘われて 指先は花咲きにちょこんと逢いにゆく ほんのりピンクの花色をして、照れているのかな。愛らしさは、生まれついてのものか。ほほ笑ましくなっちゃうNE!指先で、ちょこん!咲く花の愛らしさに触れてみちゃったYO! 照れるしぐさを見かけたら、なんだか、ほほ笑ましくなっちゃうNE! ERIKOさん! Q. 生まれついての愛らしさって、ERIKOさんにとって、どういうものですか。もっと聞かせてください。 A.

20「 あしながガイド 」

すこし砂利道 このくらいのほうが スキップも弾む どんな道にも あしながガイドさん在り model/ERIKOERIN この道をゆけ。あしながガイドさん現る。歩くのかい。スキップするのかい。そうさなぁ、弾むようにスキップしたい。 影となって作品に参加してゆく。この感覚を大事にしている。 ERIKOさん! Q. この影はERIKOERINさんですか。 A. そうです。太陽に照らされ、足が長くなったERIKOERINです。さらに、足の長さを活かして、あしながガイド

19「 空の翼 」

風は 白いツバサで 優雅に 空描け遊ぶ鳥 風が吹く。白い雲を率いて、翼が生えた。空を翔け、飛ぶ鳥の勢いさ。空は、優雅なセカイを絵描いてゆくようだ。 風は絵筆。雲は白い絵の具のようさ。互いを混じり合わせ、空の翼を生み出した! ERIKOさん! Q. 空に絵描かれる生き物で、他にも、何か、今、披露できる生き物はいますか。 A. 今ですか?!わかりました。では!「龍」を、ご披露します! これは、SCENE lyric 作品として、今後、発表しようとしているフォトグラ