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☆しつもんカンファレンスという場所は豊かでピースフルな村みたいな空間だった☆

2019年11月9日10日に開催された
しつもんカンファレンス2019に
スタッフとして参加してきた。

場所は沖縄サミットが開かれた
ものすごく心地よい氣が流れている
万国津梁館。

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空を見上げれば11月の空とは思えないような水色が広がり、
窓の外には薄く白波立つ碧い海が見下ろせ、
白い石造りの建物の周辺には、
植物や芝生の緑、赤やピンクの花が
絵葉書のような世界をつくってる。


300名を越す参加者(60名以上の大学生含)が集い、
各界のプロフェッショナルがスピーカーとして登壇し、
質問家、スタッフ、それぞれの家族たちが
唯一無二の個性的な存在感を放ちながらも、

調和して、共鳴して、
自由にキラキラにこにこして
自分の感覚で瞬間瞬間を生きている。

芝生で風に吹かれながら瞑想している人がいれば、
自分の子じゃない子どもとボールを追いかけてる大人がいて、
セッションが終わったばかりのスピーカーの元へ駆け寄り
真剣に話を聞く学生の姿がある。


そこは、
おじいちゃんやおばあちゃんがいて、
お父さんやお母さんがいて、
お兄ちゃんやお姉ちゃんがいて、
赤ちゃんや親戚のおじちゃんおばちゃん、
ふらっと迷い込んだ旅人すらも受け入れちゃうような
大きな大きな家族みたいな場所でした。


2日間で28のテーマで行われたトークセッション。

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タイトルで気になっていたのは、
・スピリチュアルを味方にする生き方
・グローカルな時代だから地方がおもしろい
・Z世代の未来の育て方
・変態な生き方のスゝメ
・奥様は魔女


聞くことができた中で
えりこランキングをつけるとしたら…
非常に悩ましいのだけれど、

1位:Z世代の未来の育て方
2位:奥様は魔女
3位:スピリチュアルを味方にする生き方

かなぁ。


ほんとどれも最高すぎて、全部聞きたい。笑


しつもんカンファレンスを終えて、
えりこ的にいちばん刺さった
1位の『Z世代の未来の育て方』
をちょこっとシェアしてみたいと思う。


でもね、このカンファレンスは
その場に来ないと分からない空気感や周波数、エネルギーがあるから
気になった方はぜひ来年参加してみてほしいと心から願う。


1.Z(ゼット)世代って?

Z世代ってそもそも何?と思った人は
きっとわたしだけではないと思うので。

Z世代:90年代後半〜2010年くらいに生まれた世代
(現在小学校中学年〜22.23歳くらいまで)
https://tunag.jp/ja/contents/hr-column/3502/


この世代、年代の人たちのことを
Z世代と呼ぶそうです。

しつもんカンファレンスで登壇したのは、
岡谷柚奈さん(もうすぐ20歳のシンガーソングライター)
宗像蒼さん(20歳のイラストレーター)
謝逸庭さん(高校2年生)

まさにブラボーなZ世代ど真ん中の3人でした。

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2.Z世代の感性

このトークセッションは他のセッションと違い、
質問家の新しい感覚で
トークテーマだけ投げて自由に話してもらうというスタイルに。

このスタイルがまたぴったりハマってて最高によかった!

彼女たちのリアルな想いや感性
より感じることができた。


たとえば「挑戦」というテーマでいうと、

ある1人は、
「“戦” 戦いっていう言葉が入っているのがいや」
「戦いって戦(いくさ)でしょ?それはちょっと…」
と話し、

ある1人は、
「挑戦という感覚よりやりたいっていう感じ」
「もっとワクワクするような文字にしてほしかった」
と言い、

もう1人は、
「わたしは逆に“挑戦”という言葉を見るとワクワクする」
「怖さもあるけど一歩を踏み出せただけで挑戦に勝てた気がする」
と話す。


この「挑戦」に対する気持ちを聞いただけでも
自分との感性の違いに度肝を抜かれた。

あれ?挑戦ってなんだっけ?笑


3.”自分の言葉“をすでに持っている

「挑戦」のテーマに関するだけでも
これだけ違う答えが飛び出してくる。

イメージの抱き方や受け取り方、捉え方も違う。

3人それぞれが違うもあるけれど、
たとえばZ世代ではないわたしとは全く違う。


何より、前の1人が言った意見に乗っかったり、
合わせたりといったことを彼女たちが誰一人としてせずに
自分の言葉で自分の想いを語っていることに
ものすごくインパクトを受けた。

トークセッションを聞いているオーディエンスは
学生さん以外ほぼほぼ年齢はだいぶ上の大人たち。

同世代ではない人たちに囲まれた中で、
これだけ自分の言葉で話すことができる
3人がとてもかっこよく見えた。


わたしが彼女たちの年齢の頃は、
周りの目や意見が猛烈に気になった。

自分の意見を言うことよりも
周りからどう思われるかを意識して
無難な答えや周りが求める答えを
さも自分はそう思ってるという感じで
話していたような気がする。

自分の言葉を持っている。
そして、その言葉を真っ直ぐに伝えられる。

もうそれだけで、
ついていきたいと思ってしまうような
魅力に溢れていた。


ほんと年齢は関係ないね。


4.リアルな想い

彼女たちの魅力は、
いいところだけを見せようとしないところ。

“素”の自分をそのまま言葉にして伝えてくる。


たとえば「自分」というテーマでは

ある1人が
「自分のことがいちばん嫌い」
と話す一方で

残りの2人は
「自分のことが大好き」
と話す。


深く聞いていくと、
何でもかんでも「自分大好き」というのではなく、

“足りないところや成長中なところも含めて好き”
だったり、
“そういう自分が好き そういう自分が嫌いその全部を含めて自分好き”
だったりするらしい。

もっと小顔になったらいいなと思ったりするけど、
でも自分のことは好き。

夜中3時にポテチむさぼり食べちゃう自分は嫌い。
ダイエットするって言ってすぐタピっちゃう自分が嫌。


こんなエピソードを聞いたりすると
自分の20年前と同じだななんて思ったりもする。

若いときの“リアル”。


でも、彼女たちと決定的に違うのは、
わたしは外見に納得いかない自分=自分否定、
頑張れない自分=ダメなやつになってた気がする。

自分を客観してとらえることや
ダメなところもあるけど、こんなところは頑張ってるじゃない
って思えなかったところかなぁ。

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5.悟りの境地?

75分のトークセッションの中で
いったいどれだけ多くの名言格言が
生まれただろう。

大人たちがこれまでの人生で紆余曲折、
七転び八起き、挫折や苦難を乗り越えた上で
ようやくたどり着いたような世界を
すでに達観して悟りきってしまっているような
彼女たちの言葉の数々。


会場からは何度もうなるような衝撃や
もうすごすぎるというような歓声があがったのでした。

いくつかご紹介。
(えりこチョイス)


「いいことも悪いことも自分に起こったことは学び」

「ありがとうが言えるのは心の余裕があるから」

「自分に優しくして 大切にすると余裕は生まれる」

「未来を意識すると今の自分が生きられない」

「自分の小さな頭で考えられることなんてちっぽけ
それよりもっと任せちゃっていい 神さまに」


6.親御さんの教育

ここまで読んでくれた人の中には
わたしと同じく
「Z世代おそるべし」「Z世代ってすごすぎる!」
と感じた人が多いんじゃないだろうか。

でも、きっとZ世代と呼ばれる年代の子どもたちが
全員こんなではないとわたしは思う。

彼女たちが今の自分にたどり着いた背景には、
彼女たちがどんな育てられ方をしたか
すごく影響しているように感じる。

親御さんの関わり方だったり、
どんな大人たちに囲まれて(触れて)
育ったか。

この見えない部分が今の彼女たちを作る上で
すごく大きな役割をしていたはず。


トークセッションの中で「家族」というテーマも
あったのだけど、

「親2人が自分をリスペクトしてくれて
自分も親をリスペクトしてる」

「ありがとうは全て自分に返ってくるということを母の姿を見て学んだ」

と、さらっと言い切れちゃう
親に対する尊敬だったり、大好きだったり、感謝の想い。


彼女たちの親御さんがどんな教育をされたのかは
分からないけれど、
(宗像蒼さんは両親が運営する沖縄サドベリースクールを卒業)

この言葉を聞いただけでも
受けた教育がスペシャルだったことが
感じられる。


教育の話になっちゃうと
ついつい熱くなってしまうけれど、
もう今の学校システムは限界をとうに超えている。

感性や感覚がこれだけ違う子どもたちに
これまでの仕組みや構造に当てはめようとすることは、
その子の才能や可能性を殺してしまうことに
なりかねない。

ちょっと言葉が強すぎるかな?
書いてて、自分で冷やっとするけど、
心はほんとうにそれくらいの危機感を感じてる。


きれいごとを言わせてもらえるのなら、
どの子も全員、
その子の個性や才能を伸び伸び発揮できる場所を
たくさん用意してあげたい。

そんな大人にわたしはなりたい。 by えりお


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衝撃を受けたZ世代のセッションのシェアを
させてもらったけれど、
ほんとうにほんとうにどのセッションも素晴らしかった!

参加者それぞれが
今の自分と向き合い、
自分の人生に重ね合わせるように
メッセージを受け取る姿。

その想いに応えるかのように
自身の経験を通した上で語られる
スピーカーの方の魂の言葉、珠玉のメッセージ。

これらが相乗効果で高まり、
その空間自体がものすごいエネルギーに満ち溢れる


登壇されたスピーカーの方が
「来ないと絶対分からないものがある」
とお話しされていたけど、
それがまさにこの体感覚なんだと思う。


ペンのインクが何本もなくなるほどメモする
学生さんたちの真剣な目といったらもう!


トークセッションを終えたスピーカーの方に
意を決して自分から声をかけに行く学生さん。

そんな見ているこっちにも緊張感が伝わるような
初々しい学生さんたちに
嬉しくてたまらないといったような笑顔で迎え、
喜んで質問に応じるスピーカーのみなさん。

聞く方も話す方もものすごい生き生きしたオーラを放っていた。


若者に元気がないのは、大人の責任。
こんな大人になりたいと思えない世の中に
してしまったのは誰だっけ?


かっこいい大人に出会ったら、
こんな人生生きたいと思う憧れの大人を見たら、
学生(若者)はこんなにも輝くのかと
それはそれはものすごいパワーだった。


変な大学行くよりも
よっぽど1回しつもんカンファレンスに来た方が
いいんじゃないかって思う。

大学生をおもちの親御さん、
大学生のみなさん、
ぜひとも来年参加することをお勧めします。笑

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長くなったけれど、
このカンファレンスではこれまで
わたしが心の赴くままに出かけた先で出会った人たちが
たくさん集まった場所でもありました。

想いが共通していたり、
似た価値観で生きていると
巡り会う。

そんなことを感じたのも面白かったなぁ。


だってね、
『旅とクルーズは人生をどう変えるのか?』
というセッションのスピーカーの方は

東山真明さん→昨年のクルーズご招待企画で出会った方
岸本亜泉さん→わたしの書の師匠
ななこさん→地中海クルーズで出会い、佐渡リトリートを共済してる方

この3人なんだもん。笑


わたしと出会ったタイミングもバラバラで
3人はそれぞれが今回初対面。

そんな3人のトークセッションを聞くわたし。

人生って面白いね。

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Z世代のシンガーソングライター岡谷柚奈さんの動画
(youtubeで130万回再生!)
https://youtu.be/H6ymvjzRMmU


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北澤英理子(えりちゃん)LINE@
https://line.me/R/ti/p/%40ygb6314t
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