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ミヨーとブラジル

Boum mon bœuf (ブン!私の牛よ)という

とても面白いスペクタクルを観た。

娘の学校で鑑賞会の付き添いを募っていたので

参加したのだけど

本格的なショーで驚いた。

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内容は

ブラジルに行ってバレエ「屋根の上の牛」を書いた

ダリウス・ミヨーへのオマージュ。

アーティストはブラジル人とフランス人のデュオだ。

ミヨーは、ご近所である

南仏エクス・アン・プロヴァンスの出身なので

子供たちも身近に感じるのかもしれない。


さまざまな打楽器に加えて7弦ギターやマンドリン、

トロンボーン、メロディカ、

そしてフランス語のシャンソンと

ポルトガル語のサンバやボサノバが加わって

なんとも良い感じだ。

笑いどころも

しんみりするところもあり、

子供の舞台をライフワークにしたい私にも

とても勉強になった。

またフランスとブラジルというふたつの国に

若い頃、同じくらい惹かれたので

心に響くものがあった。

あの時ブラジルに行ってたら

今ここで

このショーを偶然観ることはなかったんだ。。

連弾でミヨーのスカラムーシュに

夢中になっていたこともある。

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観劇後の質問コーナーで

「ショーをしたいから話を作ったのではなく

この話をみんなにしたくてショーができたのだ」

と言うアーティストの話に

ああわかるなあ

良いこと言うなあと

唸った。

売れるものを作るのではなくて

作りたいものを売る。。


ここからビデオも見られます↓

https://www.laroda.fr/artiste/boum-mon-boeuf/

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