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思い過ごし?

あと、どのくらいで、わたしはこの世界からいなくなるのだろうと思うことがある。ただ、そう思うだけで、心配しているわけではない。

私は約5年間、フリーランスで働いている。長い間の会社勤務に疲れてしまっていたので、それでよかったと思っている。自分が上司だし、時間が自由だし、すごく贅沢だ!

った。過去形になっている。

コロナの状況が影響してきてるので、フリーランスで生活するには、経済的に厳しいと思うようになっていた。

ところが、運がいいことに、あちこちの会社にコンタクトされて、オンラインで面接をしている。でも、給与を聞くと、それでは、ちょっと少なすぎるのではないかという金額。会社のほうも、経済的に大変なのは理解できるから、あまり、こちらから要求できない。コンタクトしてくれただけでも、ありがたい。

そこで、ふと思った。

そして、自分に問い合わせた。

「ねえ、会社勤めでも、フリーランスでもいいけれど、あんたがこの世界からいなくなって、あんたから、後世の人達に何か残して上げられるものがある?それとも、何か残を残そうとしてる?」と。

それも、私は今のところ、お金持ちではないので、残すものは、物体ではないもの。何だろう?

別に、歴史上に名前を残すとか、そういう大げさなものではなくていいけれど、もし、私がいなくなったら、「はい、それでは、さようなら」だけで、終わってしまうかも。ちょっと、笑えるけど、せつないような気がする。

そりゃあ、しばらくは、友人たちや、甥っ子たちが私のことを思い出してくれるだろう。しかし、その人たちもいなくなってしまったら、私のことは忘れ去られる。

とは言っても、思い出してもらわなくてもいい。だけれど、せっかく、この世の中に生まれてきたのだから、何か、後世に残してあげることが、あるのだろうか?それも、自分の知識で、人に役に立つことがいいかもしれないと思う。

フリーランスだからといっても、自分の毎日の日々の生活に追われながら、仕事して、問題があったら、解決して、やらなければならないことを済ませて、一日が終わってしまう。それで、もし、会社勤めをするようになったら、会社のために働いて、自分の時間はすべて会社で消費して、家に帰って来て、あとは寝るだけ。

それが自分の一生なのだろうか?

何かするために、この時に生まれてきたような気がするんだけどなあ。

でも、もしかしたら、自分の思い過ごしなのかもしれない。





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