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母の予感と失敗。

予感はしていた。

先日、二女(繊細っ子)の冬用のジャージを買いに行った。
我が子の通う小学校は指定の体操服がなくて、冬はチャックのない上着を着せてくれとのこと。
「先生がトレーナーでいいって言ってたよー」なんて言うので、その言葉の通りトレーナーを買ってきた。グレーのシンプルなやつ。
そしてズボンも、可愛いものが好きな二女のために、ピンクのサイドラインがあしらわれた超あったかそうなのを買ってきた。

次の日、「これ買っておいたよ」と渡すと、みるみるうちに不機嫌に…
「こんなんいらない!絶対着ない!!」と大泣き。
その日は1時間目から体育の授業だった。体育が一番好きな二女は、学校に行きたい気持ちと体操服が嫌だという気持ち、いろんな感情が混ざってパニック状態に。そして癇癪が発動した。

こうなる予感はあったんだよ、なんとなく。

グレーのトレーナー、可愛くないもんね。ただのトレーナーだもん。
でも学校用だし、シンプルなのがいいと思ったんだよ。
一緒に買いに行くと、「私の好きなやつがない!」って何店舗も巡ることになるから、独断で買ってきたんだよ。

見事私の考えは全部裏目に出て、それはそれは大変な騒動になってしまった。
結局ネットで本人が気に入ったジャージを見つけて、問題は解決したのだけど。

最初からこうしとけばよかった。
今まで同じようなことが何度もあったのに、全然学んでないじゃないか、私。
今回も結果的に、お金と時間と気力の無駄遣いになってしまった。
時間がかかるし面倒だけど、本人に聞くのがなんだかんだ地雷のない近道だったりする。

繊細っ子はむずかしい。
でも地雷の場所はなんとなくわかってきた。
母の失敗、もう繰り返さないぞ。


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