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調査とは

2024年4月13日14:15頃

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上記事の件に関して、
小金井警察署から電話が来た。

報告に関して調査をしたところ
「外国人だから」という理由で
声をかけたのではない。という返答。
「どのように調査なさってそのような
結論が出たのですか?」と聞いたところ
「本人に聞いて確認したところ
外国人だから声をかけたわけではない、
と言っていた」との事。

つまり、調査は
「本人に聞いてみて終わり」という事。

口で「外国人だからではない。
これは人種差別ではない。」
と言ってみたところで、
それが本当に差別に基づいたものではないかどうか
どうやって分かるのだろう?というのが私の疑問。

「真面目に生きてて急に職務質問されるのは
気持ちのいいものではないので、
今後どのようにしたら、
このような事が起こらないか
お教えいただけますか?」
と聞いたところ
「素直に身分証明書、在留カードを
提示して頂ければすぐに終わります」
と言われた。
(ちなみに、主人は在留カードではなく
免許証を最初に提示したそうだが
それは却下された)

素直に提示すれば、というのは間違いではない。

でもそれでは人種差別的な職務質問の問題が
なくならない。

ちなみに、電話をかけてきたのは
当該警察官の上司。
最初に職質をした警察官自身の名前を聞くと
上司である自分の名前は〇〇であるが、
部下の名前は出せない。との事。

正直今回、報告はしてみたものの、
どういった結果を望んでいたか
私自身もよく分かっていない。

調査をしてもらいたかったから
というのは事実ではあるが
調査というのが「本人に聞いてみた」では
不充分な気もする。

「日本人でも外国人でも悪い人はいるので、
声をかけてみないと分からない」
と言われてしまえば、それはそうである。

しかし、全国的に見て、
有色人種の男性やヒジャブを着けた女性が
職務質問を受ける回数が
異常に多いという問題もまた、実在する。

今回は暴言や暴力には至らなかったが、
そのような被害を被る外国人もたくさんいる。

日本の警察官のほとんどは
非常に丁寧で礼儀正しく、
今回報告を作成された警察官の皆様
電話をくださった上司の方も非常に低姿勢で、
状況をdeescalate(緊張の緩和)する技術が高かった。
個人個人で見ても、
悪い方々ではないというのは分かる。
また、
暴力を介さずに状況を鎮静化させる事ができる
という点において、非常に優秀である
という印象もある。

しかしそれとは全く別次元の問題として、
「組織として」今後どうなっていくのか
どうしていくのか、非常に気になる。
私もこの件に関して、
何ができるのだろうか?

私は、文章を書く時、だいたい自分の経験から書きます。したがって、いただいたサポートは、今後も様々な経験をしにいくことに使わせていただきます。