こんにちは、こんばんは。
久々の投稿です。

まだまだ旅行記書き終えてないけど。
直近で旅行に行ったのでその記録を。

4月生まれなので、去年は双子の姉と石川に行きました。
その時の宿もめちゃくちゃ良かったので
また追々残したい。

今年は近場でひたすらのんびり旅をすることに。

兵庫県、赤穂へ

赤穂といえば牡蠣。

貝類が苦手かつ食わず嫌いも多い私は
もちろん赤穂のことを知ってはいたけど、
選択肢にはいつもなかった(笑)。

だけど今回はのんびりがテーマ。
ふと昔からずっと気になっていた宿のことを思い出した。

当時はそこに泊まるのは良くても
牡蠣が食べれないし、観光地もないし
どうしたものかと結局スルーしていた。が。

今回は宿がメインなのでありかもと思い
メールで問い合わせたところ、
行きたいタイミングがちょうど1室空いていたので旅先は早々に赤穂で決定した。

「なんもしない」が今回のテーマ

今回決めたお宿は今井荘。
今井荘に1番惹かれた理由は、窓から見えるこの景色。

外観は一見古びた民宿のように見えるが、
中はリノベーションされていておしゃれな宿。
だだっ広い窓いっぱいに見える海が素敵すぎる。

客室はたった2部屋で、
1部屋あたりの広さはなんと75㎡。

近辺には10分ほど海沿いを歩けば
ちょっとした観光地があるものの、
コンビニすらない場所。

チェックインは15時からだけど、
追加料金で13時から入れるそうなので
アーリーチェックインにし、夕朝の食事も加え
とことん「なんもしない」準備を整えた。

今井荘までのアクセス

姉と大阪駅で合流し、まずは姫路へ。
ちなみに今井荘までは大阪から2時間半ほど。

車があった方が良い(というのは後々痛感する)が
10年以上ペーパードライバーなので
公共交通機関で向かいます。

まずは新快速で姫路へ行き、姫路から播州赤穂駅へ。
距離はあるものの、電車の乗り継ぎ自体は比較的わかりやすく楽だった。

播州赤穂駅からは、途中まで乗って25分徒歩の行き方しかタイミングが合わず、
ひとまずバスの時間まで腹ごしらえ。
そう、田舎あるあるで本数が少ない(笑)。

駅近くでまずは赤穂ラーメンでお腹を満たす。

ささっと完食して、播州赤穂駅からさつき町まで
亀の井ホテル赤穂行きのバスに乗車して向かう。
乗車時間は約10分程。

さつき町で飲み物やらおつまみを購入し、
そこから25分ほど、ひたすら歩く。

結構な距離だけど、
ひろーい田舎の港町を歩くのは悪くない。
ちょうど桜が満開でお花見もできたし
ちょっぴり得した気分。

想像以上の絶景宿

少し遅くなり、13時半に到着。

アーリーチェックインのサービスで
ウェルカムドリンクとお菓子をいただきました。

お部屋は想像以上に広々としていて、太陽の光がダイレクトに差し込み、
冷房がいるほどあたたかい。

めちゃくちゃテンション上がって
ウェルカムドリンクを飲む前に写真祭り(笑)

一通り気が済むまで写真を撮ったら
あとはドリンクを飲みながらぼーっと海を眺め、また写真を撮り、あっとゆうまに夕方に近づいていった。

夕飯は18時半からだったので、その前に少し周辺を散歩することに。

赤穂御崎海岸遊歩道へ

今井荘を出て、右に行くと御崎の名所である
「きらきら坂」があり、
左へ行くと赤穂御崎海岸遊歩道を散策できる。

きらきら坂は翌日行こうと決めていたので
遊歩道を歩くことに。

ただひたすら海を眺めながら、のんびり歩く贅沢な時間。
近くに滞在してる人たちか、このあたりは多くの人がその景色を楽しんでいた。

遊歩道を歩いたあとは、ご飯までのんびりタイム。

せっかくなのでバスタブにお湯を溜めて
海を眺めながらお風呂を楽しんだり、
本を読んだり、ぼーっと景色を眺めたり。
各々の時間をたのしんだ。

心もからだも満たされる夕ご飯

今回楽しみにしていたのは、宿だけでなく
ここで食べられるお食事。
旬のものや赤穂の食材でボリュームたっぷりのご飯を用意してくれる。

この日私たち以外にもう1組宿泊していたが、
おそらく宿泊のみなのか、私たちだけで貸切状態だった。

事前にアレルギーや苦手なものを伝えていたので
何が出てくるのか楽しみにして夜ご飯。
手書きのお品書きにテンションが上がる。

せっかくなので互いにワインを頼み、いただきます。

どれもめっちゃくちゃ身体に優しい味付けで
美味しく、食べ応え抜群。

食べきれなかった炊き込みご飯は、お夜食用にと
おにぎりにしてくださった。

どの時間帯も楽しめる今井荘

食事後に宿のオーナーさんが話しかけてくれ、
この周辺の夜空は星がたくさん見えて綺麗ですよと教えてくれた。

夜は部屋でまったりと思っていたので、
まだ楽しめる景色があると思うと嬉しい。

夕食後、ホテルは宿泊客以外無人になり、オーナー夫婦はとなりのご自宅に戻られるそう。

部屋に戻りシャワーを浴びた後、
少しお酒を飲みながらまったり。

部屋からだと星空が見えなかったので、
21時ごろに外へ出ると、大阪では見られない星の数が見えた。

私たち姉妹は年々仲が良く、
会うとずーっと喋るほど。
考え方や繊細な性格が似ていて共感しあえるからこそ、
目の前のしんどいことや、
不安なことをついつい吐き出してしまいがち。
今回も最初はそうだった。

だけど、素敵な宿と美味しいご飯、綺麗な景色を堪能して少しずつ心が癒されていたのか、
気がつけば「こんなことできたらいいな」と
星空を見ながら前向きな話をしていた。

めっちゃくちゃ良い時間だったなぁ。

だんだんと肌寒さを感じ、しばらくして部屋に戻って
のんびりしたあとはおやすみなさい。

朝焼けの今井荘

もう一つ、楽しみにしてたのは朝焼けの時間。
宿のオーナーさんに写真を見せてもらって
絶対みたい！と思っていたのだ。

朝の5時半頃に日が登るそうで
アラームで5時に起床。
特等席で朝焼けを堪能。

この景色、贅沢すぎる。
ころころと変わる空の表情に
夢中になって眺めていた。

普段こんな早く起きれないので、この後2時間くらい寝ました(笑)。

海を眺めながら朝食を

朝ご飯は7時、7時半、8時で希望の時間を聞かれ、
朝が弱いので8時にお願いしました。

モーニングも私たちだけのようで、
席を自由に選ばせてもらい、
せっかくなので外のテラス席でいただくことに。
朝だけど、すでにあたたかく気持ちよく過ごせた。

モーニングもとても豪華で、
フルーツ、スムージー、フレンチトースト、ローストした野菜たち、そして食後のコーヒー。

実はあまりフレンチトーストを
わざわざ食べないんだけど、
これがめちゃくちゃおいしかった。

苦手なフルーツも酸味が強すぎず、
これなら食べられる！
そして何より、野菜のローストが野菜そのものの
旨みが凝縮されて味が濃厚！

朝からフルーツや野菜をしっかり食べれて
身体が、細胞が喜んでる(気がした)。

チェックアウト

10時のチェックアウトに合わせて、部屋を出る。
部屋からフロントは階段を降りるだけなので、
ギリギリまで名残惜しくて部屋から出れなかった。

お支払いは当日、現金でもクレカでも可能とのこと。チェックアウト時に精算。

結局あっという間に過ぎ去った1日。
もう1泊あればかなりのんびりできただろう。
これはまたお世話になりたい。

最高のお宿でした。
ありがとう、今井荘。