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【2】怒り、伝える、理解する(まとめの感想戦)

このマガジンでは、せらせらとオルくんが交互に1つのテーマについてエッセイを書いていきます。
今月のテーマは「怒り」。まずはこちらを読んでみてください。

3週目の今週は、それぞれのエッセイを読んで振り返り、研究・検討をしてみます。

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難しいテーマだった

オル:今回はどうだった?

せらせら:かなり苦戦しました!

オル:同じく(笑)苦戦したのはなんでだろ?あんま怒らないからかな。

せらせら:「怒るのも怒られるのも苦手だ」って書き出しだけは決まっていて、そこから書いたんだけど、どうにもまとまらなくて!イライラはよくしてるけど、その内容を書いても仕方ないし、どうせなら怒りを前にして発見したことを書きたかったんだよね。

オル:書き出せばいけるっていうのもあるけど、書き出しだせたけど進まないっていうのはあるよね〜。お互い似た感じの内容になったかな。

せらせら:うんうん、そうだね!怒られるのが好きな人もいるけど、あんまりいないよねってのも似てた(笑)書くのに行き詰まってたときにちょうど怒られて、今回に関してはラッキー!と思ったよ。

オル:怒られたことがネタになったわけだよね。こっちは、本当はほかに怒りについて気になってることがあって、それについて書きたかったんだけど、うまくいかなくて苦戦した。

せらせら:それはどんなことだったの?差し支えなければ聞きたい!

オル:う〜んとね。他者の怒りに引っ張られることについて。その引っ張られ方には、大きく2つの種類があるなって思ってて。ひとつは、他者の怒りに共感する。同じ怒りが増幅していくケース。もうひとつは、他者の怒りに怒りを感じるケース。怒りで怒りを封じ込めようとするケース。

で、後者をメインに書きたかったのね。なぜ封じ込めようとしてしまうんだろうか。それは怒りに恐怖してるからだろうか。僕たちは怒りを忌避しすぎてないか?もっと怒るとか怒りを受け止める仕方を知らないといけない気がする。っていう感じのこと。

せらせら:最初のは、よくあるね!職場で起こりやすい気がする。後者は、たしかに難しいな(笑)

オル:そう、難しくてすぐには書けないやって断念した。

せらせら:いつか書いたら、発表してください!

オル:書いたらね(笑)

イライラと怒りの関係性

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オル:せらせらさんのは、イライラと怒りを分けようとしてるのは面白かったな。

せらせら:実は最初に書き進めてたのは、そっちだったんだよね。「日常生活で、ほとんど怒ることがない。イライラは、よくする」っていう書き出し。私の中で、イライラは自分の中で熟成されるもので、それが表面に出てくると怒りなんじゃないか?ってイメージがあって。

オル:最初はそうだったよね。途中のを読んだときに、それは面白いなって思った。イライラゲージがマックスになると、外に出てきて怒りに変わるみたいな?

せらせら:本来イライラは内側でのみ有効なものなのに、それを外に出すのはずるいでしょみたいに思うところがあって。まぁ、イライラも怒りの一部だよなと思って少しずつ修正をしたのだけど。

オル:ずるいか〜

せらせら:あとは意図的に他人にイライラをぶつけようとしたときとかは、嫌だなと思う。

オル:あー八つ当たりとかね。理不尽な怒りとか怒るための怒りは避けたいよねぇ。

せらせら:イライラしてるときって、何かが不満なわけで、それを外に出すときには本来ちゃんと要望として出すべきなんじゃないか?と思う。怒りとして表現しても伝わらないよーって。

前の会社に、めちゃくちゃ怒る上司がいてさ。私に対してじゃないんだけど、見ていてすごく不快だった。たしかに怒られている人はよくミスをしちゃう人だったけど、ただ怒るだけじゃ意味がないだろうなと思った。

オル:そこが僕とせらせらさんでは若干違うのかもなぁ。怒りとして表現しても伝わらないというのは頷ける一方で、怒りとして表現されていいんじゃないかとも思ったりする。ただ、発散したいみたいなやつは嫌ね。ミスを怒っているというより、怒ってスッキリしたいのかな。

せらせら:ミスをなくすために今後どうしようかって、一緒に考える愛がなかったな。

表現方法としての「怒り」

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せらせら:怒りとして表現したほうがいいのって、どんな場面かな?

オル:う〜ん、難しいな。ただ、そういう怒りの爆発力によってしか変えられないこともあるんじゃないかなぁとは思ったりする。

せらせら:あぁ、でもそういうこともあるかもしれないね。表現として怒りはあってもいいかもしれないし、大事なのはその後かもね。

オル:うん。怒りを変換して別の仕方で伝えると、かえって切迫感が伝わらなかったりということもあるかなって。だからバランスが難しいのかも。

せらせら:バランスか、そうだね。伝える、理解するって難しいね。過去に伝えるのを諦めてしまったこともあるな…。

ということで、次回は「諦め」です!(無理やり?)

オル:綺麗に繋げたね(笑)

せらせら:次回も、難しいテーマですが頑張りましょう!

オル:諦めずに書き切ろう(笑)

せらせら:お、うまいね!

おわり

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