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苦言と期待と、現実と、独り言。

先週末のレース、Gent。レース前のオフィシャルプログラムを見て、U23のネイションズカップも同じ場所スタートなのかー(ゴールは少し場所が違ったけど)、日本のナショナルチームも来てるんじゃないかなぁと思っていました。
だから、スタート前にU23の選手の子達に会えるんじゃないかなぁ、レース観れるんじゃないかなぁ、走れるかなぁ、とか、頭の片隅にありつつ(自分のレースの心配しろよ🤦🏻‍♀️って感じですけど👻) Gent入りしてました。
結局、レース前も後も会えなかったんですが(プレゼンテーションでスタッフの橋川さんには、挨拶してもらいました👌🏻) レース後、みんなどうだったんだろう?と気になって、結果を見たら、スタート30分で集団が割れて、そのまま戻ることなく、足切り。。。(JCFさんのレポートより)

あらら。。。。🤦🏻‍♀️というのが、最初の感想でした。
レースコースは、私たち女子エリートよりも少し長いものの、最初の平坦部分が長い感じで、中盤から終盤の有名な上りや未舗装路の部分は、全く同じ。ゴールの街とアプローチが少し違うだけでした。

私も今年初めて出るレースだったので、2日前の金曜に、しっかり試走して臨みました。当たり前ですけど、ナショナルチームの子達も、しっかり試走して臨んだみたいです。
でも、普通に試走しただけだとコースマップ、コースプロフィールからは、最初の40km(U23だと最初の80km) は何も起こらないようにみえるんですよね。このレース。序盤は、平坦だし、道もまあまあ要所の上りに比べて、広いし。まあ何か起こったとしても、逃げを容認するだけで、まあ大きい集団で序盤は進むだろうなって、思うんですよね。私は、今年初めて出るので、そう思ってました🙈

エリート女子はこれ👇🏻

U23男子はこんな感じ👇🏻

私個人のチームのロールとしては、逃げやアタックのフォローを序盤はしないでいいから、最後のセレクション(例年、最後のKemmelbergで2、30人の絞られるらしい)にまずは残ってくれ。というものだったので、序盤は脚を溜めて、のらりくらり安全な場所にいて、中盤の上りまでにポジションを上げればいいか、とスタートしました。で、ニュートラルが終わる頃にもそう思ってました。いつもレース序盤は、後ろの方が好きなんです🙊

で、実際は、というと。
まず、ニュートラルからのオフィシャルスタート直後500mくらいで線路をまたぐところで(線路がプロトンの進行方向に対して、かなり鋭角だったんです🛤)、大落車があって(私たちはチームのエースが巻き込まれて、結構どこのチームも大パニックでした)、コミッセールの判断で、一旦レースストップ😅 からの再スタートでした。この大パニックの間に、中盤あたりにいた私もいきなり出てきた道の真ん中の縁石に気づくのが遅れて避けきれず、ジャンプして乗りあげた瞬間に、フロントホイールをヒットさせちゃいました。そこで、あ、今日はヤバい日(レースもそうですが、自分の集中力とかも)だと、嫌な予感がしたので、すぐさまプロトンの一番前に位置どりしました。

そして、2回目のオフィシャルスタート。
はい。旗が振られた瞬間に、超高速でビックチームがレースをコントロールし始め、後ろはチキチキ状態(前にいたので知らないけど🙈)、もちろん前は前で、位置どりに一瞬も気が抜けない状態でした。瞬く間に、プロトンは伸びに伸びて、ウィンドダイレクションに合わせて、グルグル、グルグル。もちろん罵声は飛び交うし、パワーの出し入れと、微妙なバイクコントロールと、ポジションのキープと、落車と。いつ集団が割れてもおかしくない状態、というより集団を割りたいチームいくつかが前でバチバチ、ハイペースを維持してるんです。私は、それを見える範囲の位置で、ポジションをあげたり下げたりしながら、そのまさに洗濯機の中にいるような位置で生き残るのが、この日はベストチョイスだと判断して(いつもは、レース序盤は後ろの方で、様子見してるんですけどね🙊)、脚を使ってでも、そこの位置をキープしました。
それはなぜかというと、前がハイスピードでかかっているのと、風向きがコーナーのたびに変わるのと、レース序盤とはいえ、ここで落車が起きたら集団が割れる可能性がかなり高いのと、みんな落車してほしいとまでは思ってないにしても、集団を早いうちに小さくしたいという意志がかなり強かったので。また、落車がいつどこで起きても不思議じゃないくらいの風とハイペースさとプロトンの密集度、だったので、ここは躊躇なく脚を使って、落車が起きない場所と前の動きが見える場所をキープしました。
もちろん、後半に向けて脚を貯めないといけないですし、ここで脚を使って最後のポイントでちぎれたら、お話にならないんですけど、レース序盤でちぎれたらもっとお話にならないので、そこは自己判断で躊躇なく脚を使います。私の場合、こういう平坦、横風レースで割れた時に、自分でジャンプする脚はないので、それだったらナーバスなプロトンの中で脚を使っといた方が、ベターです。

女子は、幸いにも、この最初の40kmで、プロトンの前から中盤では落車が起きなかったので、集団は割れることはありませんでした。
ただ、序盤はアタックが起こらない(できない)くらいずーっとハイペースで中盤のアップダウンに突入しました。
まあその後も、ずーっとナーバスな位置どりが延々続いたレースでしたけど。。。ほとんど前にいたので、自分が足止めされた落車以外、一回も落車は見てないけど、後ろではいっぱいあったみたいだし、いっぱい罵声は飛び交ってたし、私も罵声を飛ばされたし、ペダルが横の選手とぶつかったこともあったし(普段はそこまでアグレッシブな位置どりは、お互いに危ないので、よっぽどじゃない限り起きない。。。)、かなりストレスフルなレースでした。まあこれが、ベルギー特にフランドル地方のクラシックの日常なんですけどね。

で、女子は最後の大事な上り2つで、30人くらいの小集団に割れたんですけど(もちろんここに入るのが私のチームロールだったので、入りました。ちぎれかけたけど👻)、例年はここでそのまま後ろは戻れず、前で行っちゃう展開だったそうです。

でも、今年は結局後ろが追いついてきて、最後は80人くらいのバンチスプリントになったので、チームメイトのスプリンターをフォローするロールに切り替えて、私は無事にゴール。自分のリザルトは全然だけど、割れた時も常に前のプロトンにいれたし、展開に乗り続けたし、翌週のフランダースに向けて、コンディションもレース勘も、まあまあ🙆🏻‍♀️って感じです。(※当社比) レース展開は、私がコントロールできないですからね。

と、私の話(というかこれは前置きなんですが)は、この辺にしといて。

U23のレースは、ライブで見てないし、JCFさんのレポートを読んだだけなので全容は掴めないですが、とりあえずスタートして30分で、前方で落車が起きて、そこでプロトンが割れて(割れたといってもそのプロトンは50人と書いてあったので、プロトンの1/3くらいなので、前が落車を待つわけないですよね) で、後ろのプロトンは、結局一度も戻ることなく、レースが終わった。と。で、まずそこの50人に入れた選手が1人。。。😭 で、結局、全員DNF。。。😢

まあ、違うカテゴリだし、女子とは違うんですよって言われたら、それまでの話ですけど。
男子、U23、ナショナルチーム、プロの登竜門であるネイションズカップ。つまりみんなもちろん各国チームのロールはあるでしょうけど、チャンスがあれば俺が勝ってやると本気で思ってるでしょう。(あくまで私の想像www🙈) そりゃ、レース序盤で、プロトンが50人になったら勝つ確率が上がるんですから、レースが止まるわけないですよね。
女子も、何度もプロトンは分断されました。今回は、後ろが死ぬ気で追ってきたのと、落車による分断ではなかったので、前は緩まなかったですが、決定的な分断にはならなかっただけです。でも、これは確率の問題で、プロトンが割れて、レース展開やコースによっては、先頭集団を見ることなく行ってしまう時もあります。

で、何が言いたいかというと、どうしてスタート30分でプロトンの前1/3の場所に、日本チームの選手が1人しかいなかったのか。プロトンの後ろ2/3にいることを、選手がチョイスしたのか。ということです。
私も本人じゃないし、実際そこで何が起きてたのかは全くわからないですが、もし同じくスタート30分で集団からちぎれてしまったら、。。。。。まあ、レース後、お葬式ですよね🤖
しかも前が50人、後ろ100人になっちゃったら、チームカーの隊列で戻るなんて100%ムリですからね🙁ある程度タイム差が開いたところで、数台ずつビューンって抜かしていきます。ここの割れた50人に、チームとして数を残したチームは完璧だし、シレッと残ったランキングの低い国の選手たちは勝手に集団が絞られてくれてラッキーだし、おいしい展開なので、それは緩むことなくいっちゃうのもわかります。

そこに至るまでの、スタートからハイスピードで、密集度も高くて、プロトンのあのナーバスで、罵声が飛び交う感じは、おそらく女子も変わらないので、想像できます。いきなりブレーキがかかったり、ハンドル同士がぶつかったり、右から左から選手は来るし、空いてるスペースは、風がモロに当たるところだけだし。って感じですよね。路面は悪いは、いきなり縁石があるは。もう大パニック状態ですよね。みんな前に行きたいんだから。

私たちだって、いつも監督から言われますもん、プロトンの前にいろ!前から10番手までだ!とかって。みんな同じこと考えててるし、道の幅には限りがあって、プロトンは140人もいるのに、いやいやいや、わかるけどずっとは無理だからって、私はいつも内心ツッコんでるのは、ここだけの秘密🤫 でも何かあった時に、絶対にちぎれない最低限の場所にいることはできますよ、脚を使ってでも位置どりをすれば。スタートして30分ってフレッシュなんですから。(まあ、つまりみんなフレッシュなんですけどね😅)
しかも、そうなることが予想できて、念入りにローラーでウォームアップしてた、と書いてるのに🤦🏻‍♀️ なんで。。。って正直思いました。

いやあ、冷静に選手の気持ち考えたら、はっきり言って、スタートして30分でレースが終わって、あと150km、楽しくもなんともなかっただろうなあ。と思いました。私だったら、「何しに来たんだ、私。大事なレース、大事な一日を無駄にしちゃったよ。」って、同じようなレースをしてしまったら思うと思います。

私だって、なーんにも得られないレースをしたことありますから。去年のジロ10日間走って、中一日でラコースに出て、最後まで残れる脚がないのわかってたので、序盤のアタックに全部乗って、自分でもアタックしたら、最初の1時間で本当に脚が終わって、吸収された直後にちぎれて、グルペットでゴールまで命からがら辿り着いた、苦い思い出です😭
まあ、脚がないのわかってたので、逃げを容認してくれることにかけて、アタックし続けたので、いいんですけど。すでに集団からちぎれたあとに、レース中に沿道からコーチにかけられた「こんなとこで、何やってんの?」って言葉は、絶対忘れないですけどね🤖

(ちょいちょい、私のエピソードを挟んですいません🙈)

何が言いたいかというと、レーススタートして集団が落ち着くまでは、脚を使ってでも、前にいろ!って監督が指示を出して、選手は躊躇なくスタートから脚を使ってでも、可能な限り前にいる走りをしていれば、50人が前に行って、そこに1人しか乗れなかったっていうことは、起こらなかったと思うんですよね。
バッドラックとかじゃなくて、心のどこかで油断してたんじゃない?それか、180kmもあるから俺が脚を使うのは、まだここじゃない。って思ってたか。(あくまで想像です🙈違ったら、ごめんなさい🙇🏻‍♀️) って思うんですよね。
道も広いし、最初の80kmは細い道も上りもないし、アタック合戦が終わったら、逃げを行かせて、緩むかなって。ここで脚を使ったら最後までもたないとか、最後のあのKemmelbergでかかった時に残れないとか、いろんなことを考えてたと思うんですよね。
試走してたみたいなので、後半がきついことも知ってただろうし、去年も出てた選手は、どこでレース展開があるかも知ってただろうし。(全て私の想像なので、違ったらごめんなさい🙇🏻‍♀️)

でもね、ロードレース、最後まで脚を貯める前に、上手くパワーセーブする前に、ゴールスプリントする前に、位置どりをする前に、「何よりもちぎれたら終わり」なんですよ。
もちろんね、私もレース中、結構ボーッとしてることがあって、後ろにいすぎたり(たまにちぎれたりすることもありますけど🙈 )、いつのまにか後ろまで来てしまってることもあって、ヤバイヤバイ、前行かなきゃって、よくやってます😅(ここだけの話🤫 )

でも私はチームでもエースじゃないし、脚が貯まれば貯まったで今日いけるかもって思うレースもあるけど、ちぎれたら誰も待ってくれないし、ちぎれたらエースのヘルプ(つまり与えられたロール)もできないし、ちぎれたらエリ全然使えないなって思われるだけだし、万が一ちぎれてたら1人で戻れる脚があるわけでもないし。というか逆にいうと、ちぎれなかったら、ちぎれなかった分だけ勝率が上がるんですよね。コースやレース展開が厳しければ厳しいほど、勝手にプロトンは人数が減ってくので。
今年の私のチームの場合は、ワールドツアーでもランキングが高い方じゃないので、レースをコントロールしなくていいし、レースを厳しい展開にするDutyもないし。そんな私たちのチームは、まずはレース展開があったところに、チームとしてNumber(数)を残すのが定石です。
ネイションズカップの日本チームの立ち位置も、それに近いと思うんですよね。
日本チームは、来年ワールドツアーチームと契約が決まってるような、同世代の選手相手に、チームで何かできるほど甘くないですよ。チームでの戦略(例えば、誰かのためにチームでトレインを組んで、位置どりをするとか。これは最後の最後のスプリントだけで良いと思います。)の前に、とりあえず!レースをサバイブする個人の脚と、最後までちぎれないで先頭集団に残れる選手のNumberを日本チームとして増やす走り方を考えた方がいいと思うんですよね。とにかく、前でレースをする。ちぎれない。それだけ。シンプルです。
別に自分たちから逃げを作らなくていいんだし、逃げたいならアタックすればいいし(たぶん日本だったた容認されやすいでしょうし)、強豪国のチームの動きや作戦をよーく観察して、その動きに合わせてフォローする展開で良いと思うんですよね、まずは。順位という結果がほしいなら。

あ、そういえば、去年のヘルスエイジングツアというレースでは、ニュートラルが1kmもなくて、その道も細いのに、ニュートラル直後にエシャロンで、スタート5分でレースが終わった💀なんて経験も、私にはあります🙈 もちろんそこからグルペットだけど、ステージレースなので、完走しない訳にはいかないし、でも脚がないからグルペットになってる選手たちな訳で。。。あれは地獄でした。。。最終日は、100kmの街中クリテで、スタート直後にちぎれて、2時間近くかけてプロトンに戻りましたwww今では、その時の一緒に走った去年のチームメイトと笑い話ですけどwww そんなこともあったなあ。。。遠い目。。。
(また私の話をして、すいません🙊)

もちろん、日本チームでエースを守って、温存させて、トレインを組んで危ないところや上り口まで牽引するとか、そういうのができればベストだと思いますよ。でもベルギー系のクラシックレース(スタートからゴールまでサバイバルです。オーバーじゃなくて、本当に一瞬も気が抜けないです。)で、ヨーロッパ各国のチームが同じことをしようとしてる中で(しかもほぼネオプロの彼らが)、同じことできないですよ。
私たちのチームだって(女子だとトレック、サンウェブ、ボーエル、キャニオン、ミッチェルトン、CCCみたいに)、上り口の数キロ手前からアシストトレイン組んだりはできないですもん。だから、私たちにオーダーとしては、そもそもトレインを組むとかはあんまりなくて(最後の最後のゴールスプリント以外)、とりあえず近くに!前に!みんないろ!と。最後まで残れない選手は、序盤はアタックに絶対乗れ!と。あとは、みんなで出来る限り残れ。と。

ポイントポイントでは、チームメイトともみんなじゃなくて、2、3人くらいで動くのが一番走りやすいんですよね。私は上りでは、ソラヤについてって残って、平坦な時はいつでもエースをフォローできる場所もしくはアタックをケアできる場所に常に自分で動いて。特にチームのスプリンターエースのクロエは、かなりレース展開の嗅覚が良いので、彼女が「エリ、今やばいからここにいろ!ここでは集団から最低5番手ではいてくれ!」とか指示を出してくれるので、かなりそれはプラスです。だから、その指示を反射的に、すぐもらえる場所にいるようにしてます。それが彼女がいる位置、プロトンの前方なんです。ただそれだけ。

私は、相対的に脚がある訳ではないし、身体も小さくて、位置どりも上手い訳じゃないんですけど、大事なところで動き始めたチームや上手い選手にひっそりとついて行って、そこでチームのエースと一緒にいるっていうのも、私がよくシレッとテレビに写ってる理由です🙈

まあ、U23の選手個人として、チームとして、どういう考えやどういうスタイルでやってるのかは、私にはわからないですし、わかる必要もないと思ってます。
ただ、もうシーズンも始まっちゃてるし、レースが続く中で、レースしてはリカバリして、ちょっとトレーニングしては、調整してまたレース。そんなスケジュール(おそらくそうですよね?わかんないけど🤔)の中で、ここから何か急激にフィジカル(パワーデータ)が伸びたり、急激に走れるようになったりは、ほぼないです。どちらかというと、シーズンに入ってレースを重ねれば重ねるほど、身体も気持ちも疲れていきます。
去年より走れるようになるために、何かを変えるのはシーズンイン前までの話です。(※あくまで当社比)

ただ、今あるフィジカルと今ある環境で、もうちょっと何かできるんじゃないかなと、思います。
私は毎年、同じレースに出たとしても、未だに初めて出るレースもありますが、去年はこうだったから、最初は何も起きないとか、絶対に去年の延長線上でシーズンを過ごしません。いつもボーッとはしてるけど、いつもレース前は、今日はちゃんと走れるだろうか、と不安でたまりません🙈(いや、本当に。。。)
今でも、毎レース毎レース、補給は上手くいったか、あそこの位置どりは悪くなかったけど、もう少しあそこは上手く走れたんじゃないかとか、ここで自分で脚を使う必要はなかったんじゃないかとか、常に考えて常に次のレースですぐにアップデートさせたり、レース中にも修正しています。

例えば、先週のイタリアのレースは序盤は風もなく道も広いし、後半はアップダウンも厳しいし、なんか自分の調子が良くないから、後ろで待機しつつ大事なところだけ脚をかなり使ってでも前に行くという走り方をしましたし、今回のGentは割れてからでは遅いですしプロトンが伸びてる時は前も後ろも均等にキツいので、少しアドバンテージのある上りが始まるまでの最初の1時間は躊躇なく脚を使って前にいました。もちろん、チームのロールをちゃんとしながら。
補給も、ジェルだけにしてみたり、レース序盤は固形にしたり、いろいろ今でも正解がわからないので(ただ鈍感なだけwwwかも🤖) 毎回試してます。あとは、私はそんなに走り方が上手い訳でもないし、トップ選手に比べてパワーも劣るので、よーく観察して落車する選手の近くにはいかないし、すぐ怒ってくる選手の近くにもいかないし、プロトン内での自分の安全は自分で守ってます。

(これは余談ですが、今年は、ヨーロッパでは女子レースも普通にライブ中継されるようになりました。つまり。。。良くも悪くも、コーチが一から十までレースを会場にいなくてもレースを観れるようになったということなんです。はい。。。位置どりが悪くて、プロトンの後ろでちぎれるなんて、レース後のご飯とビールが美味しくなくなっちゃうので、絶対できないですよね🙉)

また私の勝手な想像ですけど、U23の選手たち、ワンデーレースでDNFだったり、ステージレースも落車や体調不良で結果の前に完走することでいっぱいいっぱいだったり。選手も辛いだろうなあ。。。と思うのです。(私がもしそうだったら辛いので☹️)
せっかく、やってやるぞ✊🏻ってヨーロッパまで来てるのに、走れないと、良い気持ちはしないと思うんですよね。
まあ、非日常なヨーロッパの街やそこで自転車乗ることは楽しいだろうけど、やっぱりレースしに来てるわけでしょうし。

私だって、前述の通り、スタート1kmでグルペットになった苦い経験もあるし(思い出したくない過去です😅)、走れないヤツだなあってチームメイトから思われてるだろうなあと感じたこともあるし、実際ただ走っただけのレースをしたこともあるし、最初から全て上手くできたわけじゃないので。
今回のU23ナショナルチームの選手たちの気持ちが想像できる部分もあって。もちろん想像できない部分も多々ありますけど。
せっかく、遠い日本から日本代表として、ヨーロッパまで戦いに来てて、やっぱり良いレースをしてほしいし、日本人の選手たちを馬鹿にされたくないし、同じ競技をしてるので、無責任だけどもっと頑張ってほしいなあって思うのです。

失敗するのが悪いじゃなくて、失敗から何も学ばないで、何も改善されないまま、今日もダメでした、次は頑張ります。次もダメでした、次も頑張ります。っていう風にしか、外からは見えないないんですよね、U23ナショナルチーム全体として。選手個々人のことは、フォローしてないので、全くわからないですけど。
唯一、はっきり言えるのは、今までやってきたことや今までの日常の延長線上では、何も変わらないし、他が伸びれば、こっちは下がる一方です。
いつものレースの走り方、いつものルーティン、いつものトレーニング、いつもの食事(レース前中後)、みんなとの共同生活、それで結果が出てるか成績が上がってるなら、それは正解です。でも出なかったら、、、、考えないといけないですよね。
そもそものフィジカルなのか、いやフィジカルがなくても位置どりで改善できるんじゃないか、体重は適正か、実は補給が足りてなかったんじゃないか、またはレース直前の朝ごはん食べすぎて消化が間に合ってなかったんじゃないか、とかね。考えること、改善できることって山ほどあるんですよ。結果が出てなかったら。

私だって今でも自分のルーティンは正しかったか正しくなかったかを検証するし、上手くいくこともあれば、失敗もするし、レース中にも何やってんだよ。。。って本当に自分が嫌になることも、しょっちゅうですし、なんであそこでちぎれたんだよ🤬って思うし、いつもレース前は走れるかどうか自分で自分に心配になりますけど、なんとかここで今年も生き残っています。
ヨーロッパ3年目、U23の彼らと同じ年の頃に初めてロードバイクに乗った、なんのセンスもない、体格が恵まれてるわけでもない私ができてるんですから、彼らにもできると思うんですよね。そう私は、思ってます。実際、他人事になっちゃうけど、応援してます📣ちゃんと彼らの結果は、フォローしてるし。どうだったかなーって。すごかったら、私ももっと頑張ろうってパワーもらえるので💪🏻 まあ普段は、基本的に自分のことで必死で、精一杯なんですけどね🙉
だから、次のフランドル(U23は来週なのかな?)は、できる修正をして、良い結果が得られるようにできればいいなあ。とウォッチして、もちろん応援してます📣

また長々と書いてしまいましたが、マウントポジションをとって批判とか苦言を呈したくて書いた訳ではなくて、正直、若い選手に上から目線で言うことはしたくないし、アドバイスなんかできるような分際でもないのもわかってるんですが。
同じレースに出て、同じ日本人が全員揃ってDNFっていうのが衝撃で(まあ完走した選手が少なかったんですって言われば、そこまでの話なんですけど)。いつもこういう苦言を呈するのは、私のコーチだけでいいと思ってるんですけど、やっぱりね、自分のことのように「何やってんだよ。。。」って感じたので、言葉にしました。
だって私はいつもコーチから言われてるように、「お前の走りは、本当にカスだな。」なんて言われないですからね。
とはいえ、これを書いたからって何かを感じてほしいなんて、厚かましいことも思ってないですし、逆に何も知らないで、わかったようなこと言ってムカつくなあ。と思われないかビクビクしてます🙉

そんな私は、今週末の日曜 4月7日があの!(ってどの?) フランドルです!(言いたかっただけwww🙈) とりあえず落車しないように、トラブルなく、最後まで残れる(抽象的www) ように走ろうと思います。いつも通り、嫌いなパヴェとフランドルの嫌な感じのアップダウンと細い道に、不安と恐怖でいっぱいですが🙈 こんだけでかい口叩いといて、私もスタートして30分でちぎれて、DNFとかにならないようにしないと🤖

というわけで、noteを書くのにかなり頭のパワーを使ってしまった休養日。。。🤦🏻‍♀️ コーチが書けって言ったので、というのはここだけの話🤫

全てを力に変えて🤖

#今日のエリさん #今日のエリnote


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