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「湘南サウンド」の定義とは?

先日、酷暑の昼間に茅ヶ崎を歩いていたら、一軒家のガレージからヤングな男性の歌声が聞こえてきました。曲はTUBEの「夏を待ちきれなくて」。

外まで丸聞こえの豪快な歌声がとっても気持ち良さそうで、ふふふと笑いながら「ああ、湘南だなぁ」と。しばらくして「そういえば湘南サウンドの定義って何だろう?」という疑問が浮かんできました。

湘南サウンドと言えば、若大将こと加山雄三を筆頭に、サザン、TUBE。
湘南乃風や逗子のキマグレンも湘南サウンドに入るのかな?
あ、石原裕次郎もなのかな??


湘南エリアの定義

まず湘南のエリアはどこを指すのか、この1年の間に何度か調べてみましたが明確な定義はないらしいです。

「茅ヶ崎のみ」と言う人もいれば、「鎌倉は含まれない」と言う人もいたり。「葉山町から湯河原まで含まれる」と言う人がいることには驚きました。範囲が広すぎるのでは・・汗、と思いましたが、相模湾エリアを湘南と呼ぶ場合もあるらしく、定義は人それぞれのようです。

いろいろ調べた結果、私が思う湘南エリアは葉山町から二宮町まで。
地図に青丸をつけられたエリアです。

CHINTAI情報局

上記のエリアを湘南と思う根拠は、正直ありません苦笑。
イメージです。私の持つ湘南のイメージに近いのが青丸エリアなんです。

湘南サウンドの定義

湘南サウンドの定義について考え始めて時に考えたのは、湘南エリアの定義が人それぞれなら、湘南サウンドの定義も人それぞれなのではないかということ。

とは言え、湘南サウンドに関して下記の定義があるようです。

■湘南サウンド
湘南サウンド (しょうなんサウンド)は、1960年代以降神奈川県湘南(主に藤沢市や茅ヶ崎市)の若者を中心に発表された、海やサーフィンを主なテーマとするロックやフォーク、ポップスを指す。

weblio辞書

主に藤沢や茅ヶ崎、と限定されたエリアという定義があるんですね。
それなら湘南エリアは藤沢と茅ヶ崎なんじゃ…?という疑問がむくむくと湧き上がってきましたが、定義は人それぞれということで、ここで話を広げるのは控えます笑。

そして具体的なアーティスト名は、やはり
・加山雄三
・サザンオールスターズ
・TUBE
が挙げられていることが多かったです。

最近のアーティストで言えば、湘南乃風、江ノ電の駅名の楽曲を収録したアルバム「サーフ ブンガク カマクラ」を出したASIAN KUNG-FU GENERATION(以下、アジカン)などが挙げられるのでしょうか。

調べれば調べるほど、湘南サウンドの定義も人それぞれのようです。明確ではない、輪郭の曖昧な部分を持っていることが湘南の魅力の1つなのかもしれないですね。ミステリアスなものに人は惹かれるから。

私にとっての湘南サウンド

私にとっての湘南サウンドは、サザンオールスターズ(以下、サザン)とTUBEです。小中学生時代によく聞いていたからなのか、映画「稲村ジェーン」などの影響からなのか、サザンとTUBEの印象はとても強いです(そして加勢大周も)。

他には、キマグレンのメンバーさんが主催をしていた音霊 OTODAMA SEA STUDIO(以下、音霊)に仕事で何度も足を運んでいたため、個人的にキマグレンも湘南サウンドのイメージが強いです。

音霊は逗子のビーチに海の家のライブハウスを作り、多様なジャンルのアーティストが出演していたイベントのため(逗子の後は、由比ヶ浜、三浦半島のビーチと場所を移動)、ビーチで気持ちよく聞ける音楽全般が私にとっての湘南サウンドになっているかもしれません。

ちなみに、このイベントで初めて加山雄三さんのライブを拝見しました。確か、キマグレンとの2マンだったような記憶があります。加山雄三さんの生ライブは大変貴重な機会だったので、その日は「幸せだなぁ」と連呼していました笑。

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