大航海時代の主役のその後〜ポルトガル、スペイン、オランダ(備忘録)

大航海時代に活躍したポルトガル、スペイン、オランダが主役の座を降り、その後目立った活躍をしていません。特にポルトガル、オランダは日本にゆかりが深く、言葉や土地に痕跡があるのに教科書では急に触れられなくなるだけでその後について深く言及してくれません。そこで筆者の理解の及ぶ範囲でこれらの国について、活躍した時代から衰退するまでをごく簡単に書き留めておくことにします。


一言で言うとナポレオン戦争の影響が大きいです。

1794年、フランスは南ネーデルラント(ベルギー)を併合
1795年、同、ネーデルラント連邦共和国(オランダ)を征服して衛星国バタヴィア共和国とする。その後、ホラント王国が成立、1810、フランス帝国に併合される
1805年、スペイン・フランス連合艦隊がポルトガルと同盟国のイギリス海軍とトラファルガーで決戦、イギリスが勝利しスペインは制海権を失ってラテンアメリカ植民地を失う
1807年、ポルトガルはスペイン・フランス連合軍に侵攻されリオ・デ・ジャネイロに遷都
1808年、スペインがフランスの属国となる

今日はここまで

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