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【EU4】宝鐘海賊団でアジアの海を制覇したい!ーー④



前回はこちらです。


絶体絶命の危機

カリマンタン島のサンバスが明に降伏したことにより、明との関係が最優先事項になった。

元々アユタヤ・マラッカと同盟し、明を牽制するつもりだったけど、すでに30万の軍を持ってる明と真正面から勝負を決めるのは滅亡を招くことだと判断したため、この同盟以外の対策を練ってみた。

まずは明のライバルであるオスマン帝国との同盟
オスマン帝国は明以上の軍を持ってるため、もしオスマン帝国と同盟できたら、明は迂闊な真似をしないだろう。
しかし、オスマン帝国はアフリカに侵略しており、距離も結構離れてるため、例え同盟を受諾してくれても、戦争が始まった時は本当に軍を送ってくれるかどうかわからないし、最悪の場合は参戦を拒否し、我が海賊団を見殺しにする可能性すらあるため、結局これは得策ではないと判断した。

そもそも我が海賊団は明との関係が別に悪くない、少なくとも隣接してるものの、明は我が海賊団を敵視してない、つまり我々が明の機嫌を取れば、同盟することはなくもない。
どの道攻められたら我が海賊団は滅ぼされるから、ここは敵対を諦め、まず我々から友好を示し、平和の道を探ってみた。


その時、ヨーロッパ勢が本気で東南アジアを征服しようとした
まずはポルトガル・イギリス・フランスの連合がアユタヤに宣戦布告し、その当時にカスティーリャ・フランスの連合が我が海賊団に宣戦布告した。

我が海賊団はアユタヤと同時に宣戦布告されたため、お互いの戦争に参戦することができず、我々の同盟はここで破綻した

幸いなことに、我が海賊団の相手は海軍の弱いカスティーリャとフランスのため、戦争は終始有利な状態だった。
確かにフランスの陸軍はヨーロッパ・中東・インドを横断して、アユタヤ領までたどり着いたけど、フランスの海軍はわずかの40隻のため、例えアユタヤが陥落してもマラッカ海峡を渡ることができないから、実際我が海賊団の脅威にならない。

結局アユタヤは負けて、我々との同盟も強制的に解除された、それでも我が海賊団がこの戦争に負けないという事実は変わらない…が、まさか日本が急に宣戦布告してきた

カスティーリャとフランスとは違い、日本はすぐ傍にあるし、フィリピンにも植民地があって、首都の大宮島が落とされる可能性まである。
しかし、日本の同盟である韓国が参戦してないため、海軍の数は依然こっちの方が上、結局対カスティーリャと同じ手段を取れば、この戦争だって勝てる。

どのような戦術で挑んでくるかとずっと警戒をしたけど、まさか日本の軍勢は真正面から攻めてきた、フィリピンの揚陸だ、しかも全く無防備で
艦隊の規模は88隻、その中の34隻は輸送艦、外交技術のレベルが我が海賊団より2個上とはいえ、流石に180隻を持つ我々の艦隊が負けるはずがない。


フィリピン沖での戦闘は我が海賊団の圧勝、日本側は海軍だけではなく、陸軍の被害も甚大で、この戦争が終わるまで再び兵を送ってこなかった。

結局、この第二次宝鐘海賊団・カスティーリャ戦争と第一次宝鐘海賊団・日本戦争は我が海賊団の勝利で終戦した。
そしてカスティーリャと日本が東南アジアにある全ての領地は我が海賊団のものとなり、コア領地との接続が切れたため、彼らは再び我が海賊団に宣戦布告することができなくなった。


明の朝貢国に

危機は去ったけど、それでも明の問題は解決してないから、安全とはいえない。しかし、ここで明との関係改善の功が奏した。

ずっと我が海賊団に興味を持たない明がついに我々を朝貢国として認めてくれた
できれば対等関係の同盟が欲しかったけど、流石に明から見ると同盟相手としては力不足だし、我が海賊団は明との開戦さえ回避できれば、たとえ朝貢国だとしても別に構わない。

っていうか、朝貢国同士の戦争に宗主国は干与できないから、我々が明の朝貢国になったおかげで、サンバスとの戦争が許された


明はもはや脅威ではなく、ヨーロッパ勢が攻めてきたら守ってくれる心強い味方になったため、我が海賊団は内政に専念することができ、技術の開発だけじゃなく、領地の建築物も徐々に増えていき、160隻以上の戦闘用艦船を全部最新型にするほどのお金がある。

そして、なるべくヨーロッパ勢との関係を改善し、再び戦争にならないように努力をしてみた。

一方、カリマンタン島を統一することが許されたから、我が海賊団はすぐサンバスに宣戦布告した、当然ながらサンバスは我が海賊団の軍隊を対抗するすべもなく、滅ぼされてないものの、カリマンタン島はもはや我々の領地と同然、そのおかげで、軍隊の上限も一気に伸びた。


世界大戦の勃発

ヨーロッパのポルトガルとイギリスはいつの間にか同君連合となって、最終的にイギリスは完全にポルトガルに吸収され、ポルトガルは超大国になった。
しかし、その反動でヨーロッパ諸国の反感を買い、包囲網された。

そんなポルトガルだけど、まさか明の保護を無視し、我が海賊団に宣戦布告してきた。
イギリスの艦隊を吸収したから、艦隊の数はなんと530隻!流石に我が海賊団でもどうしようもないほどの戦力となってる。

とはいえ、我が海賊団には180隻、明には152隻、我々の従属国のクタイにも40隻があるし、ポルトガルとフランスの連合艦隊が同時にカリマンタン沖に現れない限り、まだこっちの方が有利で、万が一ポルトガルの上陸を許しても、明が助けてくれるから、心配することはあまりないんだろう。

そして、開戦の直後に気付いたけど、今回の戦争はアジア勢だけじゃなく、オーストリアを始めのヨーロッパ諸国も参戦してくれた

正直にいうと、オーストリアは我が海賊団と同盟などしてないし、なぜ参戦したのか謎だったけど、オーストリアだけでも47万の軍を持ち、明に合わせて80万という常識外れの数になってるから、我々にとってむしろ今まで一番楽な状況である。


結果はもちろん我々の勝利である。

ポルトガルの艦隊は530隻から470隻になるほどの大損害で、オーストリアの参戦により戦場自体もヨーロッパとなり、ポルトガルの陸軍が上陸してきた頃、ポルトガル自体はすでに負けを認め、戦争はフィリピンの領地を割譲してくれる形で終わった。

今フィリピンの海外領は明の一つとフランスの一つだけで、他は全部我が海賊団のものになってる。

しかし、ポルトガルはこれで諦めるわけがないから、その膨大な海軍を打ち負かすために、我が海賊団も大量の港を築き、艦隊を増やそうとした。


次回はこちらです。

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