U-30 only. “Easy going” vol.1 開催
丸の内の「モートンズ」の福田浩二エグゼクティブシェフとも料理人付き編集者の仕事を始めています。コウジさん(いつもそう呼んでいるので)とは、「Easy going」というイベントを7月28日(日)にスタートさせます。
Easy going 〜気楽にいこうぜ〜
「ニュージーランド、オーストラリアで10年以上仕事してきた料理人、福田浩二に、厨房で実戦的に使える調理英語を学びながら、かつモダンオセアニアクイジーヌを学べて、しかもU –30限定、5人くらいで集まって、オープンに未来のことを話し合おう! っていう企画に反応する仲間であつまって、リアルに色々話せる場所を自分で作っちゃおう」っていう企画です。
日時/7月28日(日) 18時〜19時30分ころまで参加費/3000円(料理2品試食あり)場所/中目黒 ビストロニョニャ定員/7名※イベント終了後、ワインを飲みながら語り合う懇親会あり(キャッシュオン制)
自由にディスカッションできるコミュニティ
「いろいろ詰め込んでいるけど、海外志向をもって、さらに貪欲に学ぼうという姿勢もあり、かつもの怖じしないで飛び込んでこれるような料理人が集まって、自由にディスカッションできるようなコミュニティをみんなでつくろう」。そんな場所を目指していますので、ぜひご参加お願いいたします。
ということで、「肩肘張らずに、気楽にいこうよ」みたいな意味で、Easy going というタイトルをイベントにつけてみました。
すでに参加希望もきておりますが、まだ数名大丈夫ですので、このnoteにコメントをいただくか、TwitterやFacebookのメッセージでも構いません。気になることがあればどうぞお気軽にコメントをくださいね!
ちなみに、第1回目のテーマは、海外のレストランに入ったら、まず回されるであろうコールドテーブルまわりの仕事と、それに関連した料理2種類です。
オセアニアを代表するサーモンとビーツ、オイスターを使っていきます。
若い料理人のためになにかができているのか?
ここからは、ちょっと真面目な話。
料理王国では、20代後半から30代のスーシェフ以下のシェフたちに向けた内容にしていこうと、やっていました。
それは、ある面(たとえば、修業して店を持つというような従来の料理人のロールモデルを紹介するなど)では役に立っていたと思うのですが、「料理人が店を持たなきゃいけない時代は、もう終わった」とか「おいしいを求めすぎるな」とか、「食材至上主義は身を滅ぼす」とか、本音はなかなか言えませんでした(って、いまもかろうじて料理王国の中の人なのですが……)。
そんなときに、「これからは、本当に若い料理人のためになるようなことをしたいんですよね」みたいな話をコウジさんにしたら、「自分も、若い料理人の役に立ちたいって思っているんすよ」って話になって。それなら、すぐにやろうよ! っていって企画したのが「Easy going」です。
料理人の40代以降のキャリア形成
コウジさんは今、モートンズをやりながら、週一くらいで、中目黒のビストロ ニョニャに入って料理監修をしています。ニョニャは、コウジさんと一緒にラムバサダーというプロジェクトのメンバーである石井秀代さんがプロデュースしたお店(もちろん、イベントに理解をしてくれました)です。
ニョニャのシェフは、ももちゃんっていう20代前半の女性シェフなんですが(イベント参加&アシスタントしてくれます)、コウジさんは、本業のかたわら、彼女をサポートして料理も監修するという、ハードなことを、しれっとやっていています。むちゃ、カッコいい。
3人(女男女)のパパなんですが、ほんとタフにやっているし、料理好きだし、人が好き、料理界のことも考えているんだなって思います。
そういうコウジさん自身、20〜30代は、オーストラリアのスーパーシェフ、ルーク・マンガンの右腕として世界中のVIPを相手にハードな仕事をこなして、40代では、語学を生かして、キャリア形成をしているというのも、料理人の生き方の多様性や働き方のヒントになるんじゃないかな、と思っています。
僕自身としては、コウジさん付き編集者として、Easy goingの企画、集客、広報など全般をやっていく感じです。
編集者が既存のメディアを持たずに、仕事を作っていくためには、こういったイベントの編集(場の編集)っていうのも、やっていかないといけないと考えていたので、その第一弾です。
ということで、Easy going に参加したいという若いシェフと、何か飲食業界の役に立ちたいという僕らのコラボレーションに、どうぞご声援くださいませ!
料理人付き編集者の活動などにご賛同いただけたら、サポートいただけるとうれしいです!