次世代Webカンファレンスレポート(front)

2019/1/13に開催された次世代Webカンファレンスの記事です。今更かよ!(風邪引いたり色々してました……)

ぶっちゃけ、この動画を見ればいいと思います。1.5倍速くらいだとちょうど良いかな。

ウェブ開発で色々なことが当たり前になった

次世代Webカンファレンスと言いつつ、フロントエンドのセッションはほとんど次世代の話がなくて、事実上2018年の統括みたいな感じでした。

前回開催されたのが2015年で、そのころはまだ「Fluxっていうの発表されたみたいだねー。状態管理どうする?」だったのが「そういうの当たり前になったよね」みたいな感じで、以前は「今後はこういう流れでいこう」みたいなのが浸透してるねーとしみじみ語るようなセッションです。

そういう意味では動きが早いとよくいわれるフロントエンド界隈だけど、そろそろ安定してきているのかもしれません。

・ VSCode + TypeScriptが当たり前になった(Flowはいいヤツだったよ…)
・ Flux的な考え方が当たり前になった
・ Angular/Vue/Reactのどれかやっておけば大体間違いない
・ TypeScript compiler(tsc)自体がある種のlinterである
・ ユニットテストは当然だけど、e2eテストもすごくやりやすくなった
・ WebComponentsには夢を見なくなったけど、Component指向自体は当たり前になっている
・ Workerの類いはライブラリ経由でよしなに叩く感じか

ユーザーに提供する機能は大体安定しつつ、ブラウザの進化に合わせるという流れだけど、開発者の体験(developers experience / DX)が改善されたというのが皆さんの実感としてあるようです。

今の環境を体験した人たちが3年前の環境に戻れるか?というと、おそらく戻りたくないという人がほとんどでしょう。

今後どうしていくか

他のセッションはもっと次世代の話が多かったんですが、フロントではあまり次世代については語られていませんでした。せいぜいWorkerをなんとかせんといかんよねーって話題が少し出たくらいです。

半導体の世界ではCPUの性能が頭打ちになり、「フリーランチは終わった」といわれ、マルチタスク・マルチスレッドの時代に突入して10年以上経過します。I/O boundな処理にはめっぽう強いNode.js/V8ですが、CPU boundな処理にはまだまだ課題が残ります。

ただ、解決方法として、WebWorker を使っていく流れは止められないと思います。多くのウェブ開発者にとってはWorkerを直接叩くことはなく、おそらくライブラリやフレームワーク経由ということになるでしょう。

個人的な感想としてはNode.js API on WebWorker みたいな、Worker上での抽象化層が今後登場してくるのでは?という気はしています。

次世代ウェブフロントエンドという点ではあまりも不完全燃焼だったために、どこかでまた次世代ウェブフロントエンドを議論する場があればいいなと思っています。

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erukiti

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