令和最初の夏の恋もやっぱりあの2人だった(劇場版おっさんずラブ)

お久しぶりです。note開くのいつぶりだろう。

おっさんずラブの映画を見てきました。

いやあ、凄かった。素晴らしすぎた。素敵すぎた。

もうとにかく良いところを書き連ねたい。というわけでここからネタバレありです。見てない人は

「エンドロール後も映画館が明るくなるまで絶対に帰らない」

事だけ頭に叩き込んで映画館へ向かってください。損はさせない。絶対に。


さて。はあ、もうどっから書いたらいいんだろう。
この映画って、端的に言って春田と牧が結婚する話だと思ってるんですけど。(え?違う?)
だって、最後のキスの後のハグで見せつけるように牧の背中に回った春田さんの左手の薬指、見てくださいよ。そこには冒頭の指輪と同じものが光ってるじゃないですか。

お前、2個買ってたのかよ!「ふぉーえばーらぶ…」とか言ってよくわかんないまま買ったんじゃないのかよ!はるたんのくせにかっこいいなあもう!!!

いや、違うな。はるたんだからかっこいいんだな。
そういや前からそうだった。ガサツだし抜けてるしうるさいし単純だし鈍いのに、なんか憎めなくて何故か大切なとこには気づいてて大事なところはしっかり決めてくる男だった。そういえばそうだった。

私は牧くんの成長ぶりに心で涙してました。もうほんとよく頑張ったね!!!
映画に巻き戻しボタンがないので私のポンコツな記憶力で書くんですけど、ちょいちょい「おお、成長したなあ…」って思うところがありました。

火事オルゴールシーンが1番グッときたかな。(シーンのネーミングセンスなさすぎる)
火事だけどBGMがオルゴール調になるシーンがあるんですよ。見たならわかるでしょ。あそこあそこ。
そこではるたんが「牧がどんな風になっても牧じゃなきゃいやだ」的なことを言うんですよ。もっとはるたんらしく言うけど。
で、そこで牧は「俺も」って言うんですよ!!!!!!!!!!
今までの牧なら「そうですか」「何言ってるんですか」「どうしたんですか春田さん」あたりだったのに。或いは沈黙でやり過ごしてたってのに。

「俺も」だってよ!!!!!!!!!牧くん成長したあああ!!!!!!!!

と思ってたら、牧がもう一度口を開く。そこから紡ぎ出されたのは。



「俺も、春田さんじゃなきゃ嫌です」

うおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!(勝訴)

同じ思いであることを示してくれるだけで牧くん史上快挙なのに、自分の口で言ってくれたああああ!!!!!! 急!成!長!

何が牧くんをこんなに成長させたのか?そりゃあもう春田さんのまっすぐな愛しかないですよね。春田さんがすごく素直に気持ちを伝えてくれて、春田さんにも素直に言わないと全く伝わらない。素直に言わざるを得ないよ、こんなん。
牧くんは本当にいい人を選んだよなあ。しみじみ。

まあでもさ、成長する前からさあ、牧くんは当事者にはわかりにくいけど第三者にはめちゃくちゃわかりやすい人だったじゃん??
その人柄は劇場版でも相変わらずです。個人的にはサウナで鉢合わせのシーンの、部長が春田さんに好意を向けているとわかった途端に目をカッと見開く瞬間が大好きです。あれこそ、狂犬チワワの真骨頂。

そういえば映画見て本編が恋しくなってTVerで見返してたんですけど、牧くんが初めて春田さんにタメ口きくの、風呂場での「好きだ」なんですよね。くうう。出来すぎてる。

あと2人は8歳差だということにすごく衝撃を受けた。嘘じゃん。本編の時点で春田さん33歳牧25歳??そんななの?画面で見る限りほぼタメなんですけど…。春田さんコミュ力たっけえ…牧くんもたっけえ…
むしろ、8歳違ってようやく先輩後輩感を保てているのか?もっと少なかったら逆転しちゃってるのかな。

個人的にアホみたいに垢抜けたなと思ってるのは蝶子&マロカップルです。
まずマロが超カッコよくなってる。あれ?あんなにカッコよかった?やっぱり人は愛されると美しくなるよね。
でも、本編を見返したら本編でもまあまあカッコよかったのでこの数カ月で私が金子大地に堕ちただけかもしれない。
あ、でもさあ、花火の時の前髪ありは反則じゃん。超ド級イケメン爆誕じゃん。
蝶子さんもすっごい綺麗になった。すっごい可愛い顔で笑うの。「証拠保全、証拠保全…」って言ってた頃には想像できないくらいの可愛さ。
部長と一緒だった時は大人の落ち着いた微笑みって感じだったけどマロとは「笑っちゃう」って感じの笑顔。いいなあ。私こういうの弱いんだよ…。
そんな2人もついに結ばれるのがこの映画の良いところです。主人公カップルだけじゃない。みんな幸せになれよ!!!プロポーズ最高かよ!!!

武川&部長カップル爆誕フラグもいい感じでした。お互い好きになった人に好きになってもらえなかった同士の、慎重な恋も見てみたい。
意外と武川→→→→→→→→部長なのが良い。
最後に武川さんの足ドン!!!!!ご馳走様です!!!!!待ってました!!!!!
武川さんは案外年上の方がうまくいくんじゃないのかなあと思ったりもするのでこのカップルも応援したい。

今回の映画で投入されたジャスと狸穴さんが(おそらく)ノーマルだったのもよかった。
細かなスタンスは人それぞれだから、同性愛者であることを描くなら、1クールのドラマ分は必要だろうなと思ってたから。映画で2人の恋愛におけるスタンスの説明からしてたら、春田と牧の話する前に映画終わっちゃうから。それくらいのボリュームは割くべきところだと思うから。
映画から出てくるなら、恋愛模様には参加しないってのがちょうどよかったんじゃないかな。
別に恋愛に参加しなくとも、ジャスの「会いたい人に明日も会えるとは限らない」はぐっさり響いていたし。ジャスがいなかったらはるたんも素直になってなかったよ、多分。ジャスありがとう(OL民の声)

狸穴さんのいいオトコ感凄かった。
いるだけでその場がムーディーになる、流石。

マイマイと鉄平カップルはこちらが応援するまでもないというか。
多分うまくやってくんだろうなという信頼があります。もはや。
この2人が付き合ってくれているおかげでわんだほうでの展開が筒抜けで、会社でのマイマイの状況把握能力が激上がりしていて感謝しかないです。

ちずちゃんが春田の相談相手かつ牧の相談相手になってくれたのが相当デカい。
仕事も一緒、お家も一緒の2人にとって、距離を置いたり第三者の意見を聞いたりできる「わんだほう」の存在がどれほど助けになっていることか。

牧くん、というか林遣都の、「泣くもんかとカッと見開いて涙の膜が張っている目」が大好きなんですけど、わかります?
そんな私にとっておっさんずラブは至高のドラマだったんですけど、それでも今回、映画全編通して最も牧くんの目が綺麗だったのは「花火大会行きましょう」の牧くんです。
いやあ、あんなにデレてて笑ってて目がキラキラしてる牧くんレアだぞ。

あ、あと牧くんが浴衣着るなんて聞いてない、聞いてない!美しすぎる…。あれ、ananの表紙?
デートだからって普段よりおめかしされたら私のHPはほぼゼロになります。突然のカウンターすぎて。
浴衣着ちゃうくらい春田さんとの花火デート楽しみだったんだあ、そっかそっかあ。かわいいなあ、もう。
からの、「別れよう」「そうですね」ですからね。これだからおっさんずラブはすごい。相変わらず脚本が素晴らしいな。
一度じゃ楽しみきれないよ!

エンドロール後に突如訪れるふわふわ平和タイム。そうよ私はこれを待っていたのよ!!
ここでやっと「下の名前呼び」をし合うんですよね。そして照れ合う。ひゃあ、可愛いぞ君たち。
でもなんで下の名前呼びがされたかっていうと、おそらく「春田と牧が結婚したから」なんですよね。法的にはできなくても、2人の心が同じ名字になることを受け入れたから、名字で呼びたくないなって思ったんじゃないですかね。知らないけど。
でもこっちは「りょうた」「そういち」って呼び合ってる姿を見て、はるたんの薬指に光る指輪を見て、しみじみと感じるわけですよ。「ああこいつらやっと結婚できたんだなあ」って。

幸せになれよ!って思いながら映画館を出れることの何と幸せなことか。

はるたんが「子供とか…」という話もちょっとしてましたが、春田牧カップルには養子をとってほしいなあ。そりゃあ難しいことはたくさんあるだろうけれど。そんな未来もあるといいなあ。
春田と牧に育てられた子、絶対幸せだろ。(OL民の声)

前回、本編最終回の時に書いた、「もし続編が見られるのなら最大のピンチは洗濯機壊れたくらいの平和なものが見たい」という願いは儚く砕け散りましたが、というかLove or Deadという副題を見たときから諦めていましたが、それでも最っっ高の映画でした。
これ以上ないくらい良かった。
火事とか起きちゃって、平和とはとても言い難いけれど、でもOL民が見たいものはこの映画に詰まってると思います。

万が一ここまで読んじゃった、映画見てない人、早急に映画館を予約しましょう。ここまで知ってても、映画館で、おっさんずラブを好きな人たちと一緒にこの作品を見る価値はあります。今からでもいいから是非見て。
だって、何のために作品のあらすじ書かなかったと思ってるんだ。(答え:めんどくさいから)
もちろん、もう見た人も是非。私もあと何回か見に行きたいと思ってるんだよね。



平成最後の夏、最も人に愛される恋をした君たちへ。

令和最初の夏、最も人を幸せにする恋をしたのはやっぱり、君たちだったよ。
ずっとずーーっと幸せであれ!!!2人ならもう大丈夫!!!
最高の時間をありがとう!!おっさんずラブ大好きだ!!!!


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