Masato Asada

▷社会実験家。人類の意識の進化、ウェルビーイング(人間の心身と社会の健康状態)をライフ…

Masato Asada

▷社会実験家。人類の意識の進化、ウェルビーイング(人間の心身と社会の健康状態)をライフワークに、研究と普及を行っています。 ▷映像/文章作成/youtube運営/ブランディング/マーケティングなど、広報全般に才能と関心があります。 ▷wokashi-works.com

最近の記事

幸福研究に関する基本的な考え方

ウェル・ビーイングおよび幸福研究の前提条件1. 研究を通して、人類の幸福度が高まる 全世界の人類(ホモ・サピエンス)に流通し、共通して効果が確認できる方法を発見する。特定の気象、年齢、性差、環境、思考法、国民性などの条件に依拠しない。 2. 幸福度が長時間持続する 数時間で効果が薄れる瞬間的な持続効果ではなく、数日、長週間以上の持続効果がある。 3. 単純な仕組みで、汎用性が高い 単純な仕組みと理論で構成する。単純すぎて経済圏や集金システムが発生しない。すでに自然界に存在

    • サウナの達人に習った、銭湯でのサウナ入浴の基本の型と、効果的に心身が整うためのポイント解説 〈サウナ初心者向け〉

      「銭湯行くなら、お風呂でしょ」と考えていた、サウナレベル超初心者の私が、サウナの達人から手ほどきをうけ、「 サウナ > お風呂 」になりました。 自分でも、まさかサウナが銭湯の主役になる日が来るとは、思ってもみませんでした。 そこで今日は、そんな私が巷で流行しているサウナについて、週に4,5日はサウナに通うという達人・安嶋理人さんから直接教えて頂いた、初心者向けのおすすめのサウナの入り方の解説、私が体験した心身の変化、おすすめのサウナ選び、初心者のつまずきポイント、全体の

      • 勉強が趣味のように楽しくなる「youtube学習法」を紹介します

        youtubeの使い方と言えば、僕は好きなアーティストやお笑い番組やスポーツばかり見て、すでに知っている狭い世界だけで時間を消費していたように思います。 けれど、今回紹介するyoutubeの使い方をするようになって、興味の世界がずっと広がり、学ぶ意欲が高まって、結果的に日々の満足度が上がっています。 これは、趣味と勉強が完全に一致した感覚かもしれません。 興味のジャンルや特性にもよるので一概には言えませんが、僕の場合はそれまで3日に1-2冊程度の本を読んでいたのですが、今は

        • 古くて新しい「太陽信仰」は、次の時代の宗教スタイルの雛形になるだろう

          いつも穏やかな気持ちですごしたい。 人生の満足度を高めていたい。 心身をより健康な状態に保ちたい。 そのために、自己啓発や哲学や心理学、 瞑想やボディワークを長年学んできた。 そんなある時、京都の鴨川で、 毎朝日の出を見た時、価値観が氷解した。 日向ぼっこをしたり、 「今日はいい天気だな」と眺めたり、 太陽をなぞる程度だった関係が、 信仰心になってめばえた。 太陽信仰は、以下のメリットで書いた通り、 大変優れたライフスタイルだと思った。 毎日を良い心の状態で送りたい

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          ひとつひとつと関係をつくる子どもたち

          4歳の娘とこんなすれ違いの会話がよくある。 娘「あっちの◯◯がよかったー」 僕「ごめんごめん、あっちはもうないから、   こっちのをあげるよ」 娘「あっちがよかったー」 僕「どっちもおなじだよー」 娘「ちがうーーー!」 → すねる or 泣く 大人が人生をつまらなくしているのは、 「どっちもおなじだよー」という言葉に ヒントがあったんじゃないか。 本当に「どっちもおなじ」だったのかな? 「おなじ見た目?」「おなじ味?」 いや、きっとそんなことないはずで。 一つの袋に入

          ひとつひとつと関係をつくる子どもたち

          逆さまの世界を見つける

          川岸に寝そべっていた時のこと。 ふと顔を下にして、道ゆく人を眺めてみた。 目を下に向けると、いつもは目に入らない景色。 特に、人の頭上に広がる膨大な空に驚く。 身長170cmの人がいたとしたら、 頭上にはその何倍にも広がる余白空間があった。 僕は本当の意味で、 空の広がりを知らなかった気がした。 鳥が自分の足元から飛んでくる。 別の空間で生きていた自分と空飛ぶ鳥が、 同じ空という地面にたったような感覚だった。 僕は鳥を地上世界の視点で見ていたけれど、 天空世界から眺め

          逆さまの世界を見つける

          ヌーディスト愛好者は今どこに

          暑くて家に誰もいない日、全裸に近い格好ですごす。 来客があると、いそいそと服を着る。ふと疑問がわく。 はて、僕はなぜ服を着なければいけなかったのか? 服にはおしゃれというポジティブな面とともに、 肌は隠さなきゃダメ、というネガティブな面がある。 短パンやタンクトップは、基本的に外出仕事でNGだ。 性器の露出などはその最高峰でアウトというルール。 「汚らわしい」「はしたない」といった言葉は、 僕たちの体に対する無意識の否定観が表れている。 僕たちの体はすごい、と前回の投稿

          ヌーディスト愛好者は今どこに

          現代でも通じる、時代を超えた作品

          「このデザイン、今でも通じるな」と、 時代を超えた作品が見つかることがある。 現代の暮らしで、毎日目にする中でも、 何万年も前から続くクラシック作品がある。 それは、現代でも十分実用的な機能を備え、 ムダのない美しいデザインフォルムである。 世界的に大ヒットしたベストセラー作品で、 基本的には誰にも愛され、毎日使われている。 それが、わたしの体であり、あなたの体だ。 身長や頭の情報量などに変化はあるものの、 基本的機能は長らく変わっていない。 必要がないから指が急に三本

          現代でも通じる、時代を超えた作品

          人生観を根底から変えた宇宙体験

          「宇宙体験をすると、前と同じ人間ではありえない」 この宇宙飛行士の言葉が示すように、 宇宙体験での内的インパクトは、宇宙飛行士の 人生観、宗教観を根底から変えてしまうことがある。 理系で技術屋の超エリートだった宇宙飛行士が、 宇宙体験後に、宗教家、政治家、環境活動家、画家、 詩人、平和活動家など、異色のキャリアに転身する。 (もちろんキャリアが変わらない者もいる) 地上で思う宇宙はロマンだが、実際は死の空間だ。 月が太陽に照らされる場所は130度の灼熱地獄で、 裏側の日陰

          人生観を根底から変えた宇宙体験

          シャワーの水をめぐる冒険

          暑い日、1日に何度もシャワーを浴びる。 このシャワーの水、どこから来たのか? すこし、想像を膨らませる。 浄水場から来たのかな。その前は川だったかな。 その前は、雨で、雲で、つららで、霧で、氷で、海で。 モロッコ上空にいたのか、インド洋か、誰かの涙か。 その一滴一滴さえ、違う旅をしてきたんだろう。 何十億年も昔から、永遠に変化し続ける旅をして、 今日ここにやってきては去っていく漂流の旅人。 日常の仮面をつけた、化石のような世界遺産たち。 こんなとりとめのないことを考えて

          シャワーの水をめぐる冒険

          オセロを使って、オセロをしない

          4歳の娘に遊ぼうとオセロに誘われた。 どうやらこれが初見のようだった。 「オセロってこう遊ぶよ」とは言わない。 一般的なオセロのルールを教えたところで、 大人側の学びや発見なんて、知れている。 それより、子どもがどう遊ぶかに流されてみる。 その方が、見たことのない土地に運んでくれて、 そうきたか、と大人の発見が多くて楽しい。 大人が楽しい方が、きっと子どもは楽しい。 抽象化すれば、あるのは、白黒の丸と正方形の版。 この物体を使って、無限の遊びを創ることができる。 「正

          オセロを使って、オセロをしない

          精神病院には、未来の自分がいる

          72歳の父が脳梗塞で倒れ、 高次脳機能障害から認知症になった。 それで、僕は奈良の精神病院に通っている。 精神病院は初めての体験だった。 叫ぶ人、床に寝転ぶ人、不思議な会話をする人。 こんな別世界が日常のすぐそばにあったなんて。 知ってることと、体験することの乖離を思い知る。 こんな世界を当事者に近い感覚で体験できたのは ほんとうにありがたい機会だった。 頭脳明晰だった父が変わっていく姿。 人が、自分のことを自由に判断できる時間は、 人生の限られた一時期でしかないのだと知

          精神病院には、未来の自分がいる

          見ず知らずの人から優しくしてもらえる魔法のアイテム

          網膜剥離にかかって、1ヶ月ほど眼帯をする生活をしたことがある。たくさんの人に優しい声をかけてもらえたが、最も印象的だったのは、道ゆく人やほぼしゃべったことがない人さえも優しくしてくれたことだ。 特に眼帯&赤ちゃん抱っこの組み合わせの時は、VIPなみに最高のもてなしを受けた。瞬時に席が用意され、偉いわねとなぜか褒められ、別れ際には励まされ、見送りまでしてもらえた。子どもの頃はこんなにチヤホヤされていたのに、どうして大人になるとチヤホヤされなくなるんだろう? 見知らぬ僕がなぜ

          見ず知らずの人から優しくしてもらえる魔法のアイテム

          ポリネシアン・セックスを体験しよう

          「セックスレスになるのは、男性がつまらないセックスをしているからだ」とは、敬愛するアダム徳永氏の言葉。 スロー・セックスに出会ってもう10年近くになるので、そろそろ勉強し直してアップデートしたいなーと情報を探していたこの頃。(僕的に)衝撃的なポリネシアン・セックスの体験記事に出会った。 https://bit.ly/2LantPc ネット上に出てくる大抵の記事は、挿入して30分動かないとか、基本的なポリネシアン・セックスの概要や効果を紹介して終わりが多い。けれどこの記事

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          子どもの頃の長い体感時間に、どうしたらもどれるんだろう?

          時間を余らせたくて、やりたくないことから逃げてきたら、主夫的生活になった今。時間は多くあるので、この時間ってやつの性質をもっと知りたいと思って、タイトルの問いを立てて調べていました。「時間セレブ」の研究と工夫のメモ。 ●体験と時間 物理的に同じ時間でも、心で感じる時間は認識される出来事が多いと長くなり、少ないと短くなる。大人になるほど、複数の似た出来事をまとめて認識して、出来事の細かい部分を追わなくなるので、時間が早く感じる。 ▷工夫:毎朝同じパンを食べるとしても、その体

          子どもの頃の長い体感時間に、どうしたらもどれるんだろう?

          思いこみのチカラを利用する方法

          ある夜中の3時に、たまたま目が覚めた。 そしたら、たまたま家の外を通っていた人が、ウルフルズの「サムライソウル」のサビの部分を歌って去っていった。 歌詞はよく聴こえなかったんだけど、最後の「エイエイオー」だけ聴きとれた。 それで僕は、「この人、自分のために歌ってくれたんだ!」と、思った。 ていうか、半分くらい、“思いこむことにした”。 なんとなく、そんな気がした。 そう思ったら、会ったこともない僕のために応援してくれるなんて、あの人はなんていい人だったんだろう!と、“勝手

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