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群馬旅行(沼田・土合駅)

今回は群馬県への旅行。箕輪城や草津温泉など他にも訪れたい場所はあったが、2日間の行程では上越沿線にある沼田と土合駅が限界だった…。




1,二つの都市 「高崎」「前橋」

高崎駅西口

まずは群馬の中心である高崎,前橋をサクッと回ってみる。高崎駅は北陸新幹線,上越新幹線などが発着し、ターミナル駅に相応しい景観が広がる。


群馬県はヤマダデンキ発祥の地

駅前にはヤマダデンキなどの商業施設も充実していて、駅周辺だけで最低限欲しい物は一通り揃いそうな感じ。


前橋駅

県庁所在地である前橋駅へは高崎駅から約10分。
駅前には複合施設のAQERU前橋があるが、高崎駅と比較すると賑わいが劣る印象は否めなかった。


郊外に広がる市街地

前橋市は県庁所在地であるのだが、中心市街地は駅から少し離れた場所にあるのが、高崎駅と対照的と言った感じ。
同規模の拠点都市が隣接しているのは結構珍しいかも。


2,真田ゆかりの地「沼田」

レトロな駅舎が趣を感じる

翌日前橋のホテルを発ち、沼田駅へは上越線経由で高崎駅から約50分で到着。道中の車窓からは赤城山などが見れて良い眺めだったが、生憎写真はどれもブレていた…。


駅前からも見れる河岸段丘の景色

沼田と言えば河岸段丘が特に有名。駅を出て目の前にあったこの光景を見て、これが河岸段丘かーってなる(語彙力)


沼田八景 滝坂の青嵐

駅から市街地までは約70mの高低差がある坂を上る必要がある。普段から駅-市街地を往来している人は間違いなく足腰が鍛えられてるだろう。


城内では戦国無双のキャラのパネルも飾ってた

駅から歩いて20分弱で沼田城へ。
沼田城は真田家が支配していた城の一つ。北関東の要衝でもあった事もあってか、後北条家とこの城を巡り争った歴史がある。


西櫓跡の石垣。少し話が逸れるが、東日本のお城は石垣ではなく、土塁を使ったお城の方が多い気がする。


雑木が邪魔

捨曲輪跡から沼田の市街地と谷川岳を見渡す。
あの谷川岳を越えた先には新潟県があると思うと、遠い所に来たなーって感じがする。今回はそこまでは行かないが…。


3,日本一のモグラ駅「土合駅」

水上温泉街と谷川岳

沼田駅を離れて更に北上していく。
次の目的地は土合駅。地下深くに駅がある事で有名な駅である。


長岡行の列車

水上駅で乗り換えて、土合駅へ。
因みに水上-長岡の間はかなり本数が少ないので計画的に行かないと、何もない無人駅で長時間過ごす事になるので要注意。


駅内は夏場でも涼しいぐらい

水上駅から数十分で土合駅に到着。
周りは何もないトンネルの駅。秘境の雰囲気が半端ない。


永遠に階段が続いてるのかと錯覚しそうになる

地上に出るまでは462段の階段を約10分かけて昇る事になる。
この奥行き感が何だか絵になる。


駅舎の見た目も独特

地上に到達。
標高が600mを越えている事もあってか、空気が澄んでいて中々気持ち良い。今までの暑さがちょっと吹き飛んだような気がした。


青空と山の緑のコントラストがとても綺麗

土合駅からは歩けば谷川岳の登山も可能。
かつては滑落が相次いで、最も死者を出した山として不名誉なギネス記録にも登録されたんだとか。


東京方面は地下ではなく地上

本数がないのでざっくり観光した後はすぐ駅へと帰還。
滞在時間は短かったけど、やっぱり秘境駅はアクセスが悪いからこそ訪れたくなるんだなって思えたかも。





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