通貨強弱:相関性と逆相関性
BENです。いつもありがとう。
FXで取引する場合、通貨強弱、いわゆる通貨同士の相関性・逆相関性をよく見ていると、いま何が買われてるのか、売られているのかがわかります。
株式や債券市場はそれぞれの国の通貨で売買が行われるので、日本の株や国債を買おうとしているアメリカの投資家さんは先ず、米ドルを売って円を買るという作業があり、キャッシュを保有してからそのお金を日本の市場に流します。イギリスの場合はポンドだし、欧州圏ならユーロ。
取引する時間帯によって売買される通貨量は変動するし、日によってその量は異なります。金融界の要人さんの発言や各国が発表する政策発表や指標なども大きく影響していきます。
情報量はなるべく少ない方がよいので通貨強弱をグラフやチャートで一覧できるサイトなどは非常に便利。Armadaさんという優秀なトレーダーさんはMT4用のインジケーターを無料配布されています。なんと太っ腹なんだw
ワシが参考にしているサイトはこちら。
常に1画面の半分にこいつを表示していてさっとみられるようにしています。
円がアホほど買われ、ドル円がアホほど売られてるのがわかります。
ドル円のチャートを見てください。
ドル円売られてますネ。まーこんな感じです。上記の際とは前日分も見られるし非常に便利。
FXLaboさんのサイトでは時間軸も変えられるのでこちらもお勧め。
基軸通貨は米ドル(今のところは)
銀行破綻のニュースで市場が不安定になっている状況ですが、いまのところ米ドルは世界の基軸通貨、KINGオブ為替の地位を確立しています。一番流動性がある通貨で、現在の市場ではドルの売買が他通貨へ大きく影響します。
米国の経済指標や要人発言が市場に大きな影響力があるのもこういう理由ですね。その次にユーロ、円、ポンド、豪ドル、という順番で取引量が多い。
なので、FXを始めたての方は取引をするならユロドル、ドル円の2つだけ見ていれば良いと思います。
この二つの通貨ペアは【逆相関】することが多く、チャートを横並びで見るとよくわかりますよ。
米ドルが【いまのところは】基軸通貨、と言ってるのは様々な理由がありますが、この100年で米ドルの価値は97%失った(購買力=Buying Power)現実があり、米ドルの位置づけが今後どう変わっていくのか注目に値するところ。
Fiat自体何れ価値がゼロになるのは歴史が証明しているから、いまつかっているCurrency=通貨ってのもは、何か別のものに置き換わるんだろうな、と思います。
FRB(FEDともいう)が必死にビットコイン(BTC)や仮想通貨を批判し毛嫌いする理由は、独自のデジタル通貨(CBDC)を作ろうとしているからですね(管理もしやすいでしょ)まあでも、いまも既にデジタルではあるのだけど。
今後、仮想通貨に規制が入るでしょうし、デジタルアセットとの付き合い方は非常に難しい問題になるとおもいます。私的にはビットコインは現物でもってたいかな。他は電子ゴミに無理やり価値を付けているだけのSCAMなので要らない(ETHくらいかな、残るとすれば)。
話が逸れて恐縮。
基軸通貨である米ドルと日本円の関係だけ見ていれば、取引する時間帯にどっちが強いの弱いのを確認して順張りで入っていくだけで、それなりに利益は出ると思います。もちろん他通貨との関係、時間帯別で強弱があるのでその辺も加味しつつ捉えていくことですね。雑な説明になったけど、リアルタイムチャートを見ながらどのように通貨強弱を使うかは、また今後話すときがくるでしょう。
鵜呑みにはせず大きな流れをつかむときに、今日はこんな感じなんだ、というのを把握するために確認するくらいでちょうどいいですよ。
GOLDはドル決済なので、、、
ドル円と逆相関することが多々ある、ということでユロドル、ポンドル同様「ドルスト」の枠で考えるのが妥当です。ワシがドル円、GOLD、ユロドル、ポンドルの4つを取引の中心にしているのはこれが理由。
シンプルイズベスト、あまりややこしく考えず、余計な情報はなるべくいれずできる限りシンプルに取引がしたいのですよ。
てことで今回はこれにて。時間を割いて読んでくれてありがとう。
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