PUBG北米プロリーグのNPLで開催された３日間のカップ戦「NPL Royal」で、Tempo Stormが逆転で優勝を飾った。

今日の決勝までに二日間の予選が行われた今大会、ある程度NPLの状況から優勝候補が絞られる中その筆頭株であった１部リーグ首位のTempo Stormは苦しい立ち上がりとなった。

短期決戦のカップ戦において非常に重要な意味を持つ第一Rを制したのはお馴染みの人気チームCloud9(１部2位）。キル数によってCloud9と同じ点数を獲得したeUnited（1部13位）の両チームが主導権を握る展開。
一方、Tempo Stormは２ラウンドを終えてわずか１０ポイントの獲得に止まり優勝は厳しいかに思えた。

しかし、迎えた第３ラウンドでみせる。終盤まで数的優位を維持しながらじわりじわり追い詰めて見事１６キルドン勝（２６ポイント）を獲得。一気に首位に押し上げると、第四ラウンドでは序盤に１人失う厳しい展開になりながらも圧倒的なAIM力で盤上を支配。最後はパルスに終われる敵を綺麗に片付けて１４キル連続ドン勝（２４ポイント）。たったの２Rで５０ポイントを獲得する脅威の力を見せつけた。　　

終わってみれば2位に２１ポイントの大差をつける圧勝で、高額賞金（賞金総額約1000万）がかかる今大会を制した。

１部でも首位を独走するTempo Storm。彼らを止めるチームは現れるのか。
NPIに注目があるまる。

NPL Royal順位表
1位 Tempo Storm（テンポ・ストーム）
2位 Cloud9 （クラウドナイン）
3位 Overconfident （OC）