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『Dune 砂の惑星』

Denis Villeneuve(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)監督。

過去に予告編とキャストのインタビューについて記事に(予告編だけでも楽しめる)したけれど、ようやく観ることができた。これは原作ストーリーの前半で、後半パート2の制作も終わっており、公開は2023年11月の予定。前半の興行成績次第で、パート2の制作の可否が決まるというお決まりのパターンだったようだ。

「メッセージ」や「ブレードランナー2049」にも共通した、Villeneuve監督の独特の雰囲気と色彩が美しい。人の移動に合わせて浮遊してくれるランプ、私も欲しいな(笑)。

不可解なデザインのものや空間のとり方、音もそうだけれど、異次元を味わえる感じが良い。

今更・・・なのでストーリーについての説明は割愛。今回完結するのではないと分かっていたので、一つ一つのシーンを味わうのがかえって楽しかった。なんだろう、キャストが皆個性的で、でもぴったりとその役にハマっていて、なんとも言えない良い宇宙観を作り出していた。

最後にChaniが「まだ始まったばかりよ」とPaulに言ったところで、Paulの表情に浮かんだかすかな微笑みが絶妙。Paulの夢に出てきた色々なシーンがパート2では本当に起こるのか、楽しみだ。

邦訳がないけれど、こちらは舞台裏についての動画↓
監督や制作陣のこだわりが分かる。


ちなみにパート2に新しく加わるキャストが・・・

Austin Butler


Léa Seydoux


Christopher Walken


だそうで、ますます楽しみである。


砂の惑星を観るのも良いけれど、やはりこの地球の緑は本当に貴重で美しいものだと思うから、大切にしなければ。

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