見出し画像

Interstellar インターステラー

本日の一本はこれ。

話があちこちに飛ぶけれど、思いついたことを記録。

食糧不足に苦しむ枯れた地球を脱出できるのか、地球以外に居住可能な星を見つけられるのか。実はそんな単純なストーリーではない。父と娘の絆を軸に展開される、時空を超えたお話。

物理学にも量子力学にも詳しくない私は、どうして宇宙の異なる領域では時間の流れ方が違うのか、説明できない。でも我々は与えられた脳の数パーセントしか使っていないのだから、知覚できない・理解できない事柄の方がきっとこの宇宙には多いのだ。というか、何も知らないに等しいのかも。

この作品には地球外生命体は出てこなかったけれど、地球人だけが知的生命体であるとは到底思い難い。そんなのは奢りである。むしろ、ここは我々の住む大事な星なのに、汚染し、破壊し、互いに殺し合っているのだから、広い宇宙の他の生命体から見たらかなり原始的ではないか。

(ネタバレ)この作品では、幽霊などではなく、時空の歪みから5次元に入った未来の自分がメッセージを送って来ていたのだと気付くシーンがあるけれど、普段の我々の勘も、もしかしたらそれに近いのかも知れない。実はあちらこちらに、未来の自分が残した足跡があるのだとしたら?!

色々なことを考えさせられる一本だったし、泣いた。マシュー・マコノヒーはとてもワイルドでかつポジティブなエネルギーを発する俳優で、最近味が出てきて好きだ。私は「Alright sound」という彼のアプリも持っていて、毎日聞いている。色んなパターンの彼の「Alright」が入っているだけなのだが、よし!と前向きに、元気になる。

有名な俳優が沢山出ているが、あの船員の一人は大好きな映画「クラウドアトラス」のオトゥア役の人ではないか?と思い調べるとやはりそうで、デヴィッド・ジャーシーというイギリスの俳優だった。クリストファー・ノーラン監督と言えば、「Dunkirk」もまだ観ていない。

そう言えばこの作品の中では、アポロの月面着陸はやはりインチキだったというのが定説になっていた。真相はいかに。

観終わって、ベッドに横たわって流れる雲を見ながら頭の中を整理しているうちに、眠ってしまった。幸せだな・・・。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?