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神域リーグ2023で7月に行われた第5節から第7節までを見ておじさんは思いました

ホントは7月中にこのnoteを公開したかったんですけど、結局8月になってしまいました。すいません。でも、生成AIを使わずに5000文字と数枚の画像を仕上げるのって、案外大変なんだぜ(しかもタダ働き)。それはともかく、またしてもおじさんは神域リーグ2023を見てnoteを書きましたので、よかったら読んでみてください。今回は、7月に行われた第5節から第7節までをまとめて1本のnoteにしました。
トップ画像および試合画像出典:神域リーグ2023第7節




振り返りの前に

はじめに、「神域リーグで麻雀を勉強したいよ〜」って方には、こちらの記事や動画をオススメします。

特にキンマwebさんが、Mリーグの記事と同等のクオリティで神域リーグの記事を公開するようになったんです。去年ってそうだったっけ?と思ったので早速見返したら、第7節くらいから本腰を入れた感じでしたね。キンマwebさん、やればできるじゃないの。できれば私が神域リーグ2023の記事を担当したかったよ(今からでもご依頼お待ちしておりますw)。

麻雀ウォッチさんも画像多めのボリューミーな記事を公開しているし、ゆうせーさんの動画もナイスプレーをピンポイントで見られるので、どちらも神域ファン必見ですね。これだけコンテンツがあれば、神域リーグを見るだけでも麻雀を楽しみながら実力を上げられそう。…あれ、私のnoteってどうすればいいの?

私もいろいろと考えていまして、大手メディアさんと同じことをやっても意味がないのですよ。そこで、私のnoteでは引き続き神域リーグを扱いますが、あくまでも麻雀note書きおじさん(笑)独自の視点で自由に書いていくつもりです。結果速報やガチめの観戦記みたいなnoteにはしませんよ。でも、私のnoteは麻雀ビギナー以下をメインターゲットにしていることを忘れずに、これからも面白可笑しく書いていきます。


第5節:もう1度記者会見から見直してほしい

おじさんは6月20日まで入院していましたが、まだ第5節が行われた日は調子が戻っていなかったんですね。なので、第5節は生配信をじっくり見られなかったんです。申し訳ない。その代わり、何度もアーカイブを見返してからこのnoteを書き上げました。

よくよく考えると、この日に勝利を上げた朝陽にいな選手・緑仙選手・空星きらめ選手って、今年が神域リーグデビューなわけですよ。しかも、相手が白雪レイド選手・ルイス・キャミー選手・天開司選手・天宮こころ選手・多井隆晴選手と、V界きっての麻雀強豪勢だったんです。もちろんたかちゃんはV界にカウントされますよね(笑)。

神域リーグで勝利を挙げている選手に共通していることはリーチや鳴き仕掛けに躊躇がないことだと私は考えます。神域リーグはMリーグ同様「トップが偉い」ルールなので、リスクを少々冒して「取れる時に取りに行く」ほうが勝ちやすいのではないでしょうか。雀魂の段位戦は「4着が悪」みたいなルールなので、段位戦配信が多めの選手が神域リーグでも勝っているのを見ると、「よく切り替えられてるなぁ」って感心しちゃいます。私は「トップ取りたいおじさん」なので段位戦が苦手で、最近は四麻を大会戦でしか打たなくなりました…。


ただし、私は第5節で気になったことが1つありまして。「一部のチームや選手に対するコメントの当たりが強い」という指摘がちらほら見られたんですね。おじさんもnoteでさんざん「ク〇コメ言っちゃダメだよ!」って発信し続けていたので、さすがにそれは黙っていられない。

指摘があった箇所を中心に私は配信を見直しましたが、確かに見る人が見れば不快に思うコメントはありましたね。改めてここでも書かせていただきますと、ライブ配信でコメントするのって即時にやってしまうものだから、どうしても感情的になりやすいんです。頭で考える時間を省いて、心の動くままに指を動かしてしまいますからね。特定のチームや選手に肩入れする気持ちはよーーくわかりますが相手がいてこそ試合は成り立つというリスペクトの気持ちを常に持っていただきたい

画像出典:https://www.youtube.com/@tenkaitsukasa

『麻雀ウォッチ』さんの記事も、毎回この画像が入っているんですよね。ホントにこれは大事なことで、大多数の人はこの言いつけを守っているのではないでしょうか。これはどのような目的がある大会で、どんな選手が試合に出場しているか、少しはバックグラウンドを知ってからコメントに参加するのがいいと思います。コメ欄やSNSに書き込むことだけが応援ではないので、自分の身の丈に合ったものを実践するのがオススメです。

しかし、どこまでがコメントとしてOKでどこからがNGなのか線引が難しいですね。たとえば、特定の人物を表す「433444」という6桁の数字がありますよね。多くの人は「あんなに強いたかちゃんなのに、なぜか今回は成績が振るわなかった」などという意味で「433444」を使ったりします。でも、大量に羅列された「433444」を見て、「またたかちゃんが虐められている」とか「麻雀界の大スターにそれは失礼だろ」とか感じる人がいても不思議ではありません。人の感性は十人十色なので、コメントの受け止め方が一様ではない以上は、万人が納得できる環境作りは難しいのかもしれません。

それでも、明らかにアウトなものは存在するのでまずはそういうものを必ず避けるようにすべきですね。おじさんの場合は言葉が強くなり過ぎるきらいがあるので、YouTubeではチャット欄でのコメントをなるべく避けて、よく考えてからコメント欄に書き込むようにしています。noteでも、私がエラそうな感じには思われたくないので、ですます調の口語文にするのがほとんどです(詳しくは「仕事依頼」に固定してあるnoteでどうぞ)。読む人に不快感を与えないようにする方法って、いろいろあるはずなんですよ。


第6節:努力は裏切らない

YouTubeを見る時に、配信の概要欄を全く読まない方ってどのくらいおられるんでしょうか。私は途中から生配信にお邪魔する機会が多いので、「今何してんの?」って疑問に思った時は、配信の概要欄や固定コメントを見るようにしています。なので、或世イヌ選手の概要欄が凄いことになっているのはとっくに知っていました。第6節の実況を務めた小林未沙さんも、イヌ君の概要欄について触れていましたよね。

画像出典: 或世イヌ / Aruse Inu

これは、第6節の前日に雀魂段位戦を配信した時の概要欄。画像をスクリーン1枚に収まるようにキャプったら、文字が小さくなってしまいました…。念のため、概要欄の前半部分を抜粋しますと、

■勉強の優先度
★完全イーシャンテンの暗記
★リーチ後に字牌を怖がる癖を無くす
 →なるべく形を維持したまま降りるようにするため。
★安牌と現物を間違えない
 →安牌が1枚もないときには逃げるも押すも地獄になる。

■次節までに何を直すか
・複合してるときの牌の優先度
→ここでもう一度何切る本説ある

■最近指摘されて矯正中のことまとめ
・リーチ宣言杯周りを見る
・安牌が手に1枚しかない時は引けないから戦う
 →2枚以上あるなら様子を見る
・基本は外側から払う様にする
(以下略)

出典:『【麻雀】明日はいよいよ神域です。【或世イヌ/Neo-Porte】

こういうのを「意識高い系」っていうんでしょうね。自分の課題点を思いつく限り抽出していき、そこから目標を設定して成果を上げようってわけだ。さすが「普段は社畜、夜は怪盗」を名乗っているだけある。こんなに概要欄が長いのはこの日に限ったことではなく、段位戦配信を始めた頃からとっくにこの長さだったので、note書きおじさんはとても感心しています。

正直なところ、イヌ君が初めて神域リーグの試合に出た時は、「こいつムチャクチャやりおる」って頭を抱えながら見ていましたよ(笑)。「おもしれぇのが現れたな〜」などと、手を叩いて喜んだりもしていましたが。そんな状態だったデビュー戦から2か月経って、麻雀を局面ごとに対応しながらしっかり打てるまでに成長したんですね。これだよみんなが見たかったのは!

神域リーグ2023のテーマの1つが「成長物語」になっていますよね。今年のドラフトの時点から、監督がそれまでの実績よりも伸び代を重視して人選したような傾向にありました。イヌ君が麻雀配信を始めたのはごく最近のことだけど、そこから努力を惜しまずに日々研鑽を重ねて(コラボ配信前に1人だけ2時間早く段位戦配信を始めたりとか)、神域リーグ本番で見事な成果を披露できました。素晴らしい。

第6節のその他のトピックは、空星きらめ選手の4連勝かなぁ〜。麻雀で4連勝はヤバすぎ。魔王爆誕。


第7節:この日に株が爆上がりした人が確実に1人いました

そうか、この日は「サンフラワー」揃い踏みだったのね。雀魂でロンする時は「こんもこ〜!」、ツモった時は「あ〜〜い!」って言っちゃう私はニッコニコでした。雀荘で同じことやったら〇されそうだけど。大物手をしっかりモノにできた勝くんもお見事なのじゃ。

第7節の本配信では、明確に株を上げた人が1人いらっしゃいましたよね。

画像出典:https://saikouisen.com/members/kono-naoya/

河野直也プロです。(言わなくなったけど)「チンイチの人」あるいは「するしないのブルー」ですね(『麻雀ウォッチ』はYouTubeもウェブ記事も必見です)。Mリーグの公式解説などでもおなじみなので、顔を知っている人は多いんじゃないでしょうか。自団体HPの画像はちょっと前のものみたいだけど(笑)。

それにしても、直也さんの解説には感服いたしました。神域リーグの理念を十分理解したことが窺える「否定しない」解説、神域リーグ関連の配信を見て出場選手をしっかり予習してきたことが容易に想像できる解説、選手の思考とシンクロするような丁寧で緻密な解説。どれも素晴らしかったです。そりゃあMリーグの解説にも呼ばれるよ!

ただし、私が気になったことがあったんです。たとえばこの場面。

確かに赤5ソーは切りづらい

或世イヌ選手の親番ですが、対面の勝くんから5ピン単騎の4巡目リーチが飛んできました。もちろんイヌくんが親番を維持したいのは山々ですが、7巡目に赤5ソーをキャッチします。私は四萬を1牌勝負するか、南南と落として粘る手があるのかなと思いましたが、

勝くんのリーチ宣言牌だった4ピンを切る

イヌくんは現物の4ピンを切りました。ラス目の親としては、なかなか決断しづらい一手ではないでしょうか。河野プロは「赤5ソーを切ったところでその後にまたソーズを持ってきたらそれも切りづらい」「チームポイントがプラスなので素点を減らさないようにしている」と指摘しました。なるほど、確かにアキレスは無理してポイントを稼ぐ場面ではなかったですね。

ところが、せっかく直也さんが「否定しない解説」をしてくれたのに、それを否定するコメントが流れてきたんですね。「イヌくんはそう読んでいないのでは」「イヌ君にそこまでの技量はない」といった感じだったでしょうか。そういったものを目にした私は、ちょっと残念だと思いました。

それってあなたが決めつけているだけですよね。あなたは他人の頭の中や心の中が読めるとでもいうのですか?なんだか〇ろゆきさんみたいですけど(笑)。河野プロは可能性を提示しているのであって、本人がどう考えていたかは本人しか知りえないということを忘れてはなりません。

否定をしない解説をヌルく感じる人がいるかもしれませんが、否定から入らないやり方ってビジネスでも使われていることなんですよね。たとえば、後輩を指導する際にそのメソッドは使われていまして。まず、後輩の良いところを1つ挙げて褒めてから、改善してほしい点を指摘するってやり方があるそうです。頭から否定されたら、そりゃあ誰でも気分は良くないですよね。

ここでも改めて書かせていただきますと、どう打とうと自由なのが麻雀なんです。そもそも麻雀は運や偶然性に大きく左右されるゲームなので、いつでも定跡やセオリーといったものが通用するわけではないんですよ。第1打に赤5ソーを切ろうが、五萬六萬の両面落としから始めようが、何をやってもウダウダ言われる筋合いはありません。麻雀を観戦するときは広い心で見なきゃダメよ


おしまいに

相変わらず神域リーグ2023は面白いのですが、1つだけ気になったことがあったので、最後に少しだけ。第7節だけ同接と視聴数が伸びていないんですよね。どうやら某大手Vtuber事務所の夏の恒例行事が盛り上がっているみたいで。にじ甲面白いから仕方ないか。

でも、せっかく捨て試合が1つもないのに見逃しているのはもったいなくないですか?今からアーカイブを見ても余裕で間に合いますので、まだの方は是非。おじさんができることは、「神域リーグ見てよ〜」ってお願いするくらいかなぁ。私がとやかく言うことではないかもしれませんが、1人でも多くの人に麻雀の魅力が伝わってほしいんですよ。それだけ。


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