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神域リーグ2023で2週間のうちに行われた第8節から第10節までを一気に見ておじさんは思いました

今回は、8月に行われた神域リーグ2023の第8〜10節について、おじさん(これを書いている人)が思ったことをダラダラと書き連ねていきます。これで神域リーグのnoteは10本ほどになりましたが、中身は相変わらずです。それでも、レギュラーシーズン終盤だったので、思うところはたくさんありましたよね。その辺りが上手く表現できるといいな。
トップ画像出典:神域リーグ2023第八節本配信
(アレが炸裂した場面ですね)




第8節:珍しく神域リーグでプロが目立った日

さすがにこの節は、あの大事件を扱わないわけにはいきませんね。あんなにキレイな山越しが決まったのって、プロの試合でも滅多にないですからね。私が覚えていたのは、Mリーグ2019−20シーズンのファイナル最終戦で、多井隆晴選手が沢崎誠選手のロン牌見逃しで魚谷侑未選手から山越しロンをキメたやつくらい。その時の順位が、Pirates・フェニックス・ABEMAS、少し離れてサクラナイツって並びだったんですね。

その多井プロ、いや、たかちゃんが被害者となったんです(あくまでも麻雀星人=多井隆晴≠たかちゃんを貫くスタイル)。加害者は鈴木たろうプロ、いや、ゼウス女学院1年のたろうくん。まさかの「ゼウスの選択」が出ちゃったので、普段はプロの試合しか見ないって人も神域リーグを見たほうがいいですよ。

あらためてその場面を。

ワクワクする配牌
東をポン
一応イーシャンテン

私のような凡人なら、字牌2つで親の40符2翻3900点でも十分満足です。しかし、欲張り打法のたろうくんは、それを良しとしませんでした。ここから、

見事な4ソー7ソー引き

東・發・ホンイツの12000点テンパイに持っていきます。そして、この後が問題のシーン。

真ん中の赤いやつ押しちゃいそうですよね

上家のくくくんから3ソーが切られました。くくくんは3ソーを切ればテンパイなので、至極当然の打牌ですね。リーチはしなかったので、好形変化を待ったのでしょうか。ところが、3・6・9ソー待ちだったたろうくんは、

想定外のことが発生して頭を抱える解説者

なんと打3ソーをスルーしちゃいました。「うわ〜マジかぁー」と私が思った瞬間、

思わず絶句する実況者

すぐに山越しでたかちゃんから3ソーが切られました。もちろん、その3ソーにはロン。なんと、トップ目のたかちゃんから、たろうくんが12000点の直撃に成功しました。こんなに綺麗な山越しロンが、神域リーグで見られるとは!!!(ここまでの画像は本配信より)

たろうさんはとっさに山越しをしたのかと、凡人である私は考えましたが、どうやらそうではなかったようです。

画像出典:鈴木たろうちゃんねる(56:00辺り)

たろうさんの配信を見て確かめましたが、なんと上の画像のタイミング、つまりテンパイ直後にはもう山越しを考えていたようですね。「これは白を鳴かない、なんならこれ山越ししたいし。これスルーしちゃうか?スルーしよう。出たらたかちゃん狙いで」って喋っていましたね。やっぱりトッププロってヤバいわ。でも、山越しが決まった後のたろうさんは「ブルッと来た」と言っていたので、このプレーは滅多に決まらないってことなのでしょう。

山越しを見た時のリアクションが、大きく分けて2種類ありましたね。1つは「山越し?マジか!?」「そこまでやるの?」ってビックリしたパターン。もう1つはVtuberさん達に多かったのですが、大爆笑したパターンも意外とありましたね。おそらく、山越ししてすぐロンされた(しかも被害者が誰もが実力者と考えている人)のが、不憫を通り越して笑いに変わったのでしょう。


もう1つ、「プロが目立った試合」がこの日に行われました。

もちろん画像は本配信から

ついにプロ3人対Vtuberが神域リーグ2023でも実現してしまいました。去年はメイカちゃんが2回そういうシチュエーションになり、2度とも2着という大健闘でした。今年は桜凛月選手がこの難局に挑みます。

りつきんはよく食らいついたんですが、やはりプロ3人相手はキツかったですね。結局この試合は、渋川監督がなんと8回もアガってトップを取りました。渋、目立ちすぎだろ(笑)。しかし、グラディウスのチーム状況を考えれば、渋川監督が頑張ってポイントを持ち帰るしかないので仕方ない。

結局、多井監督は2度目の同日3連闘を敢行するも、トップは取れずじまい。試合後のインタビュー(3回・どれも長い)では大立ち回りを演じました。「(規定出場試合数を満たさないのは)それも辞さない」「きらめがMリーグ出ればいいよ」「(小学校5年生の女子は)白雪レイドでも応援してればいいんだよ!」ってコラ(笑)。某児童向け漫画雑誌に掲載された例のグラビアを、このnoteに貼ったっていいんだぞ、本当にいいんですか?(「コロコロ_多井」で簡単に検索できますw)

去年も私はnoteで書いたはずなんですけど、私は多井監督の3連闘にはちょっと否定的ですね。理由は大きく分けて2つあって、「神域リーグで監督が目立つことは慎むべき」だということと、「3連闘が失敗した時のダメージは半端ない」ということ。Mリーグ2020−21のファイナルで、「戦術・多井隆晴」が上手く行かなかったじゃないですか(戦術・勝又健志が成功したのはさておき)。でもあのおじさん、「超」が付くほどの負けず嫌いだから(笑)、去年の「444」を払拭したいってのはずっと思っていたんでしょうね。その気持ちはよーーくわかるんだけど、「223」で払拭できたかっていうと…。


第9節:「こんもこ」って言ってくれ(笑)

私は、咲乃もこさんがつい無意識にやってしまう「アレ」が大好きでして。それは、あらゆる場面で麻雀プロを「〇〇プロ」と呼んじゃうこと。ちゃんとした試合の実況だけでなく、エンジョイ系のコラボ配信でも、気付いたら「渋川プロ」「松本プロ」とかになっちゃうんです(「渋」「オオマツモト」とかでいいのにw)。とはいえ、そういったことでもこちゃんの麻雀プロへのリスペクトが感じられるので、おじさんは好感を持っています。

もう1つ、私は地方在住を公言しているVtuberさんを優先的に応援しています。noteであちこちにその理由は書いたかと思いますが、ざっくり言えば「東京だけが日本じゃねーよ」ってこと。もこちゃんは〇〇県住みを公言していますので、私にはどストライクです。でも、〇〇県の中では栄えている所に引っ越したみたいなので、私みたいなク〇田舎在住ってわけではないのですが。

話が大きく逸れましたが、さすが今大会唯一の魂天ですね(監督は除く)。ダテに雀魂で最上位にまで到達していないってわけだ。私がこの日に感心したのは、リーチをかけるかどうかの判断でしたね。以下、神域リーグ2023 第九節の本配信から、画像を2枚キャプります。

南4局0本場

こっちは5・8ピン待ちでリーチ。

南4局1本場

こっちの4・7ピンはダマですか。私だったら「高めイーペーコーかツモれば親ッパネだ〜」とかいって、1本場のほうもリーチしていたでしょうか。むしろ、5・8ピンが3枚切れだった0本場のほうをダマったかもしれません。ダマテンにしたことで超絶剛運状態さん、いやルイスさんから直撃できたので、この辺のリーチ判断は参考にすべきでしょうね。さすが魂天のもこ、略して「魂もこ」でした。

画像引用:https://www.kitaya.biz/view/item/000000000261
(注文の受付は終了しています)

あっ、それだと日本酒か(笑)。これ、神域リーグのPV会場で飲めたんですよね。私も通販で買おうか迷ったんですねど、あいにく私は下戸なんです(しかも親戚一同)。米どころの新潟県に住んでいるのに、ああ勿体ない。

見事な2連勝だったわけですから、試合後のインタビューの第一声を期待したいじゃないですか。やっぱりもこちゃんといえば「こんもこ〜」ですよ。
そうしたら、第1戦の後に、疲労困憊な様子で「お疲れ様でした……」ですって。これは「麻雀◎・配信×」と評価するしかない(笑)。

ようするに、「こんもこ」が咄嗟に言えないほど神域リーグのプレッシャーって凄いのでしょう。なにせ同接4万・30万回以上の視聴数になるビッグコンテンツですからね。もこちゃんはあれだけ多くの麻雀番組に出演していても、神域リーグで多くの人に麻雀を見てもらうのは緊張するんでしょうね。だから、2戦目終了後のインタビューはちゃんと「こんもこー!」から始まったので許す(笑)。


さらにこの日の3戦目には、エモい瞬間が訪れました。ここも本配信の画像で振り返りましょう。

昨年の優勝メンバー3人と部外者(笑)

オオマツモトがずんたんに代われば去年のアトラスだったのにね。しかし、ドラフトで前年所属の選手を1名しか指名できなくしたからこそ、このカードが実現したともいえます。そう考えると、強制的にチーム編成を変えさせたルールって、そんなに悪くないかもしれませんね。

とまぁ、私なりに感傷に浸っていたのですが、やっぱりプロは強いよね。結局この試合は、同窓会に乱入した「知らないおじさん」が勝ちました。配信のチャット欄は「知らないおじさん強え〜」で埋め尽くされていたけれど、31歳は麻雀界ではまだ若手扱いだから、松本監督に「おじさん」は可哀想だよなぁ(たかちゃん世代の私は構わないけど)。でも、ルイスを「パツキン」呼びするのはおじさん(笑)。


第10節:あの配信が良くなかったのか!?

まず、この日に注目すべきだったことは、「空星きらめ選手のレギュラーシーズン全勝なるか?」でした。何しろ、9節までの成績が「1着1着1着1着」とパーフェクト。最終節は1戦だけの出場に留めて、レギュラーシーズン全勝という大記録に挑戦することが予想されました。ならば、どの試合に出てくるのか?

すると、1戦目に早くもきらーめが登場!監督(プロ)との対戦を避けるためには、初戦出場がベストだったでしょう。しかし、どの選手が相手になったとしても侮れない。5連勝など簡単には許されないはずでしたが、その結果は…?

それにしても、きらめ選手にとってはなんとも難しい試合になりましたね。例えば東2局。ここからは、きらーめ視点の配信から画像を見ていくことにしましょう。

さすがに5ソーはカンしない

先にあまみゃから親リーされていますが、ここは追っかけリーチをしたいところですよね。ダマもなくはないですけど、345か456の三色に変わるのを待っている余裕もないし、両面待ちならリーチでしょう。そうなると、3ピン切りか5ピン切りの2択になります。

しかし、3ピンと5ピン、どちらも甲乙つけ難いですね。あまみゃの宣言牌が8ピンなので、両面だと5・8ピン待ちはなく、ケアするのは2・5ピン待ちや3・6・9ピン待ちなど。よって、手牌だけ見れば4ピン3枚で3ピンがワンチャンスに見えますが、5ピンも同じくワンチャンスになります(珍しくちゃんと打牌進行を説明する私w)。

そうなると、あとは細かな差だけが残ることに。やや守備的に打つのなら、3ピン切りになるでしょうか。赤5ピン待ち(単騎・カンチャン)のケアや、1ピン3枚切れでペン3ピンの可能性が薄いなどの理由があります。5ピン切りのメリットは、暗刻になっている4ピンを、ツモった時にカンできることですね(これは解説のたかちゃんも指摘していました)。

三・六萬待ちは変わらない

結局、きらーめは3ピン切りでリーチしました。リーチ・タンヤオ・赤赤なら勝負する価値ありですね。ところが、

4枚目を引いちゃう

4ピンをツモっちゃいました。もちろん、これではカンできません。当然ツモ切られます。

めくり合いはあまみゃの勝ち
リーチ・ツモ・タンヤオの2000オール

結局、この場面はあまみゃがツモりました。もしも5ピン切りにして4ピンをカンしていたら、などと想像したくなりますが、これが麻雀というものなのでしょう。3ピン切りが決して悪手だったわけではなく、結果的に相手のアガリになったというだけです。そもそも、リンシャンやツモ順の変化でアガれていたかどうかなんて、知ったこっちゃありません。

他にも、渾身のリーチがなかなかツモれなかったり。逆に、8ピン単騎の仮テンが、リーチしていれば一発ツモだったり。この試合に限っては、きらーめに展開が向かなかったとしか言いようがありませんでした。そもそも、この試合でも放銃はなかったわけで。

そのきらーめを引きずり降ろしたのが、にいなちゃんだったのです(しかもこの日2連勝)。数多くリーチが打てる、いわゆる「ビーストモード」に突入すると、にいなちゃんは止められなくなりますね。神域リーグの「トップえらい」ルールだと、積極的にリーチしたほうが得ってことでしょう。でも、18時配信開始の神域リーグで「おはようさんさんサンライズ〜」の挨拶が合っているかは疑問(笑)。

そうか、第9節と10節で、「サンフラワー」の2人が2連勝を達成したんですね。私は2人ともチャンネル登録数が1万人前後だった頃から見ていたので、ちょっとエモくなっています。にいなちゃんに関しては、活動初期の九蓮宝燈とか見せてもらいましたからね。

あれからもう3年経ったのか〜。おじさんはウルッと来ています。


しかし、第10節を観戦した好事家の皆様は、こちらの配信に出演した2名が第10節で1回ずつラスになったことを注目していたみたいです。

私にはよくわかんねー世界ですわ(笑)。しかし、その配信は視聴数がエグかったみたいだから、よほど需要があるんでしょう。ちなみに、「お姉ちゃん役」のほうは、プロ3人卓に放り込まれてのラスでしたね(私は勝っちゃう可能性すら感じましたが)。でも、ルイスは普通に強いので、別にプロが相手で不憫とか感じなかったですわ(笑)。

そういえば、あの配信を欲していたであろう人は、無知な私でもすぐに1人思い浮かびました。

おい千羽(笑)。何も知らない私は、アーカイブで先にこっちの配信を視聴したので、しばらく「この人はさっきから何を言っているのか?」って首を傾げていました(サムネだけじゃわかんねーもん)。ようやく私がすべてを察すると、「アンタ何しとんねん」と画面の向こうにツッコまざるをえませんでした。まぁ、気持ちはわからんでもないが。

これはあくまでも麻雀のnoteなので、これ以上は2つの配信内容について言及することは控えさせていただきます(笑)。だって、〇ョタって私の専門外だもん。私から言えることは、「そういう配信をしている人たちが一堂に会して、真剣に麻雀を打つのが神域リーグなんですよ」ということです。全てが「そういう配信」ではないのですが(笑)。


これで第10節までの30試合が行われ、神域リーグ2023のレギュラーシーズンが終わりました。

画像出典:神域リーグ2023 第十節・本配信

チームヘラクレス、いや空星きらめ選手の1人勝ちで、ファイナル進出チームが決定。5戦打って200ポイントオーバーはエグいて。というわけでMVPおめでとうございます、って言おうとしたら、個人成績はセミファイナルとファイナルの成績も合算されるのね。大きくマイナスしていたグラディウスの4位浮上も感慨深い。

さあ、ここからが未知の領域です。去年はセミファイナルやファイナルが設けられていませんでしたからね。まずは、ファイナルに進出できる残り3チームがどこになるか注目です。……あと2回で今年の神域リーグは終わりかぁ。


おしまいに

まずは、第8節から10節まで2週間もなかったんですよね。そんな短い期間でいろいろと準備をするのは大変だったと思います。主催者の天開司さんを始め、関係者の方々のご尽力には、感謝の念に堪えません。ク〇暑い中、ホントにご苦労様だよ。

きらーめの5連勝は阻止されましたが、その裏で大記録が生まれました(笑)。

【問題】
43344422233 → おおいたかはる
11113 → ???
この「???」に入る人名は?

ってクイズを出してみたら、麻雀ファン(あるいはVtuberファン)以外は答えられないでしょうね(笑・もちろん答えは「そらほしきらめ」)。やっぱり神域リーグ怖えぇわ。神域リーグで打ちたくないって気持ちもわからなくはないけども。

それで「麻雀を打つと蕁麻疹が出る」などとタワケたことを言いやがりましたが(笑)、こばみさ(小林未沙)さんの返しが素敵でしたね。「シャワー浴びてムヒ塗ってベビーパウダー塗ってください」「蕁麻疹も多分ムヒは効くから大丈夫」ですか。いいお母さんしてるなぁ、って感激しちゃいました。もうすぐ2人目を出産するのだそうで、私からは「頑張ってください」とだけ。

あと、試合後インタビューでついついたかちゃんと検討(第10節に2回)を始めるずんたんが好き。あれこそ良い意味で「麻雀バカ」ですよ。またずんたんには、晴れの舞台に戻ってほしいなぁ。神域リーグも大舞台ですけど。




《おまけ》

最後に、私が最も言っておきたいことをツイー、いやポストしたものを貼っておきます。

何よりも、「神域リーグ2023_つまらない」というワードで検索している人が存在するという事実が悲しいですね。好みは人それぞれだろうけど。


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