見出し画像

神域リーグ2023の第2節から第4節をまとめて見ておじさんは思いました

おじさん(これを書いている人)が書いた神域リーグ2023のnoteが思った以上に読まれているようです。第4節が行われているのに、第1節のnoteにスキが付いたりするんですよね。改めて心より御礼申し上げます。おじさんのnoteのどこが良いのか本人は知る由もないのですが、それだけ神域リーグへの関心が高いということなのでしょうね。

おじさんは6月9日から20日まで入院していて、その間にも神域リーグ2023の日程が消化されました。結果は何となく知っていましたが、いつ見ても神域リーグは面白いですね!なので、おじさんのnoteで良ければ、また神域リーグ2023についてつらつらと書いていきたいと思います。あくまでもおじさんの主観でnoteは進めますが、それでも良ければ是非読んでみてください。

トップ画像出典:https://www.youtube.com/watch?v=G8yMXxscPFg


第2節:校歌は2度流れる

別のnoteで「5チームだから5人打ちみたいに1日5試合やるかも?」って予想していましたが、神域リーグ2023は抜け番制を採用することになりました。私の予想なんてそんなもんです(笑)。でも、たまに当たります。それはともかく、ヘラクレスが第1節の抜け番だったので、第2節が初登場となりました。

第2節の第1試合は、にじさんじの2人がMリーガー(監督)2人に挑む格好となりました。そりゃもちろん技術面などはプロのほうが上に決まっていますが、Vtuberが全力で真正面からぶつかるのが神域リーグの良い所なんですよね。同時にそれは、麻雀という競技の良さとも言えるのではないでしょうか。つまり、プロにもアマチュアが勝てる可能性もあるってこと。

特にオーラスは激しい展開になりましたね。

ラス親はずんたん

並びは上の画像の通り。それぞれの条件は、

  • 村上淳監督:ノーテン終局でトップ

  • 空星きらめ選手:5200直撃または満貫ツモでトップ

  • 渋川難波監督:跳満直撃または倍満ツモでトップ

  • 天宮こころ選手:満貫出アガリで3着

といった感じでした。それぞれに条件が残っていたんですね。

そのオーラス。

まずはずんたんがテンパイ
きらーめが2・5萬待ちでリーチ
あまみゃが7ピン単騎のチートイツ赤赤で追っかけリーチ
渋が4・7ピンでさらに追っかけリーチ

3人のリーチを受けて、ずんたんはオリを選択。誰もアガらなければトップになれました。しかし、

あまみゃからの2萬をきらーめがロン!
リーチ・平和・ドラ2で満貫(神域リーグ&Mリーグルール)
ずんたんを逆転!!!!!

8800点差だったので満貫出アガリだけではきらーめのトップに足りなかったのですが、あまみゃと渋がリー棒を出していたので条件を満たすことに。ヘラクレスとしてはこの上ないスタート、さらに空星きらめ選手の神域リーグデビュー戦としてもベストの結果でした。にじさんじ麻雀杯優勝はダテではない!

試合後のインタビューに異変が。なーんか薄っすらと曲が流れているなと思ったら、ヘラクレス学園の校歌が流れてきました(笑)。私は初めて聞いた時に「なぜ校歌なのに最後で変調してハモる?」とツッコミたくなりましたが、まさか大会でも使われるとは。でも音がちっちゃかったなぁ。第4節で改善されたからいいけど。


さらに、この日は第3試合で因幡はねる選手が大爆発。12000・12000・4100オールの3連続アガリが強烈で、70000点(90ポイント)以上を稼ぐ大トップとなりました。つまり、この日はヘラクレス学園の校歌が2度流れたんですね。ヘラクレスの日だったといえるでしょう。

あと、解説のじゃが(仲林圭プロ)うるせぇ(笑)。「ナイスゥ〜」はわかるとして、「リーツァ」(私のnoteは麻雀ビギナー以下がメインターゲットなので改めて説明しますけど、リーチのことをなぜか「リーツァ」って仲林プロはよく言います)って。「少しはプロらしい解説やれやw」と思いましたが、神域リーグの盛り上げに一役買ってたからいいか。鈴木優プロとの「UKコンビ解説」は好評だったようですね。


第3節:レイード君の「天丼」

天丼/てんどん

同じボケやギャグを、二度、三度と繰り返すことによって笑いを生み出す手法。天丼に海老天が二本入っていることに由来すると言われる。

出典:お笑い用語辞典 https://owa-rai.com/

「さっきもそれ言うたやないか〜い」ってツッコミを引き出すボケのことが「天丼」なんですけど、これを第3節で白雪レイド選手がやってたんですね。藤島じゅん先生の漫画にもなっていました(笑)。

  • 第1試合終了後インタビュー「次出る方はめちゃめちゃ強いので、期待して待っててほしいです」

  • 第2試合終了後インタビュー「次出る人はマジで強いです」

結局、この日はアキレスからレイード君が3試合連続で出場するっていう。ホントにアキレスの監督は麻雀打ちたくないみたいですね(笑)。どうやら「連対(2着以内)すれば次の試合も出場」という作戦があったみたいです。

それはまあいいとして、レイード君はマジで強いわ。特に仕掛けの上手さが際立ってますよね。私は門前でドラをたくさん使いたい「あまみゃ打法」の使い手なので、仕掛けて捌き切れる打ち手を尊敬しています。

この日だと、私が感心したのは第1試合の東3局1本場ですね。

白雪レイド選手は南家(右)
8巡目

ここまでレイード君は、他の3人と比べて特に進んでいるようには見えません。でも、567三色を意識した6ピン先切りや、親の現物である2ピン残しが見られます。既にいくつか工夫が入ってますね。とはいえ、ずんたんやたろうくんから後れを取っているように見えます。

すると、

567ピンで両面チー
567ソーで両面チー
カン6ソーを自力でツモる

これで4・7萬テンパイ。一気に先頭にまで躍り出ました。特に567ソーのチーは、門前守備派から見れば「よくその形で鳴けるよな〜」って感心しちゃいます。カン6ソーの形が残りますからね。でも、6ソーをツモっちゃうんだから強いわ。

しかし、

監督2人がリーチ

たろうくん・ずんたんと立て続けにリーチ。どちらも2・5ソー待ちでダブロンの危機もあったのですが、

4萬をツモ
価値ある300・500

2軒リーチを搔い潜って、見事に交わし切りました。すごいな~。おじさんはこういうアガリができないんですよね。流派が違うというか、1000点でこういった仕掛けをやろうと考えないんですよ。

もちろんレイード君は鳴き仕掛けを使うばかりでなく、しっかり打点を伴った門前でアガる手も作ります。好形高打点だけなら多くの人はできることですが、こういう捌き手も使えるのが強さなんでしょうね。私はこういうリスキーなことを滅多にしませんが、「こういう技も使える」っていう引き出しの多さは見習わなければいけないと思います。

この日の白雪レイド選手は、2・1・1着のプラス120ポイントオーバーと、ほぼ完璧な結果を叩き出しました。さすが自分で「次は強い人が出る」と言っただけある。いや〜強いわ。(諸問題はこの際無視して)もしレイード君がプロ団体でデビューするとしたら、B2リーグくらいからスタートしても互角に戦えそうじゃないですか?


第4節:あまりにも不遇なグラディウス

まず、この節は空星きらめ選手の大三元をふれないわけにはいきませんよね。画像はhttps://www.youtube.com/@SorahoshiKirameより拝借します。

配牌は白2・發1・中1
白と中を鳴けた
6萬7萬残しが良かったですね
5ソーと發のシャンポンでテンパイ
 發をツモって役満達成!

私だったら大三元をアガれなかったかもしれません。もちろん大三元は狙っても、小三元ホンイツとの両天秤にして6萬7萬を払っていただろうから。途中から大三元1本に絞ったであろう、空星きらめ選手の手牌進行が見事でした。

もう1つ、南1局で「ドラ(北)絶対切らないマン」になったのも嫌いじゃないですね。早い段階で北を処理できれば良かったんですけど、2フーロとリーチが入ってしまっては、トップ目という立場ならドラを切らずにオリて正解ではないでしょうか。自称守備派の私でも、テンパイしたら北は切っていたはずなので、我慢強さに感心するばかりです。そういえばきらーめって、にじさんじ麻雀杯でゼロ放銃優勝して、守備に定評がある選手でしたよね。


それよりも、私が第4節で気になったのが「グラディウスの不遇っぷり」です。

まずは、第1試合の朝陽にいな選手。やっぱりこの場面でしょうか。

渋谷ハル選手が2・5・8ピンのテンパイで8ピンを掴む
その8ピンを切ってしまう

北切りでチンイツを目指すのが自然でしょうか。なのに、8ピンが切られたんですね。本配信でも、8ピンをキャッチした瞬間に、にいなちゃんのアイコンが稲妻のマークになったのが確認できます。8ピンを切った後は回線が復旧したようで、実に惜しい。

にいなちゃんの配信を見ると、もっと悲惨ですね。

渋ハルが4ソーを切る(テンパイ)

上の画面の次の瞬間が、

何故か河に8ピンが勝手に置かれている

こう切り替わっていたんですね。にいなちゃんからすれば、「いつの間にか18000点放銃したことにされていた」わけです。こんなの不遇過ぎるだろ。

ネトマの良さは、進行が早いのに加え、リアマでよくある見せ牌や牌こぼしなどとは無縁なことではないでしょうか。誰も望んではいないチョンボを防げることが、ネトマの良さの1つだと私は考えています。ロンやツモの見逃しを防げたり、具体例を出せば237でチーすることを防げたりもしますね(ASAPINさんスイマセン)。

でも、ネット回線の不具合が出ちゃうと、もうどうにもならないですよね。切りたい牌が切れなかったり、勝手にツモ切りされたりするのはねえ。まさか神域リーグ本番でそれが出ちゃうとは。不具合が出た原因は知るはずもありませんが、そういうことで試合結果が左右されることはなくなってほしいですね。


さらに、第3試合に出場した天開司選手にも、不憫な場面が続きました。

リーチ後に一発で当たり牌の6ピンを掴む
リーチ後に一発で当たり牌の3ピンを掴む
フリテンだった赤5ソーを引いて当たり牌の1ピンが押し出される

この1試合だけでも、責められない放銃が3回もあったんです。そりゃ自分視点の配信は試合終了と同時に切断させたり、試合後のインタビューも途中で逃亡したりしますわ(笑)。しまいには、

第3節エンディング
第4節エンディング

第3節までは神域リーグ2023主催者としてエンディングに登場していたのに、第4節では出演拒否しちゃってる(涙)。主催者なのに、なんという不遇っぷりでしょうか。調べたら、司さんは第4節終了後からしばらく麻雀関連の配信をしていませんね。そりゃそうだろう…。

まだ30分の12

こうしてチームランキングを見てみると、グラディウスはつくづく不遇だなと思わざるをえません。しかし、神域リーグルール(≒Mリーグルール)だと1試合で100ポイント稼ぐことも可能なので、1節でマイナスを完済することだってありえます。「200ポイント稼ぐ」と宣言した渋川難波監督が、この日にチーム初トップを取れたという明るい材料もありました。グラディウスの巻き返しに期待したいですね。


おしまいに

神域リーグ2023は日程がタイトですよね。

第2節から第4節は毎週試合があったような感じだったし、5節と6節は中5日、8節と9節は中4日しかありませんからね。日程調整に時間が掛かった様子が窺えます。おじさんのnoteは結果速報ではないので、1節3試合が消化されるたびにnoteを公開するのは無理だなぁ。このnoteみたいに、何節かまとめて書くことになりそうです。

そういったこともありますが、神域リーグが麻雀への入り口に最適なコンテンツであるという私の考えは変わっていません。ちょっとでも「麻雀ってどんなものだろう?」と思ってくれれば、まずは神域リーグを見てほしいですね。まだ今季は半分も日程が終わっていないので、これから見ても十分に間に合いますから。おじさんのnoteも、少しでもそういったことに役立つと嬉しいですね。

それと、回線の不具合で試合結果が左右されることがなくなることを願うばかりです。


special thanks to

https://www.youtube.com/@tenkaitsukasa

https://mj-news.net/

https://kinmaweb.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?