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シールアートで、夜景旅行

会社の文房具置き場で見かける
あのシール。

あのシールが夜景になったときいて
「シールアート 大村雪乃展 夜景旅行」に
いったきた。

どこの会社の文房具入れにも大体あるけれど
使われているところをみたことがない。

なにに使うのかずっと不思議だったけど
夜景になれるなんて、すごい特技じゃないか。


会場は、岡山県にある新見美術館。

岡山駅から伯備線に乗り換え、
特急やくもに揺られて1時間。

ちょっと迷ってたどり着いた新見美術館には
世界中の夜景が広がっていた。

離れてみると写真に見える
近くでみるとたしかに丸シール!


丸シールが夜景を描く。
こんな世界があるなんて!

近づいては離れ
離れてはまた近づいて。

ぐっとくるポジションで
じっと見つめる。

写真に見えるし、
アクリル絵にも見える。

なんだこの技法は!!

どんな景色も表現できる。
丸シールに不可能はない。

横浜も
仙台も
大阪も
北海道も

絵の具や写真では出せない
鮮やかで、どこか妖しい美しさ。

ずっと見ていたい。
だけどもう行かないと。

名残惜しい気持ちで坂を下り
新見駅から岡山駅に帰る。

シールアートの美しさが
心に焼きついて離れない。

小さなシールには
無限の可能性がある。

夜景旅行で教えてもらった。

なにに使うの?じゃなくて
どう使おうか、という気持ちでいよう。

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