satoshi_mizo

ユーグレナ社の経営企画とかジーンクエストの取締役とかしています。 その前は、プロセスエ…

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ユーグレナ社の経営企画とかジーンクエストの取締役とかしています。 その前は、プロセスエコノミーのプラットフォームENU(https://enu.jp)を立ち上げてました。 さらにその前は、フリービットというIT系ベンチャー企業で色々やっていました。

最近の記事

生成系AIが生み出したモノの価値とは

昨今、生成系AIがブームですが、ご多分に漏れず自分も色々触ってみて思うところがあったので、忘れないうちに書いておこうかなと ↑にも画像があるけど、これMidjourney先生が生み出したものです プロンプト的には全然難しくないもので、以下を入力して生成されたもの 以前、アイスランドに行ったときにオーロラの写真を頑張って撮影してみたことがあって、それとどれくらい違うもんかと比べてみようと思って生成してみた その結果がこれ いやーキレイよね。よく見るとガビってるけど、まあ

    • さよなら2021年。ようこそ2022年

      なんだかんだで久々の投稿です。 気づけば2021年も終わりますね。 さよなら2021年。ようこそ2022年。 子どもの頃は1999年で世界が終わるんじゃないかっていうノストラダムスがワイワイガヤガヤしてた時期もありましたが、それから20年以上も時が流れてあれはなんだったと思う昨今です。 この2021年をザックリ振り返ると イロイロ アリスギタ イチネンダッタ ということかなぁ。 まずは仕事の話からすると、昨年から細々とやっていたENU(https://enu.jp)が、

      • 伝統工芸とSDGsと、そしてプロセスエコノミーに続く。。。

        今日はちょっと趣向を変えたはなし。 といっても、自分でもここ数日で気づいた内容なので、まとまっていない。。。 伝統工芸に関することを考えていて、ふと気づいたことがある。 伝統工芸って、モロSDGs文脈に乗るんじゃないのか?? ということ。 どういうことかということ、まず伝統工芸品(伝統的工芸品)とは何たるかを振り返ってみると、経済産業省のページにはこう書いてある。 伝統的工芸品とは ・主として日常生活の用に供されるもの ・その製造過程の主要部分が手工業的 ・伝統的

        • モノの価値の変化とこれから

          前回は、ファンコミュニティコマースENUにまつわる個人的な想いを述べさせていただきました。 今回からは事業の背景にあるベースの考え方を以下の3回(仮題)に渡って書いていきたいと思います。 1.モノの価値の変化とこれから 2.テクノロジーの発展が導き出す未来像 3.日本の良きものとは 今回は1回目。 モノの価値の変化について 日本の経済発展を語る上で避けて通ることができないのは、やはり高度経済成長からくる一連の流れだと思う。 特に戦後から高度経済成長期においてはモノ自

        生成系AIが生み出したモノの価値とは

          受け継がれゆくもの

          最近良く考えるのは「伝統」について。 前回書いた、新しく立ち上げているENUのサービスのことを考えていると、やはり避けて通れないのは、「伝統」というものをどうサービスに落とし込んでいくのか。 単純に「伝統」をサービスに組み込むのであれば、伝統的な何かを扱うというのが一番わかり易いと思う。 ただ、そうすると本質的な意味での「伝統」を取り込むことができない気もしていた。 とりあえず、「伝統」という言葉について調べてみた。 伝統とは、古くからのしきたり・様式・傾向、血筋などの

          受け継がれゆくもの

          ファンコミュティコマースENU

          ENU正式サービスリリース以前から携わっていたサービス、ファンコミュティコマースENUが2020年9月17日に数多くの方々の支援の上で、バージョンアップした。 ※「正式サービスとしてリリースした」ことになっているけど、サービスとしては現在構想しているうちの数%ぐらいができたイメージか。 ENUがどうやって生まれたかはコチラ↓をご参照ください。 これまでの流れを大ざっくり書くと以下の通り 2020年4月:しゃちょーからいきなりメールが飛んできて打ち合わせをしたいとのこと。

          ファンコミュティコマースENU

          新しいものを生み出すということ

          久々にnoteを書こうと思ったのは、ちょっと前に新サービスをリリースした。プレスリリースはこちら。 そのことについて少し書いておきたいなと思ったので、これを書いている。 昨今のコロナ禍において、プロジェクトのメンバーがほぼほぼ在宅での制限された状況下でオンラインで打ち合わせを重ねて、最初のバージョンが5月30日に誕生した。 経緯としては、まあ色々あるものの4月の半ばに急に社長からメールが飛んできて打ち合わせしたいということで打ち合わせをしたら、新しいサービス作りたいけど、

          新しいものを生み出すということ

          シン・ニホン

          このnoteは最初に宣言しますが、内容(メッセージ)が無いのであしからず。。。 少し前から色んな所で話題になっている本「シン・ニホン」を読んでみた。 著書の安宅和人さんの本は「イシューからはじめよ」以来、約9年ぶり2度目な感じか。 手元にあった「イシューからはじめよ」が2010年12月11日(第1版 第1刷)で、今回の「シン・ニホン」が2020年2月20日(第1版)なので、時が経ったのを意識せざるを得ない。 「イシューからはじめよ」は、当時某MBA過程にいるときのクリティ

          シン・ニホン

          リモートワークについて

          昨今のコロナ騒動により、当社も業務に支障がない場合はリモートワークが可能となり、3月に入ってからはほぼ自宅で仕事をしています(会社に行ったのは2日間ぐらい)。 今はそれほど多くのプロジェクトも抱えておらず、とある会社との共同事業の運用フェーズに入っているので、場所に依存せず仕事ができる状況なので、遠慮なく自宅で仕事をすることに。 まあ、もともと家でも十分できるだろうと思っていたけど、予想通りほぼ問題なく仕事ができています。 で、気づいたこととしては↓かな。 ・会社までの

          リモートワークについて

          好奇心と課題解決と

          昨日、ある人と話をしていて改めて自分自身のことを色々考えた。 自分の仕事とか何に興味があるかという話になった時に不意に「カオスな状態が好きなんですよねー」という話になり、後々冷静になって考えると「カオスな状態」ってなんだ??と思い始めた。 カオスとは、、、 カオス(古希: Χάος, Chaos)とは、ギリシア神話に登場する原初神である。「大口を開けた」「空(から)の空間」の意[1]。オルフェウスによれば、このカオスは有限なる存在全てを超越する無限を象徴しているという。

          好奇心と課題解決と

          阿・吽

          久々に面白いマンガに出会った。 ある意味日本の仏教を形作った、最澄と空海の物語。 なんとなく歴史の授業で習ったくらいで、あまり気に留めていなかったけど、最近とある仕事で今後「空海」に関するナニかが始まる可能性もあるので、調べようかなと思っていたところで、とあるコミュニティで紹介されていたので読んでみた。 確かに空海の凄さというのはヒシヒシと伝わってくるけど、それ以上に最澄も凄い人だったのねというのが改めてわかったと同時に、この同時代に2人の偉大な人物がいたかと思うと歴史っ

          未来を見通すということ

          未来を見通すことは難しいようで、実はそうでもないのかもしれない。 「未来を見通す」つまり「未来を予想する/想像する」というレベルであれば多分、誰でも見通せると思う。 ただ、それを自分たちが実行できて、見通した未来を実現できるかどうかは別問題。 そんな中、最近の気になるニュースはやはりこちら。 ◯Magic Leap,Inc.との資本・業務提携に合意 https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2019/04/26_00.ht

          未来を見通すということ

          前提条件に隠された罠

          今日は会社が休みだったけど、色々仕事の事をぼんやり考えていると、ふと一つのことに気づいた。 誰かも言っていたような気がするけど 暗黙知の前提条件によるバイアス が知らぬ間に自分の思考を閉ざしている可能性があると感じた。 たまたま年末の28日に出勤していたときに今後のある戦略についての議論になって、その時はふーんと思いながらも少し違和感を感じていた。 (違和感を感じるという日本語の違和感。。。) で、さっきその違和感の正体に気づいた。 この書かれた戦略案は、ある人の思

          前提条件に隠された罠

          2019年はじまりました

          2019年、明けすぎましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 なんとなく正月も3日が経過しようとしているので、来月には忘れてそうだけど、今年の抱負的なモノを述べてみようかと思う所存。 まず2018年に何があったかといえば、、、思い出せない。。。 えっと、スケジュールを見返してみると、、、 1月:MR系のリサーチを結構やっている。某プロダクトの大型案件の提案   着手開始してるっぽい 2月:自社プロダクト系のビジネスモデルをどうするか検討開始。   

          2019年はじまりました

          テクノロジーについて思うこと

          最近仕事でデジタル+リアルみたいな組み合わせで新しいビジネスが生み出せないかということを日々考えている中でふと思ったことがあった。 Webをたまにボーッと見ていると、いくつかの会社が「デジタルとリアルを融合」させて、とか「リアルとバーチャルの融合」とかいう単語を使って、さも最先端なことをやっているふうに見せている記事とかを発見することがある。 でも、これを書いている担当者は何も疑問に持たないのだろうか。 何がいいたいかというと、「リアルとバーチャル(またはデジテル)の融合

          テクノロジーについて思うこと

          顧客体験が与える影響

          世の中UXだーとか、UIだーとか言われ始めて久しく、気持ちのいいUI/UXを作るぞーとか、まあよく聞きますわな。 なんか横文字を並べてるて使ってるといい感じになってくる、一種のまやかしが大嫌いなので今回は敢えて「顧客体験」という言葉を使います。 ※同じくらい「PDCA」という言葉も大嫌い。そんなことを言ってるくらいなら、とりあえずやろうよと思う今日この頃。 で、なんの顧客体験について書こうかと思ったかというと、みんな大好き“zozosuit”です! 2017年11月、ス

          顧客体験が与える影響