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前提条件に隠された罠

今日は会社が休みだったけど、色々仕事の事をぼんやり考えていると、ふと一つのことに気づいた。

誰かも言っていたような気がするけど

暗黙知の前提条件によるバイアス

が知らぬ間に自分の思考を閉ざしている可能性があると感じた。

たまたま年末の28日に出勤していたときに今後のある戦略についての議論になって、その時はふーんと思いながらも少し違和感を感じていた。
(違和感を感じるという日本語の違和感。。。)

で、さっきその違和感の正体に気づいた。
この書かれた戦略案は、ある人の思考から生み出された案(つまり、その人が進めないと行けない事案を達成するために必要な案)であって、僕らが考えないといけない全体像を網羅していなかった。

こういう違和感を感じたときには、「そもそも、これ何でやるんだっけ?」という根本を掘り返すことをしている。そう考えたら、そもそもの本質(いわゆる why)の部分がゴソっと抜け落ちた状態で議論していたんだと気づいた。
Why→What→Howのように大局からブレイクダウンされるべきものが、Whyが無いがために、あらぬ方向に行くことも往々にしてある。

今回はたまたま時間的に余裕があったから気づけたけど、これ気づけなかったらと思うとヒヤッとする場面が出てきた可能性がある。。。

こういった事例以外にも、当然暗黙知やそれに基づいた前提条件を抜いて話をしてしまうこともよくある話で、それがバイアスとなって本来考慮しないといけないユーザー像であったり顧客の姿を勘違い/認識違いしたり、はたまた同じ会社の中でも同一の単語の職種の事を話していても、前職や現職で使っている意味合いが微妙に違うとミスリードしてしまうということも経験上よくある話なので、

★前提条件をあわせる(言葉も含めて)
★イシューを確認する

ということは改めて重要であるということを再認識した次第。。。

日本語って難しい。。。

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