見出し画像

19-20 リーグアン第一節 PSG vs ニーム戦

ついに、19-20シーズンが開幕しました。見出し画像はパルクの新しくなったベンチ。スタッツはアプリのGoal Liveを参考にさせてもらいます。PSG目線で書くのでそこらへんはご了承ください。

招集メンバー

まずはPSGの招集メンバー

プレシーズンで多く起用されたエレーラは負傷離脱により招集外。その他にキンペンベやネイマールもまだ怪我の影響で試合に出場するのは不可能との判断で招集外。逆にあれだけプレシーズンで試合に出て、怪我もないヘセ・ロドリゲスも招集外。

一方ニームの招集メンバー。

GK→ベルナルドニ、ダイアス DF→マルティネス、ブリアンソン、ミゲル、アラクシュ、ルース、ランドル、ブアデス MF→ボビション、パクイーズ、ヴァルス、ヴァルドヴィア FW→フェルハト、フィリッポトー、リパール、ドゥルイェヴィッチ、デンキー

18-19シーズンでニコラペペやディマリア(共に11アシスト)を抑えアシスト王に輝いたサヴァニエ(14アシスト)はモンペリエに移籍。リパールと共にチーム得点王だったブアンガ(8ゴール)もサンテティエンヌに移籍したニーム。オセールから獲得したフィリッポトーは彼らの穴埋めをできるでしょうか。

スタメン

まずはPSGのスタメン

実際は4-4-2というより4-3-3でした。LWGにエムバペでRWGにサラビアを配置。試合前予想ではRSBはムニエという予想でしたが、ケーラーが務めることに。

こちらはニームのスタメン


新加入のフィリッポトーやマルティネスがスタメン入り。守備の時間帯が長く、時には最終ラインに6人が並ぶことも。CKはボビションが担当。

試合結果

チームスタッツ

PSG→ポゼッション75%、総シュート数12本(枠内5本)、CK2本、パス成功率92%(707/765)、クロス数10(2成功)タックル成功率76%(13/17)、デュエル勝利41、空中戦勝利9、1vs1成功数10、インターセプト6、クリア10、ファウル17、イエローカード2
ニーム→ポゼッション25%、総シュート数5本(枠内1本)、CK6本、パス成功率78%(189/243)、クロス数17(5成功)タックル成功率56%(9/16)、デュエル勝利52、空中戦勝利15、1vs1成功数6、インターセプト6、クリア18、ファウル8

個人スタッツ

シュート→エムバペ5本(枠内2/得点1)、カバーニ3本(枠内1/得点1)、ディマリア1本(枠内1/得点1)
チャンスメイク→エムバペ2(アシスト1)、ベルナト1(アシスト1)、フェルハト2
パス→ディアロ(110/115)シウバ(104/108)ヴェラッティ(99/105)
クロス→ボビション(3/9)フェルハト(2/3)ケーラー(1/1)
デュエル(空中戦)→フェルハト(6/6)リパール(5/8)マルキーニョス(2/7)
タックル→アラクシュ(4/5)ヴェラッティ(4/4)ベルナト(3/3)
ドリブル→エムバペ(3/8)フェルハト(2/3)ディアロ(2/2)
インターセプト→ブリアンソン2、アラクシュ1、パクイーズ1
ボール奪取→アレオラ10、ヴェラッティ8、マルキーニョス7
セーブ→ベルナルドニ2、アレオラ1

気になったところ

リーグ開幕戦を迎えたPSG。注目は新加入ディアロとサラビアのチームへの融合という部分です。強豪相手にどれだけ出来るかは未知数ですが、ニーム相手になら十分にプレー出来ていたのではないかと思います。まずはディアロですが、ビルドアップのクオリティは非常に高く、41分に見せたエムバペへのスルーパスなど攻撃面への貢献はかなり良かったと思います。ほとんどの時間でPSGがボールを保持していたので守備に関して評価するのはまだ難しいですね。サラビアも違和感なくチームに溶け込めていました。直接ゴールに関わることはなかったものの、18-19シーズンにスペインでみせた活躍(12G13A)やプレシーズンでのことを考えれば、そのうちゴールやアシストは見せてくれるでしょう。ただ、それでもやはりディマリアのほうが序列は上でしょうね。ニーム戦もトロフェ・デ・シャンピオン同様に途中からの出場となりましたが、5分後にはゴールを決め、エムバペにアシストもののパスも出しました。31歳にして化け物じみたプレーに加え安定感を手に入れたディマリア。トゥヘルとの出会いも一つの要因かもしれません。

次に気になったのは中盤のボール奪取です。この試合のボール奪取のスタッツを見てみるとヴェラッティとマルキーニョスがかなりボールを回収していることがわかります。そしてここからPSGの攻撃が始まります。その最もたる例がディマリアの3点目で、ヴェラッティのボール奪取からの素速い攻撃でゴールを奪っています。この二人に加え、新加入のゲイェがうまくフィットすればさらにPSGの攻撃力は増すでしょう。

最後に、PSGサポーターのネイマールに対しての反応です。

とまあ、こんな感じでサポーターたちはネイマールに対しての怒りを爆発させました。イブラヒモヴィッチに代わるクラブのアイコン、そしてCL制覇の切り札として獲得されたネイマール。しかし、CL制覇はもちろん、イブラ神の代わりにもなりきれず、チーム合流日に無断で欠席し、あげくのはてに「キャリア最高の思い出はPSG相手に6点決めて逆転勝ちしたこと」と言ってしまうのだからこの反応は当然でしょう。しかし、CL制覇ということを考えればやはりネイマールの力は必要と言わざるを得ないです。あと一年は辛抱してほしいと個人的には思っています。今が売り時で、これを逃すと高く売れないのは承知の上です。

おわりに

カバーニの義務得点(カバーニが一試合一得点を決める様子)に始まり、分母貯金(カバーニが決定機を逃すこと)やヴェラッティのイエロー(ヴェラッティはイエローをやたらもらう)などまさにPSGといった試合でした。マッチレビュー的なものを書いてみましたが、なかなか面倒なので続けられる気がしないですね笑。重要な試合の時だけ書こうかな…というわけで、またどこかでお会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?