人生は終わりのない旅のよう。
その旅の中で、私たちは日々学び、成長しています。
このプロセスはスパイラル状になっていて、繰り返し同じ景色を見ているようで、着実に視座を上げています。

過去に、人生スパイラルアップするための戦略として記事を書きました。
この戦略＜収集・実践・継続＞三部作の前提は、スパイラルアップの道の作り方です。道を辿っていくと、必ず壁に当たります。

その壁を乗り越えることで、平面で同じステージをぐるぐる回る人生から一段抜けて、螺旋状に駆け上がっていけるようになります。
これをスパイラルアップする人生と称しています。

では、人生をスパイラルアップさせていくために、壁の乗り越え方をご紹介していきます。

視座（次元）を上げる

壁が出た時に、スルーすることもできます。あえて乗り越えないでいると、同じステージに留まります。それを選択することも自由です。
でも、成長したいと思ったら、壁は乗り越えて視座を上げる必要があります。
視座が上がると、これまでのレベルでは解決できなかったこと、乗り越えられなかった壁を越えられるようになります。

かのアインシュタインも、こんな言葉を残したとか。

例えば、風邪を引いたとします。
その風邪を治すために、対処療法として薬を飲むと症状は緩和され、いずれ治っていきます。
でも、身体の根本的なところ「免疫力」に変化はないので、風邪の引きやすさという意味では変化が生じていません。
では、視座を上げて、病気ではなく、人体として向き合ってみます。
予防する意味では、風邪の原因となるウイルスや細菌を取り込まないような処置をするでしょう。
また、根本的に自己免疫力を上げるために、普段何気無く摂取している身体の負担となるもの（過度な薬、お酒、タバコ、食品添加物など）を避けて、腸活に励みます。腸を整えることは、免疫を強くすることが分かってきているためです。
同じように温活もします。体内温度が上がると、外部から侵入した細菌やウイルスへの抵抗が強くなります。風邪をひいて熱が上がるのは、侵入者を撃退するため、だから普段から基礎体温を上げるための、習慣を取り入れます。

病気という現象から、人体へと視座（次元）を上げて考えた時に、問題が解決できる良い例ですね。

３つのステップ

では、視座を上げるために壁を乗り越えるための秘訣を伝授します。
以下の３つのステップを、壁が出てきたタイミングで意識的に行うことです。

1. 手放す

2. 満たす

3. 繋がる

この３ステップを繰り返していくことでスパイラルアップしていきます。
先ほどの、風邪の例で説明していきます。

Step1. 手放す

全てを一気に止めるという意味で手放すのではなく、自分に心地よくないものを手放します。生活習慣を見つめ直し、悪習慣を手放します。
嗜好品は適正量に、コンビニでの買い物は控えます。
夏であっても、キンキンの冷たい飲み物は控えて、氷も使いません。常温か温かい飲み物だけを飲むようにします。
慢性頭痛があっても、毎日薬を飲むのではなく、本当に痛い時だけ頼ります。
場合によっては、デトックスをして有害な重金属類や、悪い腸内環境を一掃していきます。

Step2. 満たす

お散歩やストレッチ、マッサージなど、からだが気持ち良いな、循環しているなと思うことに時間を使います。
お風呂はシャワーで済ませずに湯船に浸かって、足からリンパを流して。
からだが本当に欲するものに耳を傾けて、シンプルな食事を、ゆっくり時間をかけて味わいます。

Step3.繋がる

自分の身体が何を言おうとしているのか、耳を傾けて、声なき声と対話していきます。自分と繋がる時間を愛でて。
瞑想をして身体や地球や宇宙を感じたり。
親しい人たちとの対話で温かい気持ちになったり。
自分、自然、家族や仲間、つながりを感じる時間を持って、自分自身に還っていきます。

免疫力アップに向けて３ステップを簡単に書いてみました。
こういう生活をしてみると自然と健康に近づくように思いませんか？

「からだの声を聴く」とmedelifeでは伝えていますが、この言葉の通り。
身体が変わると、心が変わり、さらには人生が変わっていきます。

勇気は必要

今あるものを手放すことも、自分を本当の意味で満たすことも、実はとっても勇気が必要なことです。

今あるものを手放すことは、コンフォートゾーンと言われる安全地帯を飛び出ることでもあります。知らないうちに依存的になっていることや、執着から脱却する。
そこにはちょっとした勇気が必要です。

満たすことも、自分自身を愛する、許す勇気が必要です。自分のための時間を持つこと、自分自身にお金を使うことに抵抗がある人は少なくないと思います。
罪悪感が出てきたり、自分を後回し/犠牲にする方が美徳と感じてしまったり。でも、勇気を出して、自分への許可をしていく。自分が満たされることを味わってみることに一歩踏み出すと、心地よさに心が開かれていくのです。

仲間とスパイラルアップする

一人だと、客観的に見えなくなったり、視座が上がりきらないということもありますよね。
だから、真の仲間と「繋がる」ことで、共にスパイラルアップをしていくことも大切な要素です。
上昇気流をみんなで起こしていく。その方がフワッと力を抜いて、壁を越えられたりするものです。

Comma Labのコミュニティでは、手放す・満たす・繋がるのサイクルを回す仕組みをつくっています。
スパイラルアップしていきたい、という想いがある方は、お気軽にコミュニティの扉を叩いてみてくださいね。
いつでもお待ちしています。

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