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リサイクルではなく「アップサイクル」で”価値あるもの”を社会に流通させるⅡ

不要とされていたモノに新たに”手を入れる”事で新たな商品として販売するアップサイクルの動きが大手販売店でも動きがみられるようになっている。

こちらの記事は、「リサイクルではなく「アップサイクル」で”価値あるもの”を社会に流通させるⅠ」でご紹介したMUJI及びUNIQLO企業の動向の続きの記事になります。

Ⅱの記事では、小売り商品での余剰もしくは行き先を失ったモノを利用してデザインやアイディアを工夫し、「価値あるもの」として世に商品として販売する”アップサイクル”商品について記載致します。

1108竹炭化粧品

出展元:https://www.bambina365.co.jp/item/index.html

増えすぎたために計画的に伐採した竹。その竹に(株)ミネラリストは着眼し、豊富なミネラルが竹に含まれていることに注目。有効利用することに。

竹炭にして抽出したミネラルは、肌のバリア機能を高め、配合したローズマリーなど、天然ハーブの特徴をより引き出す力を発揮するとされている。


竹や竹を燃やして出来た”灰”材に対して、かなり前より専門家も注目をしており、研究レベルでの「有効利用」について発表されている。

今回紹介したものは「商品」として新たな”価値”のあるモノとして市場に登場した。

まだ、他にも「公害のもとになる牛の皮」や「廃棄される柿の皮」、「捕獲された鹿」などを有効利用して商品となったものがある。


2030年までの達成を目指し、国連が掲げた国際目標のSDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称)、17つの目標のうち、目標12では、アップサイクルの様な発想、「モノをつくる側もつかう側もムダをなくして、環境に配慮していきましょう!といったことが求められている。」


持続可能な社会の実現には、このように枯渇していく資源を無駄にせず環境に配慮した商品を生み出していく動きは今後更に求められる。


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