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一寸法師考察

友人と話をしていて
ふと気になった

一寸法師

内容を記憶していないが
みんなが知っている。

あらすじ
じいさん ばあさん
寂しくて
すんげーちっちゃくていいから
子供が欲しい
神様〜

なんでか 産まれました
すんげーちっちゃい子
一寸法師と名付けよう
一寸法師が言う
町に行ってみたいんだわさ!
じいさんは針で刀を作ってやった
ばあさんは お椀の舟に箸のオールを渡し
川をどんぶらこっこ
町に付き
金持ちそうな家に入り
まんまと 娘の護衛役になる
娘とブラブラしてたら
鬼に襲われ
喰われつつも鬼を退治
鬼の所持品から 打出の小槌を入手
わしを大きくしてけろ!
で 立派な青年になった
一寸法師は
娘と 幸せに
暮らし
ました
とさ
めでたしめでたし


まあ だいたい こんな話なわけだが

まあ
なぜ産まれたか
は とりあえず大人の事情として
置いておこう。

一寸法師と名付けました

じいさんは 知っている...
こいつが これ以上成長しないやつだと
まあ たまに チビと名付けたがバカでかい犬
になってしまった
とかは あるのだが...
そして 法師 は この青年の半生に
全く意味がない
仏門と関わりがないのである。

急に恩知らずに町に行きたいと
言い出したあげく
3センチしかない生き物を
護衛に雇うなんてことがあるわけ

え?雇うんだ...
もはやアレだな

えーなにこれーかわいいんですけどー
ねーパパー飼っていいーでしょー

な 展開だったに違いない。


鬼 だが
まあまあの確率で昔話の鬼は

丸呑み で 生還

である
いいか鬼
よく聞け
確実に仕留めたかったら
噛み砕け!!

奥歯無いのかしら...

さて
打出の小槌とやら
なんでも願いを叶えてくれる

おらを大きくしてけろ!

なんたる自己中か...
私利私欲丸出しの命令。
これはもう

拾った金で美容整形した

と 同じ意味である。


無事大きくなったので
娘と 幸せに暮らしました

とさ

とさ! とさじゃねえ!

寂しくて神様に頼んだ
ジジババは どこいったんだよ!
お前は 自分のことばかりか!!


まあ 僕の考察というか
うがったもの考え方のせいで
この物語が
いったいなにを伝えたかったのが

迷子になりました。

という はなし

めでたしめでたし

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