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他の誰でもなく 正門良規がソロコンを任された理由を考える

先日、大阪松竹座に正門良規SoloLiveShow with関西ジャニーズJr を見に行った。
そこで今回は、現在高いスキルを持つ多くのジャニーズJrがいる中でなぜ正門くんがソロコンを任されたのかについて私なりの思いを垂れ流していく。

※⚠️ネタバレあります。また、私は正門担ではありませんご理解ください。

現在ジャニーズJrには東西関係なく多くのグループが存在しているため、個人戦というよりグループ戦という雰囲気が強くあると思う。そんな中での今回の異例のソロコン。発表された時から実際にこの目で見るまで、内容の想像も会場の雰囲気も掴めなかった。しかし、実際にこの目で見て、正門くん”だから”この時代にソロコンを任されたのだと私は強く感じた。

ソロにおける”平等”の絶対 

ソロコンを行うにあたり、今までのグループとしてのライブと1番違うところは主役がたった1人であるところだと思う。この主役が1人であることによるデメリットが考えられることがある。それはファンサだ。
ジャニーズのライブにおいてファンサに重きを置いているファンも多くいると思う。通常のライブであれば会場に各グループのメンバーそれぞれのファンが点在している状態だが、ソロとなると会場のほとんどが正門くんのファンという状態になる。そうなると限られた時間の中で会場全てのファンにファンサをするのは現実的に不可能であるし、1人でできるファンサの量も限られているし、まず彼のセールスポイントは西のリア恋なのに特定の誰かにファンサをすれば会場のほぼ全てを埋める同担が辛くなるだろう。だからソロコンをする上で”平等”は絶対だと私は思う。 そして実際に正門くんは”平等”を絶対にしていた。特定のファンサの代わりにMC前に客席のライトをつけて、彼からファンの顔が見えた状態で会場の端から端までお手振りしていった。また、ラストの方のBreakthroughとFireBirdではバックについたJrがファンサを繰り出す中、正門くんはど真ん中でギターを弾きながら自分を魅せていた。きっとソロコンをやる上で沢山考えたの彼なりの配慮と優しさの賜物なのだろう。中々ここまでセトリやパフォーマンス以外の細かい配慮が出来るJrは居ないのではないだろうか。

自分を魅せるのが上手い

新旧関わらず有名曲からマイナーな曲まで上手く入っているセトリだと思った。 正門くんは類を見ない顔も声も渋めなアイドルだからこそ少し影のある曲が似合うと思う。
『Dye D?』『Monster』の暗くて物悲しいけどかっこいいファンタジー要素のある2曲を世界観に入り込んで歌うのが似合うのは貫禄のある正門くんならではだなと思った。正門くんはリア恋枠なのに叶わない恋が似合う雰囲気があると思うので、愛する相手に近づきたいけど近づけない物悲し恋を描くこの2曲がとても合ってる。
その後はずっと暗いテンションでいるのではなく、春松竹ならではの春ソング『サクラ咲ケ』で盛り上がりを見せた後、ソロコンだからこその横山くんの『cHocoレート』相葉くんの『ディスコスター』大倉くんの『だってアイドルだもん』などのソロ曲が続くのも良かった。また、このソロ曲は普段のAぇのコンサートなら正門くんがやりそうでは無いかな??というような曲ばかりだったのが楽しい。(cHocoレートは末澤くん、ディスコスターは大晴くんとかが選びそうかな?)

何よりも私か感動したのが昔の曲(この表記で伝わる?)×正門良規の親和性!めっちゃくちゃ合う!もちろんリア恋コーナーのような比較的新しい曲も楽しくて良いが、正門くんの良さが引き立っていると感じたのが『まいったネ今夜』『SecretAgentMan』『ミッドナイトシャッフル』『back to Back』
いや〜〜〜かっこいい❕似合う❕令和のジャニーズJrらしからぬ怒涛の昭和選曲が続く後半戦❕Jrが昔の曲を歌うと声質?の感じ的に迫力があるというよりフレッシュでかっこいいという感想を抱きがちだったが、今回正門くんが歌う昔の曲には迫力があるかっこよさがあったと思う。本当に似合うし、ここまで昔の曲を入れてきたとは自分の似合う曲をよく分かってるな〜と感動した。

そして『back to Back』散々周りのオタク達にかっこいい、ソロコンの見どころだと言われていたので心して見て来た。やばい!!めっちゃくちゃかっこいい!この曲自体とても私の好みドンピシャなのでより楽しかったのだが、サビ終わりの「僕は他人の価値観にあわせて生きられない」を歌う正門くんに圧倒されてよりこの曲が好きになった。Aぇがアイドルの王道路線ではないからこそ、Aぇそのものを王道にしたい(意訳)と言ってた正門くんがこの歌詞を歌うからこそ出る説得力や熱意があると思う。力強くこの歌詞を歌いきる彼を見て心の底からこの曲が似合う人だなと思った。

そして本編ラスト曲『止まらない想い』

君に降る悲しみや痛みを 受け止めて守る事が出来たら たとえ心が凍えても 届けたい全てを 止まらない想い

正門くんは辛い時や悲しい時疲れた時に見ることで明日の活力をチャージするためのアイドルだと思う。疲れた時に癒して欲しくて、大丈夫だって思える安心感が欲しくて寄り道したくなる実家系アイドルだからこそこの曲が映えるなと思った。このソロコンを通してアイドルとファンという関係における1番のラブソングはこの曲かもしれない。

おわりに

今回のソロコンはどんなセトリで来るのだろうととっても楽しみにしていた。予想通りラブソングが多かったが恋人に対する愛を伝えるためのラブソングというよりアイドルがファンに愛を伝えるためのラブソングを選んでいるところが少し意外だったが、これからもアイドルで生きる彼なりの意思表示と感謝の形なのかなと思った。また、弾き語りとか渋い曲とか正門くん自身が1番輝ける曲を持ってきているところが”正門くんの”ソロコンである醍醐味だと感じた。そして何よりもラストに関西アイランドとかバンバンッとかの関西Jrの曲じゃなくてAぇのオリ曲を持ってくるところが、今回はソロだけど最終的にはAぇ!groupに還元することを大前提にしてることが凄く伝わってきて最高だった。

以上長々とソロコンの感想を垂れ流してきました。
正門くんのかっこよさに圧倒されるとても楽しい最高のライブでしたありがとう正門くん🙌

そしてこんなにも長いオタ活備忘録を読んでくださりありがとうございました✌️







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