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オーナーであること。


いきなりですが、皆さんは何かのオーナーですか、それとも雇われる側ですか?

最近、オーナーになることについて考えています。
オーナーになると責任は伴うけれど、
・自分で方針を決められる
・舵を取れる
と感じています。

雇われるのではなく、自分で仕事を作る、自分で仕事を取るのが、自分が仕事のオーナーであること。そしてそれは、自分の人生の舵を握ることでは、と考えるようになりました。

そのきっかけになった出来事は以下です。

①映画 Jeanne du Barry
Maiwenが監督兼女優、相手役はジョニーデップ。
ルイ15世時代のヴェルサイユ宮殿にて、ルイ15世(ジョニーデップ)に見初められて、娼婦から公認の愛人まで成り上がる話です。

映画自体が面白く、またマイウェン監督・主演の演技が素晴らしかったので、観終わった後にネットで検索し、マイウェン監督のインタビュー記事を読みました。

その中で、ジョニーデップでさえ、監督の言うことに従わないといけないということが書いてありました。
ジョニーとマイウェンの意見が合わないと「これは私の映画よ」とマイウェンに言われてしまい、従わないといけなかった。
また、どうしても意見の折り合いがつかないと、ジョニーなしで撮影した場面もあったとのこと。
どんな有名人でも所詮「雇われている立場」であり、従業員。オーナー(監督)ではない。
オーナーにNOと言われれば、従うか、部分的に外されるか、またはそもそも最初からキャスティングを変えられる可能性だってある。
どういうふうに作りたいか、どういう俳優を採用するかは、監督次第なんだと実感した。

②物件探し
引越しをしようかと考えて物件を探していました。私の優先順位は「猫2匹OK、2人入居OK」とシンプルにしたつもり。
ところが実際は、猫ダメ、2人入居ダメ、ばかり。また、せっかく希少な物件が出てきても、数日以内に契約しろだの、全てはオーナーの言う通りにするしかない、と不動産屋さんに言われた。不動産屋さんも「オーナーって強いんですよ。NOと言われたらNOになるし。」と。
ここでも、オーナーや所有者、管理者など、そういう立場の自由さや特権について身に染みた。

③仕事
私は今は従業員。
当然だけど、入職の契約書でも「上司の業務指示に従うこと」が規約にあり、サインする。

こうした方が良いと分かっていても、自分の思う通りに動かず、オーナーにいちいち確認しないといけない。
それがどれだけもどかしいか。オーナーは現場を知らないので、判断がズレていることもあり、「自分が現場兼オーナーなら、もっと早く的確に判断できるのに」と感じることが多い。

こっちがYESと思っていてもオーナーにNOと言われればNOにするしかない。
逆も然り、こちらがNOでもオーナーがYESまたはGOと言えばGOするしかない。

仕事って人生の1/3を占めているから、人生の1/3の時間を人の言いなりでモヤモヤしながら生きるのって嫌だな、と感じるようになった。

自分で仕事を持たない限り、これがほぼ一生続くのか…(白眼)

ということで、起業とか大きいことはできないけど、まずは自分で仕事を作って、自分がオーナーになって、営業・採用・サービス提供も含め、全部自分の思う通りに管理したい。
その一歩を踏み出すことにしました。つまり個人事業主を始めることにしました。
まずはお客さん2人ゲットし、ゆっくりと進み始めています。

その話はまたどこかで。

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