Web3は終わったのか?

いいえ、終わってないです。

そして、Skyland Venturesは、Web3の世界に飛び込もうとする若手起業家を、これからも応援していきます。


Web3 の現状


2022年は、Web3と暗号資産業界にとって今まで最悪の一年とでも言えます。今日の時点で、時価総額の2兆2000億ドルが蒸発し、CeFiのような機関向けサービスの規模は70%以上縮小した。全てはアメリカのアグレシッブな利上げとTerraの崩壊と、3ACとFTXの倒産が起こりました結果です。

しかし、この半年間、業界全体がが莫大なダメージを受けたにもかかわらず、web3は繁栄と成長を続けています。SocialFi、GameFi、NFT市場は持続的な成長を続けており、Lens Protocolは様々な指標で過去最高を記録し、NFT保有ウォレットの総数は継続的に増加しています。 2022年の資金調達額は70億ドル、11月だけで106件以上の資金調達が行って、その総額は約12億ドルじゃく。Web3の未来を本当に信じるビルダーと投資家は、冬がどんな厳しくなっても居残り続くだとう。Web3はきっと、外部の市場環境に左右されることなく、これからもどんどん成長しにいきます。


Web3ソーシャル


Web3ソーシャルプラットフォームのLens Protocolは、様々な指標で過去最高を記録しています。例えば、投稿、コメント、ミラー(リツイート)において、1ヶ月あたりのエンゲージメントはほぼ2倍の約37万件に達しています。


NFTマーケット


NFT Marketは現在、1日の取引量が強気相場時のピーク時の約15%となっています。

Source: NFTGo

しかし、NFTを保有するウォレットの総数は上昇が止まらず、毎週、NFTを購入し保有するウォレットが8万件も増えています。これは、市場とそのユーザーが徐々に行動を合理化し、堅実かつ持続可能な成長へとゆっくりと向かっていることを明確に示しています。

Source: Nansen

2022年7月に初めてロンチされたプロトレーダー向けのNFTマーケットプレイスであるBlurは、2022年12月現在、OpenSeaの週間取引量を正式に上回っています。Blurの成功は、弱気相場であっても成長の余地は十分にあることを人々に示すだけでなく、Web3の市場はまだまだ初期段階で、下克上の余地はまだ十分あるであることも示した。

Source: NFTGo

イーサリアムスケーラビリティ


イーサリアムのスケーリングソリューションは2022年に驚異的な成長を遂げ、すべてのロールアップを合わせたTVLは過去1年間で約3倍ほと伸びた。

Source: L2Beat, Huobi Research

Optimism
Optimismの1日のトランザクションは、過去最高の50万トランザクションに急増しています。参考までに、イーサリアムは1日あたり〜100万トランザクションでその2倍強を処理しています(現在のレートで)。

Arbitrum
Arbitrumの1日あたりの取引件数も今、過去最高を更新中で、競合他社を抜いて1日あたり57万5000件に達しています。

zksync / Starkware
ZK Rollupのリーディングカンパニーである2社は、今年それぞれ5千万ドルと1億ドルの資金調達を行い、業界のトップクラスの力を借りて、EVMネットワークをさらに拡大する準備を整えています。

Source: Crypto fundrising
Source: Crypto fundrising

セキュリティと分散化の未来に向けて


#イーサリアム $ETH 32枚以上を保有するアドレス数が過去最大の128,306に到達した。

ウルトラサウンドマネー
ETHはデフレのウルトラサウンドマネー! まあ、ほとんどね!

EIP-1155と合併後、$ETHの年率発行率は、2022年12月時点で、4.6%から0.005%に減少しています。つまり、現在の$ETHの供給量では、年間ベースで約6,000$ETHしか増えないということです。そして、市況が徐々に回復してネットワークが混雑してくると、ETHの燃焼率が徐々に上がり、年間発行率がマイナスに転じ、$ETHはデフレ通貨となる。

Source: https://ultrasound.money/

ただの厳冬はWeb3投資家を止めることができない

Web3 & DeFiの平均ディールサイズは、シリコンバレーのフィンテック(Web2)ディールサイズより高いであることがまだ続いてる。

Q3_2022_Emerging_Tech_Indicator. (Pitchbook)
Q3_2022_Emerging_Tech_Indicator. (Pitchbook)2022年Q2、クリプトの冬の間でも、Web3ディールはWeb2ディールの2-3倍ほとの時価総額に付けられる傾向がある。

2022年11月、クリプトの歴史の中で間違いなく最悪の月の中に、106件の資金調達があり、その総額は約12億ドルに上りました。
すべての指標にわたるデータから、機関投資家はweb3業界に強い信頼を寄せ続けており、冬の間でも起業家を喜んでサポートしていることがわかります。

Total Number of Financing Projects Between March to November (CryptoUni)

Web3ミーツWeb2


2022年、Web2メガ企業がWeb3を受け入れ、そのインフラが自分達の既存サービスに提供できるメリットを受け入れる兆しを見せ始めている。

Meta <> Arweave
Metaは先日、InstragramにArwaveのデジタルコレクション用分散型ストレージを統合することを発表した!

Google <> Ethereum
Googleは、Ethereumのノードオペレーションのプロセスを簡素化するために、Google Cloudベースのノードエンジンを近日中に立ち上げることも発表している
https://www.coindesk.com/tech/2022/10/27/google-introduces-cloud-based-blockchain-node-service-for-ethereum/?utm_medium=referral&utm_source=feedly&utm_campaign=headlines

Reddit <> Polygon
Redditは最近、Polygonのインフラを活用したアプリ内NFTマーケットプレイスをロンチしました。このマーケットプレイスは既存のWeb2ユーザーから好評で、Polygon経由でRedditのマーケットプレイスに180万子のNFTを鋳造されています。
https://www.coindesk.com/tech/2022/12/12/polygons-nft-market-demonstrates-signs-of-significant-increased-adoption-but-not-growth-in-sale-volume-nansen-data-shows/?utm_medium=referral&utm_source=rss&utm_campaign=headlines


APECにおけるWeb3の可能性


日本、韓国、シンガポール、香港は、世界でも有数の暗号資産ユーザー数を誇っています。そして、日本と香港の政府は最近、暗号資産の規制と課税に関する一連の政策変更を発表し、Web3イノベーションを受け入れる準備ができていることを明確に示しています。

(Huobi Research: Crypto Market Development Maturity Index for Selected Countries)

日本
日本政府は今年10月に研究チームを結成し、暗号資産、NFT、DAOなど、web3のさまざまな分野にわたって徹底的なデューデリジェンスを実施しています。また、政府は今年初め、一連の政策改革を通じて、日本の規制環境をWeb3関連ビジネスに対してより友好的にする予定を表明しました。
https://coinpost.jp/?p=393956

香港
香港政府は最近、暗号通貨取引を個人投資家に開放するとともに、香港をWeb3関連のスタートアップ企業や起業家にとってよりフレンドリーな都市にしたいという意向を表明しています。
https://www.reuters.com/breakingviews/hong-kongs-crypto-push-sets-up-race-bottom-2022-11-22/


最後に


2022年のWeb3業界は、特に最近のFTXの崩壊により、多大なダメージを受けました。TraFi企業は出資を取りやめ、多くの機関投資家も同様にWeb3への信頼を失ったように見えます。しかし、Web3が今後も存続することを示唆するデータとエビデンスは数えないほと存在する。分散型、パーミッションレスの未来という共通の夢を信じるビルダー、投資家、そしてユーザーは、外部の環境がどんなに酷くなっても、この業界に居残りますのでしょう

Web3の未来に貢献したい若手起業家に応援するのがSkyland Venturesのミッションです!
Web3起業に興味のあるかた、ぜひ声をかけてください!


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