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悲しいかな、共感の機会が減ってきます・・・

私は50歳を超えていますが、昔からずっと漫画・アニメ・映画・ゲームが好きです。前にも書いた通りゲームはずいぶんブランクができてしまいましたが、多分今でも好きです。
なかなかまとまった時間が取れないので、どっぷりとはできないのですがぼちぼちゲームも再開してます。
ただ、そんな中、年齢を経て強く思うことは、だんだんと自分が好きなことを他者と共有することが難しくなることです。
これって、悲しいですよね。
でも、仕方のないことかも知れません。それは理解しているんです。
思い返してみれば、自分の好きなことを他者と共有することって、昔から難しかったようにも思います。
親とも友人とも本当に好きなことを共有できないから、なんとなく一般受けするような他者と話を合わせやすいようなネタをわざわざ仕込んでいた記憶すらあります。
その最たるものは、テレビタレントネタやアイドルネタ、お笑いバラエティネタでしたね。正直なところ、ほぼ興味なかったんですが、学校やらで話をするのに必要だったんですよね。
私が中高生だった頃、今のようにいわゆるオタ話を学校やらで気楽にするのはかなり厳しい環境でした。オタバレしたら最後、ほぼ人権剥奪レベルのやばい視線に晒されるのが見えていましたからね。漫画やアニメに関しては、売れているスポ根系や少年ジャンプ系、ガンダム関係でギリギリだったでしょうかね。
でも、Zガンダムあたりは厳しかったなぁ・・・
アニメージュなんて隠れて買いに行っていたように思います。
当時アニメージュで連載されていた「風の谷のナウシカ」をリアタイで読みたかったりZガンダムネタを仕入れたかっただけなんですがね。
なので、考えてみれば当時から、だいぶ警戒心を持って他者と話題を共有していた様に思います。
私以外にも、隠れオタってたくさんいたんじゃないでしょうかね。
隠れオタ同士がなかなかつながれなかった時代ではありました。

今、この歳になって、当時のような警戒心は全くもってなくなったのですが、その代わりに純粋に色々な話が他者と合わなくなってしまいました。
世代的なものもあるでしょうし、その手の話自体をする機会がないということもあると思います。
今の若い世代は、その辺りSNSをうまく活用して、自分と同じ趣味の人たちとかと上手に繋がっているのでしょうね。私などは、まだその辺りがなかなかついて行けていません・・・

よって、結局いつも一人で楽しむというようなことになってしまうのです。
もちろんそれはそれで居心地良いのですが、やっぱり一抹の寂しさを感じてしまいます。
やはり心の奥底では、自分の本当に好きなことを気兼ねなく話せる友人というか人間関係が欲しいと思いますね。心から。
でも、ほぼ諦めてしまっている自分がいるのが尚更悲しいですね。

やっぱ人間ひとりだなぁ・・・と実感する瞬間です。

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