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【APEX】マップ理論【中級者向け】

どーも、バーチャルライブラリアンのエトナです。
今回は私がよく遊んでいるFPSゲーム「Apex Legends」におけるマップ理論について話したいと思います。

マップ理論とは?

「マップのどこに移動すると順位が上がりやすいか」を考える理論のこと。基本的には「有利な位置に移動する方法」で、知識ではなく考え方なのでどんなマップにも適用できます

Apexプレイヤーとしての私は、撃ち合いが特別強いというわけではありません。ダイヤ帯は言うまでもなく、プラチナ帯にいるプレイヤーと真正面から撃ち合っても勝てる機会は多くないと思います。
それでも、シーズン5は両スプリットともソロでダイヤモンドランクに到達しました。

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Apex Legendsは、撃ち合いというフィジカル面だけでなく「考え」が結果に繋がるゲームだと思っています。この記事が、戦術を考える方たちの手助けになれば幸いです。

なおこの記事は、キャラクターの操作等に十分習熟し、戦術を考える余裕が生まれるようになった中級者以上の方に向けた記事になります。初心者向けの記事も、ネタは考えているのでそのうち書こうとは思っています。「ゲームに慣れる」ためにやることとかそういう。

閑話休題。
早速、始めていこうと思います。

①航路を覚える

前提として、私の考えは順位を上げるため、有利な位置を取るための考え方なので「敵の位置を把握すること」がメインになります。そのために最初に行うのが、航路を覚えることです。
最初のドロップシップがどういうルートを通っていたか、すなわち「開幕でどういう風に敵パーティが分布しているか」を覚えておくと以降のマップ移動が組み立てやすくなります。
ジャンプマスター以外の場合、フリーカメラで周りを確認して自チームの直近、隣接するエリアだけでなく、マップ中央や激戦区にどのくらいのPTが分布するか確認しておきましょう。
キングスキャニオンであれば、マップルームを使用することによって全チームの居場所を正確に確認できました。現在は存在しないので、最初の降下の時点で、ある程度チームの密集具合を覚えておくのが重要です。

②通れない壁を把握する

Apex Legendsのマップには往々にして通れない壁(山)があり、エリアが大きく区分けされています。
ワールズエッジではハーベスター=フラグメント間、スカイフック周辺、火力発電所周辺といった具合に「大回りしなければ反対側に行けない場所」がありました。
新マップのオリンパスでも、タービン周辺やフェーズランナー、その他マップ上に黄色に強調表示される「壁」や空色の「落下区域」はそのまま通ることはできません。
そして、その周辺には「そこを通るための狭い道」が存在します。
プレイヤーのほとんどが認識しているとは思いますが、これを以降の情報と組み合わせて使うので、しっかり確認しておきましょう。

③収縮円の中心を確認する

開幕、ラウンド1で確認するのがここです。
収縮円の中心が、②の「通れない壁」で区分されたどこの位置にあるかを確認します。Apexのリング収縮にはランダム性がありますが、「広い方が次の範囲になる確率が高い」のは自明です。ここでのリング予測に関しては、最終円の特定でなくても構いません。次のエリアがどこになるのか、ある程度予測しておくくらいの意味合いです。
シーズン6からブラッドハウンド、クリプトも調査ビーコンを使えるようになったので、第2収縮円まで含めて確認しておけると強いですね。

④敵の移動経路を予想する

敵の位置と、収縮円の中心を合わせると、敵がどういうルートで移動するかが予測できます。
最初の分布で綺麗にばらけたとしても、エリアに向かう時に「通れない壁」の周辺が混み合い、いわゆる「危険地帯」が発生します。ここを「通るチーム」と「避けるチーム」に分けられますが、基本的には避けた方が無難です。先に通り抜けたチームが待ち構えていたりするのでここを生き残るには相当なフィジカルと運が必要になります。
第2収縮以降も「敵がどこにいるか」「次のリングがどこになるか」、そしてそれを踏まえて「敵がどこを通っていくか」これを考えていくのが、マップ理論の基本になります。

⑤強いポジションと遮蔽を確認する

ラウンド3以降は「区分された壁」の中に居ることが多くなると思います。多くのチームがファーミングを終えていて、そうすると次はエリア内の強いポジションを確保しようと動き出します。
「位置が高い」「遮蔽が多い(室内)」などの強いポジションに敵が居るかを確認しながら、そこから射線を切れる位置を探しましょう。
ラウンド3以降で確保したいポジションは「次のエリアがどこになっても移動しやすい場所」です。往々にしてエリア端を確保することになります。複数の敵部隊が残っている状況で「後ろに敵が居ない」という状況はかなり重要です。前だけを見ればいいので、警戒する範囲も狭くなりますし、情報の処理が格段に楽になります。
「守り」が弱い編成である、人数やアーマーに差がある、強いプレイヤーが相手にいるなど、状況を比較して戦力的に不利だと判断できるなら「最も強いポジションを明け渡す」判断も必要です。
強いチームと撃ち合って全滅してしまうくらいなら、一旦ポジションを渡して別部隊と挟むことが出来るような位置へ移動しましょう。

⑥最終エリアに向けて

ラウンド4以降は全部隊の位置を確認した上で立ち回る事が多くなると思います。
考えることは同じで、「敵がどこにいるのか」「次のエリアがどこになるのか」「敵がどこに移動するのか」「それらの位置から射線が切れるのはどこか」これらを考えながら移動します。
逆に、これまでのエリア移動が出来ているなら有利なポジションを確保していることも多くなると思います。その時は有利な場所、一方的に撃てそうな位置を探して移動しましょう。
また、部隊数が少なくなりチャンピオン目前であるなら、「敵部隊がどこで交戦するか」を予想して漁夫の利を取れるように交戦場所に近い、あるいは一方的に撃てる場所を取っておくことも重要です。

以上が、私が普段考えているマップ理論になります。要点を纏めると、

敵の位置を把握して、マップと照らし合わせ、移動ルートを予測する

これだけです。敵の移動ルートが判れば、それから離れて安全を確保することも、そこに向かって戦闘の機会を増やすこともできます。
Apex Legendsにおいて、リングの収縮はランダムですが、マップ上に居る対戦相手は人間です。相手が何を考えているかを想像すれば、どこを通ってエリアのどこに入ろうとするかは自ずと判ってきます。よく言われることですが「相手の立場になって考える」というやつですね。

改めて、今回の記事は「こういう考え方が正解」というものではなく、「私が普段何を考えていて」「考えるために必要な情報は何か」というものです。
何が最適なのか、それは自分の状況、相手の状況によって変わります。千差万別な状況を俯瞰するときに、この記事を一つの選択肢にしていただければと思います。
Apex Legendsというゲームにおいて、考えた戦術がハマる瞬間というのは、最高に気持ちが良いものです。この記事を見て、ゲーム中に考えることの「面白さ」を知っていただければと思います。

普段は、こちらのチャンネルでApexやったりアニメ見たり雑談したりしています。興味が有りましたらフォローしていただきますよう、お願いいたします。

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(なんでツイッチのリンク、チャンネルバナーとか出ないんだろうって思ってる顔)


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