Aの話

(2008.09.11 mixi日記より)

引き続きえとーです。
とても気になることあります。
話す時、文節に「え~」とか「え」とかつける人、気になります。
話の内容そっちのけで、『え~』が気になります。

この前、うちの課長が汚い恰好した工場のオジサン達みんなの前で話してはりました。
この人、ものすごく『え~』使いなのです。

『え~、ガソリン価格のですね、え、高騰を受けてですね、えー、我が社の生産高も、え~』

てな具合です。

しかもたまに、

『Aー、こういう時だからこそ、Aー、皆さんの個人個人の力を、Aー、団結させてですね、Eー、色んな困難がありますが、A~……』

次の言葉の開始が、い行だと、『E』が入ったりするんです。



とても小さなことですが、その『A』や『E』だけ聴いていると、めちゃくちゃに面白くなってきます。
なんでやろ。
知らない?笑


ちなみに課長さん、約5分間の話の中で、『A』を90回近く言っていました。

えとー、カウントしてました。

3分間を過ぎてしまったカップラーメンのごとく伸びきった『えー』
細かく刻まれたタマネギのような『えっ』

そういうのを全部含めました。



およそ300秒の間に90回近く…、一分間で15回、4秒で1回。


この課長の話に、仮に、タイトルなるものを付けさせていただけるならば、それは確実に、

『Aの話』

でしょう。


もうガソリンが高騰したとか、生産が減ったとか、それはすべて話の柱の装飾部分なわけでありまして、

もう絶対に、



『Aの話』


なのです。




絶対っ!(強調)








ギター弾きとしましては、『A』がきて、『E』がきたなら、次は『D』でしょう。









やった、オチた!
(オチてない)



今流れている曲: VENUS / ルースターズ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?